竹書房文庫<br> THE ROSWELL 封印された異星人の遺言〈下〉―タイラー・ロックの冒険〈3〉

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竹書房文庫
THE ROSWELL 封印された異星人の遺言〈下〉―タイラー・ロックの冒険〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 355p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801904453
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

イースター島でモアイ像の秘密を探るタイラーたちは、全ての謎を解く鍵がナスカの地上絵とインカ帝国の遺跡にあると知る。だが、ロシア人のコルチェフらがフェイを誘拐し、先にペルーへと旅立ってしまう。仕掛けられた時限爆弾を解除すべく決死の行動に出たタイラーだったが、息つく暇もなく、マヤ文明のピラミッドで再び窮地に陥る。相手は威力を増したキルスイッチでアメリカを終焉させ、世界勢力地図を書き換える気なのだ。刻一刻と迫る爆弾テロ決行日の7月25日。タイラーはコルチェフの暴走を制止できるのか。そして、フェイがロズウェルで遭遇した宇宙人の正体は?点と点が結ばれたとき、衝撃の事実が明らかになる!

著者等紹介

モリソン,ボイド[モリソン,ボイド] [Morrison,Boyd]
作家、俳優、エンジニア。ジョンソン宇宙センターでNASAの宇宙ステーション計画に携わり、そこで嘔吐彗星(NASAが軽減重力研究計画に使う航空機の愛称。宇宙飛行士の無重力状態訓練に使用される)で飛ぶ機会を得た。バージニア工科大学で工学の博士号を取得後、大学で学んだことを活かし、トムソン/RCA(米のエレクトロニクス企業)で11の特許品を生み出す。以後、マイクロソフトのXbox部門を経て、作家に転向。また、プロの俳優でもあり、複数の映画、CM、舞台劇に参加

阿部清美[アベキヨミ]
翻訳家。映画雑誌、ムックなどでも翻訳、執筆を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

127
下巻になり、結構話がいろいろなところに飛んで追いついていくのが大変です。ありとあらゆる謎の場所を探検するので私としては楽しいのですが、少しもったいない感じもします。インカやマヤ、ナスカ、あるいはイースター島などなどひとつづつがひとつの物語になりそうな気もします。最後はいつもどおりになるのですが、ちょっとこじつけ見たいな感じもしたりする気がしました。話としては楽しめます。2016/09/22

Panzer Leader

27
[第81回海外作品読書会]このシリーズは過去の遺跡・事件に最先端の技術を組み合わせた冒険物だが、本作は画面展開も早く謎解きよりもアクションに重きを置いた作品だった。毎回タイラーに絡むヒロインだが今回は祖母孫コンビが出しゃばり過ぎの様に感じた。 最後にグラント元気出してねと声をかけてあげたい。次はネス湖・ダーウィン・ナチスの最強の取り合わせ。うちの図書館はリクエストに応じて購入してくれるのか?2017/03/02

absinthe

24
クライマックスはとてもよかった。こういう小説にありがちで、クライマックスで二手に分かれて、カットバックでそれぞれのアクションがあるけれどどちらの見せ場も良かった。 期待以上の満足です。こういう作家が日本にも現れるといいのだけれども。 2015/09/11

RIN

19
シリーズ3作の中で一番面白かった。今回は相棒グラントとはそれぞれ美女と組んで別行動。どんな窮地に陥ってもユーモアを忘れないグラント派の自分としては、タイラーの脇役でないグラントの活躍は嬉しい。コンビを組んだ元戦闘機パイロットの捜査官モーガンのツンデレぶりが可愛くまた漢前ぶりがカッコいい。インディジョーンズ並みに軽くて派手な本シリーズは、疲れた時に読むとスカッとします(^_^)v2018/03/05

Richard Thornburg

13
感想:★★★★★  ケネディ vs フルシチョフ以降の時代は冷戦の時代でもあったわけですが、同時に宇宙開発競争の時代でもあったんですよね。  本シリーズらしく、ロズウェル事件に関してのオチは数ある話の中でも一番現実的なところへ持って行ってくれました。  しっかりゼノビウムに関する謎を残して、さりげなくお楽しみ部分は残してくれているところはウマいなぁ。  最後のタイラーの心遣いは泣かせるし、夢を壊さないようにしている配慮はいいね。   ベタなテーマだったわりには無難にうまくまとめてくれている気がします。2015/09/13

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