出版社内容情報
昨年11月に引退した「ミスター・プロレス」天龍源一郎。53年の長き渡るドラマチックな格闘人生をこの一冊に集約。
内容説明
もう一度生まれ変わっても俺はプロレスラーになる。生い立ちから引退後の現在まで…ミスタープロレス66年間の軌跡。
目次
最後の花道
出発1950‐1963
青春1964‐1976
放浪1976‐1981
昇龍1981‐1987
革命1987‐1989
逆流1990‐1992
闘いと冒険1992‐1994
反骨1994‐1998
帰郷1998‐2003
流転2003‐2009
至境2009‐2015
終止符2015‐2016:LIVE FOR TODAY
著者等紹介
天龍源一郎[テンリュウゲンイチロウ]
本名・嶋田源一郎。1950年2月2日生まれ。福井県勝山市出身。1963年12月、大相撲・二所ノ関部屋に入門。1964年1月、初土俵。前頭筆頭まで昇進。1976年10月、相撲を廃業し全日本プロレス入団。同年11月、プロレス・デビュー。80年代後半、天龍革命を起こし、一大ムーブメントに発展させ、プロレス界のトップに立つ。1990年に全日本を退団し、SWSに移籍。その後、WAR、フリー期を経て、2010年4月に天龍プロジェクトを旗揚げ。2015年11月に天龍プロジェクト両国国技館大会にて引退、現役プロレスラーとしての幕を閉じた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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本かくよ・よむよ
2
大相撲からプロレス界へと転向し、性別やジャンルを問わず様々なレスラーと出会い、戦い、2015年の11月に65歳で幕を閉じた天龍源一郎の格闘技人生の歴史が分かる一冊。「腹いっぱいのプロレス人生」と自身で言うように、昭和・平成を駆け抜けた姿がそこにはあった。こんな世の中だからこそ、腐らず今その時を一生懸命に生きていこうと思ったりもした。2021/08/15
史
1
かっこいい、男の、戦う者の、一人の、プロレスラーの天龍源一郎という人間の全てがここにある。その美しさには思わず涙腺が緩んでしまった。これから先、20世紀を生きたスターが時代と共に薄れていくのだろう。だけど私は絶対に、天龍源一郎という人間を忘れることはないだろう。2018/06/28
やちぼうず
1
天龍源一郎の自叙伝 相撲時代とか若い頃の話とかは、全く知らなかったので、新鮮な気持ちで読めた 自分が応援していたレスラーの逸話は面白いし、感慨深い 65歳まで現役でいることは、本当に偉業だと思う まさにミスタープロレス 凄い人だ2016/12/21
佐藤光弘
1
昨年引退したプロレスラー天龍源一郎の自伝。福井で過ごした幼少期から、大相撲を経て、65歳で引退するまでを綴る。プロレスとは最高のエンターテインメントである、と語る著者。彼を貫いているのは、常にお客さんに喜んでもらう、信じて応援してくれる人たちを裏切らないという信義だ。敢えて引退時ではなく、引退して暫くたった今だからこそ、冷静に振り返ることが出来たという。秘蔵写真とこれまで語られる事のなかったエピソードが満載。2016/09/02