内容説明
ルーシーは母を助けるために、デービットのしもべとなったジャーナリストのタムと、最後の12頭の龍のうちの1頭―ガウェインヌが眠るといわれるスカッフェンベリーの丘に向かう。伝承によれば、赤い髪の乙女が龍の体に触れ、歌を歌えば目を覚ますという。そしてもう一つ、スカッフェンベリーには伝説の癒やし手、ユニコーンのテラメルが龍とともに眠っていた。ルーシーとタムは丘近くのゲストハウスに宿をとるが、そこには怪しげな魔女ミズ・ギーも宿泊していた。龍、人間、そして宇宙空間からやってきた高次元の種族、フェインとイックス。すべての謎が次々と明かされ、人類はいま新たな世界の扉を開ける!
著者等紹介
ダレーシー,クリス[ダレーシー,クリス] [d’Lacey,Chris]
英国レスター市に暮らす。友人の勧めで児童文学の賞に作品を応募したのがきっかけで作家となる
三辺律子[サンベリツコ]
東京生まれ。英米文学翻訳家。白百合女子大学、フェリス女学院大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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霖 - rin -
2
え?これで終わりじゃないの?まだ続きあるの?2018/09/18
かぼちゃ
0
ルーシーの出番。スッカッフェンベリーの丘でのダークリングとの戦いが激しくて疲れた。あとがきを読んで今までの疑問が少し解決。今回も描写の緻密さに頭がついていかず、やや飽食気味。富士山でも龍が復活したようだったのが、少し困惑。2016/10/22
せぷ
0
巻を追う毎にお話のスケールが大きくなって、一巻ではおさまりきらなくなってる。最後まで読んでも、え、リズは?え、グレースは?と結局どうなったのかわからない人と龍が多数。後二巻くらいは続くらしく、文庫で揃えた事を後悔した。待ってる間に忘れてしまう。 西洋のリュウになんで「龍」の漢字を当てたのか疑問だったけど、訳者あとがきを読んで納得した。 後、若干気になるのはこのシリーズとおして誤字が多いなぁというところ。変換ミスとかだと思うけど、ちゃんとチェックしてないのだろうか?2016/10/23
シダまき
0
リス、クマ、猫。龍、カラス、ユニコーン。見慣れた動物から伝説上のものまで、正に「生きてる」て感じる物語。最後は皆幸せに…? 素敵な物語でした。 龍が復活してラストバトルを繰り広げます!シロクマさんたちは出ませんが… 2020/11/18