竹書房文庫
ロンギヌスの聖痕〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801910645
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

“聖痕”を持つ司祭、ジョヴァンニが誘拐された!ヨーロッパから六〇〇〇キロ離れたハーバードにいたにも関わらず、カルには司祭が連れ去られるのがはっきりと見えた。これはキリストの奇跡、幻視なのか?半信半疑なままイタリアへ飛んだカルだったが、司祭の姉イレーネもその幻を体験していた。ふたりはヴァチカンの教皇庁図書館で、ヒントを探そうとするが、カルが望んだ貸出不可の本は、何者かが持ち去った後だった…。カルはナチスの後継者たちがキリストの聖遺物を集めようとしているのではと疑うが、罠にかかったジョヴァンニは、ひとりエルサレムへ送られようとしていた―。キリストの磔刑が行われた場所で、何が起こるのか…。二〇〇〇年の時を越えて、いま聖痕の謎が解き明かされる。驚愕の歴史冒険ミステリー、ついに完結!

著者等紹介

クーパー,グレン[クーパー,グレン] [Cooper,Glenn]
1953年ニューヨーク市生まれ。ハーバード大学で考古学を専攻し文学士号取得後、タフツ大学医学部に入学して医師免許を取得。その後、医薬品業界に転身しバイオテクノロジー会社のCEO兼会長となる一方、脚本執筆を始め、みずからプロデュースして映画化した

石田享[イシダススム]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

26
いただきもの。なんていう結末!これは残酷な!せっかく…だと思ったのに、こうきたかぁ。そして釘と槍と茨であんなことになるとは。この作家さん、他のも読んでみたくなった。2018/02/27

RIN

22
最後までスピードは落ちなかったしずっと読ませる展開ではあったが、謎解きの醍醐味はダンブラウン&Jロリンズの圧倒的勝利かな。せっかくの考古学教授設定なのに、訳だったのは学会人脈のみ、という…。今のところシリーズものというわけではないようだし、単発ならこんなもので十分かも。11作目ということだが邦訳は2作のみ。もう1作も読んでみようと思う。2018/06/15

マッド

1
最近そう思ってしまうのは何故かわからないが、本当に残りこのページで完結するんだろうかと思ってしまう。今回も同じくどこに収束するのかなーって思った。本もゲームもなんだけど最初が濃密すぎて後半タンパクにさささささーって流れていってるような気がしてならん。気のせいでしょうけどね。そこを除けばなかなか面白かったですよ。2021/06/07

くま

1
出だしが好調だったけど、全体的にはロリンズの勝ちって感じ。他のもとりあえず読んでみようかと思う。2017/06/12

shore

0
それなりに面白くはあるのだけれど、聖遺物がなんで力を持つのかとか、歴史的なウンチクであるとか、読んだときにカタルシスを得られるような書き方にしてほしかったかなあ。なんかあっさり答えが提示されちゃったかんじ。2019/02/10

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