内容説明
グラントも化学兵器の毒に晒されていたことが判明。しかし、解毒剤を作るには、未確認生物研究家アンドレ・ラロッシュの暗号めいた手紙を解読しなければならなかった。タイラーたちは、手がかりを求めてベルサイユ宮殿とケンブリッジ大学へ。白人至上主義者ビクター・ジムらの執拗な追跡で何度も危険な目に遭いながらも、彼らはついにエジンバラで解毒剤作成の大きなヒントを掴む。材料には伝説の生物ネッシーの組織が必要なのだ。チャールズ・ダーウィンの友人で剥製師のジョン・エドモンストンの日記を読み、一行はネス湖へ繰り出すが、グラントの命の期限が迫る中、想像を絶する湖上の死闘が彼らを待っていた。
著者等紹介
モリソン,ボイド[モリソン,ボイド] [Morrison,Boyd]
作家、俳優、エンジニア。ジョンソン宇宙センターでNASAの宇宙ステーション計画に携わり、そこで嘔吐彗星(NASAが軽減重力研究計画に使う航空機の愛称。宇宙飛行士の無重力状態訓練に使用される)で飛ぶ機会を得た。バージニア工科大学で工学の博士号を取得後、大学で学んだことを活かし、トムソン/RCA(米のエレクトロニクス企業)で11の特許品を生み出す。以後、マイクロソフトのXbox部門を経て、作家に転向。また、プロの俳優でもあり、複数の映画、CM、舞台劇に参加
阿部清美[アベキヨミ]
翻訳家。映画雑誌、ムックなどでも翻訳、執筆を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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