内容説明
発達に遅れが生じ、コミュニケーションをとることも難しくなる自閉症。些細で当たり前に思えることがこもたろと私にとって大変で大切なこと―。誕生から卒園まで、こもたろと家族が成長した6年間の記録!!
目次
第1章 こもたろ0歳~4歳
第2章 こもたろ5歳
第3章 こもたろ6歳
著者等紹介
moro[MORO]
Ameba公式トップブロガー。ハンドメイド作家としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるごん
19
4コマで描かれていて読みやすい。あるある!って頷く内容もあるし成長すると出来る事が増えると希望ももてた。こもたろ君へ家族の接し方が参考にもなる。スーパーの話、うちも毎回不安になる。2020/08/18
陸抗
15
自閉症のこもたろ君と、家族の奮闘記。4コマでさらっと書いてあるけど、叫びたくなる時も多かったんじゃないかと。私はそうだから。癇癪は、幸い(?)うちの子は大人がなだめないと治まらないタイプだったけど、同じ療育を受けてる子は治まるまで放置するしかなく、こもたろ君と一緒だな~と切なくなった。子供が癇癪起こしてて、親が側で見てるだけでもそっとしておいて欲しいな、と。こもたろ君のスーパーマーケットでのエピソードは辛すぎた。お姉ちゃんの協力も、偉いと誉めてあげたい。2020/01/10
アルカリオン
11
p131 「(廊下を)走らない!」という指示は伝わりにくい。否定形ではなく「歩く!」のように言うと伝わりやすい。2022/01/24
ぽけっとももんが
10
うちの息子たちは歩き始めるのが極端に遅く、心配して市の療育の教室に通っていた。そこにはこもたろくんと同じようなお子さんもいて、お母さん同士子育ての愚痴をこぼしたり、なにより先生に「お母さんよく頑張ってる」と褒めてもらったりするために通っていたっけ。幼稚園に入るときに「卒業」し、自然に疎遠になったけれども、彼らは今どうしているだろう。この著者はきちんと周りに説明し、理解を得られなくてもその努力は惜しまない。その姿勢は素晴らしいし、彼女やお姉ちゃんにかけられた優しい言葉に、わたしからもお礼が言いたくなった。2017/02/18
スパゴー
7
自閉症はよく耳にしても実際にどんな言動をするのか分かっていなかったので読んでみました。スーパーなどで騒いでいる子供をみて「注意しない親が悪い」と思っていましたが、中には症状として騒いでいた子供もいたかもな…と反省しました。もっと色々な事を知っておくべきだなと思いました。2016/07/14