内容説明
イスラエルへ核兵器を届けるという極秘任務を帯びて、南アフリカを出港した船が大西洋上で消息を絶った―。偶然、大西洋を航海していたクリスティンは、ある日漂流していたひとりの男性を救う。彼女は知らなかったが、彼は消息を絶った船に乗っていた、イスラエルの諜報機関モサドの最強の暗殺者スラトンだった。彼はヨットを乗っ取りイギリスへと向かわせる。一方、スラトンが生きていると知ったモサドは彼が祖国を裏切り核兵器を奪ったと判断し追手を送り込むが、スラトンは仕組まれた罠に気づき反撃を開始する!世界最強の暗殺者の活躍を描く冒険小説!
著者等紹介
ラーセン,ウォード[ラーセン,ウォード] [Larsen,Ward]
USAトゥデイのベストセラー作家であり、フロリダ州図書賞を3度受賞。元アメリカ軍パイロットで、湾岸戦争の砂漠の嵐作戦で22回のミッションを飛んだ。連邦警察官、航空機長を歴任後、現在は飛行機事故調査官
本郷久美子[ホンゴウクミコ]
大学を卒業後、銀行員を経て翻訳家に。実用書、小説等、翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべよしお
15
まぁ、B級だろうなぁと思いながらも気になっていたので、古本屋でも購入。前半、かなりカッタるい展開。後半、やや読めるようになったけど、「完全なる暗殺者」はどこにいるのか、なかなか出てこない。もちろん、主人公は出て来てますが。それでも、次の展開が知りたくなって読み進みます。2019/10/15
しあん
15
若い美貌の女医クリスティンは、ヨットでの航海の途中、若い男性を救助するが、その男に船を乗っ取られる…男はモサドの暗殺部隊の一員だった…どこかで聞いたことのあるようなストーリーですが、モサドとかイスラエル、核兵器といった言葉が出てくるだけで、なんだか本格的な雰囲気を感じさせます。スピード感ある展開が面白かったです。2018/11/15
かんとり
7
面白いですね~♪ この手のジャンル好きには、CIAから追われる灰色男と見間違うぐらい面白い! 笑 仲間のモサドから裏切り者の烙印をおされ、謎に迫るため反撃にでるますな~、いいんじゃない♪ 2017/12/28
ののじ
2
大西洋をヨットで航行していた研修医のクリスティンが拾ったトンでもないもの…世界有数の諜報機関の凄腕暗殺者だった! いや、完全なる暗殺者と言うより完全なる超強運者だろw 組織とか政治や歴史など複雑な問題を交えつつのトンでもない展開にわくわく2020/04/24
tai65
1
星5つ2017/06/20