竹書房文庫<br> 猫は宇宙で丸くなる―猫SF傑作選

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竹書房文庫
猫は宇宙で丸くなる―猫SF傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801911918
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

誇り高く孤独を愛するが、寂しさを感じたとき彼らはそばにいてくれる。甘えるが媚びず、気まぐれだが頼りになる相棒。そんな不思議な生き物の名は猫―。マシュマロを焼く天才猫が登場するコイストラ「パフ」、宇宙船に乗せられた“船猫”が活躍するナイ「宇宙に猫パンチ」、傑作の誉れ高いライバー「影の船」など、愛すべき個性豊かな10匹の猫たちが宇宙狭しと跳び回る。名アンソロジストがすべての猫好きとSFファンに贈る、猫SFアンソロジーの決定版!地上でも宇宙でも、やっぱり猫は猫なのだ。

著者等紹介

中村融[ナカムラトオル]
1960年、愛知県生まれ。中央大学法学部卒。翻訳家、アンソロジスト。主に英米のSFや幻想文学の紹介に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

107
見た目は子猫でも実は…なんともいえない余韻を残すラスト「パフ」。優しくミラクルな贈り物「ピネロビの贈り物」。冒頭エドガー・アラン・ポー『黒猫』の引用と切ないラストが印象的な「ベンジャミンの治癒」。舌足らずなしゃべり方は可愛いが口は悪い猫のキム、訳もストーリーも複雑怪奇で読むのに時間がかかった「影の船」、一番のお気に入りはタイトルもユニーク「宇宙に猫パンチ」猫のケルヴィン大活躍!読みやすくスカッとして面白かった。この作品の作家ジョディ・リン・ナイさん本業が《猫を甘やかすこと》👍2020/02/26

hit4papa

93
猫が登場するSFアンソロジー(ホンモノの猫であるかは別として)。作家及び名作発掘の感があり、存分に愉しめます。気まぐれかつ自己中心な猫の本性(?)を取り入れた猫好きにはたまらない、猫嫌いには納得の作品集です。〈地上編〉〈宇宙編〉の二部構成で、人語を解する猫に翻弄される研究者「ヘリックス・ザ・キャット」(シオドア・スタージョン)、宇宙の酒場の出来事「影の船」(フリッツ・ライバー)がそれぞれよろしいかと。「影の船」は、詳しい説明のないまま物語が進む想像力を試される作品で、しんどいながらも感銘を受けます。2022/12/27

sin

73
コイストラ・強制された進化、人間のエゴ。ヤング・少年の短慮?名誉を感傷と引き換えに…。ダンヴァーズ・恋は盲目、または能力の行使を望まなかった男。スプリンガー・魔女!?転生する女神の恋。スタージョン・小市民、飼い猫を犠牲にする!あるいは猫は本当に人間が好きか?ナイ・猫に兵器、謙虚は美徳!ホワイト・宇宙が促す進化、惑星は袋小路…。シュミッツ・これって間一髪!ノートン・女は猫を授かり、やがて男と出逢い冒険し生涯を共にした。ライバー・想像力を試される物語、但し最後の解説めいたくだりはいただけない。2022/01/10

ゆかーん

67
猫とSFという異色のコラボ。【地上編】と【宇宙編】の2部構成になっています。地上編では、不老不死的を予感させる猫たちが沢山登場し、どの猫も人間をおちょくっている感じが否めませんでした(笑)そう考えると、化け猫=不死身というイメージが頭を過るのは、必然的なことなのかもしれません。宇宙編では、あまり猫の存在を感じることはありませんでしたが、SFという目線で見ると、面白いです。入り込みやすいのは地上編だと思いますが、どれも粒ぞろいで、想像の翼が広がっていくようでした!自由奔放な猫らしさを存分に味わえました(笑)2018/02/03

NAO

65
【寅年にネコ本を読もう】地上編と宇宙編からなる猫の短編集。地上編の「パフ」「ヘリックス・ザ・キャット」は、ホラーっぽいオチのSF。「化身」は北欧神話をもとにしたファンタジーだが、神話を知らなくても楽しく読める。宇宙編では、海を行く船のように守り神として宇宙船に搭乗している猫たちが、さまざまな描かれ方をしている。化け猫など、ホラーっぽい、人間に悪をなす、などのよくないイメージのある猫だが、この短編集もそういう話が多い。ファンタジーだとどうしてもそうなるのか。もうちょっとかわいい猫ちゃんを期待していたのだが。2022/01/19

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