内容説明
ロンドン、パディントン駅で多数の犠牲者を出す爆弾テロ事件が発生。そのあまりに卑劣な手口にイギリス中が怒りに震える。テロ実行犯は過激なイスラム教指導者アブ・ライードを支持するふたりの青年と判明。事態を重く見た政府はMI5、MI6、CIAによる合同の緊急対策委員会“ハマーストーン”を結成し、ライードらの抹殺を計画する。この極秘任務に就いたSAS隊員ダニー・ブラックは、自分を抜擢したMI6のヒューゴー・バッキンガムとうれしくもない久々の再会を果たす。相棒のスパッド・グローヴァーと共に容赦なく実行犯たちを始末していき、残るは黒幕であるライードただひとりとなった。しかし、あまりに順調すぎる展開に、ダニーは何者かに操られているような嫌な予感を覚えていた…。宿命を背負ったSAS隊員ダニー・ブラックの活躍を描く、冒険アクションシリーズ!
著者等紹介
ライアン,クリス[ライアン,クリス] [Ryan,Chris]
イギリス軍特殊部隊SAS元隊員、作家、セキュリティコンサルタント。1961年ニューカッスル近くの村で生まれる。1984年にSASへ入隊。約10年間、極秘任務を含む数々の作戦に従事し、対テロチームでスナイパーの指揮も務めた。湾岸戦争では8人のチーム中ただ1人、シリア国境の砂漠を300km踏破してイラクからの脱出に成功した経験を持つ。この功績によりライアンは戦功勲章を受け、3年後の1994年に退役した。引退後、イラクからの脱出行の経験を綴ったノンフィクション『ブラヴォー・ツー・ゼロ孤独の脱出行』(原書房)が、ベストセラーとなり映画化もされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Akihiro Nishio
ゆーぼー
羊山羊
かんとり
tai65