出版社内容情報
元葬儀屋の漫画家と現役納棺師が、死の現場を実録漫画でリアルレポート!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
91
前に勤めていた職場で、葬儀屋さんの担当を補助していた事があり、売上は右肩上がりで良いけど、その24時間気を抜けない仕事である割には個人的には給与が高くないことも知っていました。これはコミックエッセイなので、もちろんマンガ付きです。カラーで無いだけマシ。読み始めはグロイのもあるけれど、多少慣れます。おくりびとなどでも映像で腐敗したご遺体の状態や納棺師の仕事の内容も分かっていたからそれほど驚くことはありません。自分では病院で亡くなることが一番だろうと感じます。誰かがやらねばならない仕事、頭が下がります。2017/02/21
澤水月
43
3巻出たので初巻を。グロ割に強めながら泣かせ、笑い、いい坊主悪い坊主、立派なオモチモノの男性ご遺体やグラビアアイドル変死体への検視・警察・葬儀社などのありのままな姿などぶっちゃけ。葬式泥棒かと思ったら女王様がオモチャ処分してあげようとしてたとか超あるある?! しっかり醜さ描き押し付けがましくなく自殺抑止になりそう。幼子亡くした両親、飲んだくれの父亡くした兄弟の話は大泣き、だが死産した女性や苛性ソーダ自殺のさまは心胆寒からしめる… 真面目と笑いと恐怖のギリギリいいバランス。2017/07/18
ふ~@豆板醤
35
3。アルマージ本。こんな世界もあるのかと驚き。おくりびととは言ってもきれいな仕事ばかりではなく様々な死体と対峙する場面が..腐敗の経過や臭いなんかは想像したこともなかった。。最近ウォーキングデッドを観てグロ耐性ついた気でいたけど、なかなかの衝撃。死蝋化、納棺師の七つ道具、グリーン。。2017/05/13
えっくん
26
★★★☆☆元葬儀屋の漫画家と現役納棺師が現場で見てきた数々の知られざる世界を紹介したコミックエッセイです。葬儀場、火葬場でのえげつない出来事、金は出さねど口は出す親族たちの登場で「葬儀は争議の始まり」となるなどリアルな現場が赤裸々に描かれています。警察からの依頼で異状死体を葬儀社が引き取る事例も多く、遺体についた蛆虫の成長具合や腐敗状態による死後経過時間の解説や腐臭漂う凄惨な事故現場など壮絶極まる内容でした。葬儀は人の死を受け入れる儀式ですが、普段知らずに済んでいた裏の世界に衝撃を受けました。2021/12/15
ひろ☆
20
葬儀屋と納棺師によるコミックエッセイ。葬儀屋さんって、大変なわりに、意外と薄給。普段垣間見れない世界が知れた。2016/04/14