内容説明
“ニアメ号”の現場で発見されたメモから、バンコクに向かったモナークは、特殊部隊時代の戦友アーチー・ラサムと再会を果たす。ラサムから得た情報を追ってクアラルンプールの武器商人テングーにたどり着いたモナークを待っていたのは、思いもかけない人物の裏切りだった。その人物こそが、ロートン国務長官拉致の一件に関わっていたのだ。敵の必死の反撃に苦戦を強いられながらも、ついにモナークは香港犯罪組織“シン・トゥン”のボス、ムーン・ドラゴンが陰謀の首謀者だと突き止める。一方、国務長官らの処刑の期限が迫るなか、世界各国で“予言者の息子”の攻撃が次々と勃発する。果たして、ムーン・ドラゴンの真の目的とは…?ロビン・モナークと仲間たちの究極のミッションは達成されるのか!?
著者等紹介
サリヴァン,マーク[サリヴァン,マーク] [Sullivan,Mark]
1994年に文壇デビューを果たした執筆生活二十年以上のベテラン。アメリカ、モンタナ州ボーズマン在住
渡辺周[ワタナベシュウ]
大分県生まれ。日本大学大学院で建築修士号、英イースト・アングリア大学大学院でフィルム・スタディーズ修士号を取得。英米文学翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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