出版社内容情報
ジェームズ・ロリンズのシグマフォース・シリーズ最新作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
149
とうとうギルドとの戦いが決着?謎のロボット軍団が面白い。遺伝子工学、ロボット工学、サイバネティクス。次から次へとアイデアてんこ盛り。さすがはロリンズ。次巻、ギルドが滅びた後に勢いが死なない事を期待したい。実はギルドの首領、上巻の前半で気づいてしまった。それでもつまらなくなることは無かったが。
KAZOO
109
このシリーズも、作者がまだ元気なのでこれからも書き続けてくれるのでしょう。ですので安心して読めます。正義は最後には勝つということです。ただ今回の悪玉の黒幕には、予想がはずれました。どんどん科学が進んでいくような感じで次は何を提供してくれるのだろうという期待もあります。また今回は上巻からでしたが、イヌの気持ちをこの小説の中にも、出してきて犬好きの私には楽しいものでした。スピンアウト作品がアメリカでは出ているそうなので日本でも訳してくれませんかね。2015/10/07
キムチ27
50
登場当初からセイチャンは謎めいた感じ・・性ちゃん❓と思うくらいクールビューティ-のイメージだし。それにしてもグレイは頭のコアで醒めている感じ・・セイチャンとの濡れ場も醒めている!巻末にまさかの暴露、セイチャンのルーツが顔を出す。思いがけずワル⇒ヒロインに昇格していく予想が。ロリンズさん、今でも犬の掻把位ならお手の物という獣医さんらしい。なるほど、すれすれのところで、荒唐無稽に向かいそうなラインをぐぃっと理論めかせる。だからファンにとっては安心して筋を追える。0作を入れると8作目、さぁ、次に行ってみよう♪2016/02/11
トムトム
49
犬、良い子だった!ここまで読んだシグマシリーズの中で一番面白かった。人類滅亡を救うとかよりも、シンプルにギルド(敵)VSシグマ(味方)の方が分かりやすい。今回は、とにかく犬のケイン!色々とよく頑張りました。ケインがいなかったら、この作戦は成功していません。よし、この勢いで次読もうっと!2020/03/14
ももすけ
39
とうとうギルドの秘密が明らかに。あまり歴史に纏わる話はなく、ギルドとの最期の戦いといった様相。息つく暇もなく、危機の連続。そして、徐々に明らかになっていく真実。ペインターとリサもようやくハッピーエンドを迎え、もうこれで終わりでも良いのでは?と正直思う…。 面白いのは間違いないけど、あとがきで、次は未来の世界が…というのを読んで、このシリーズもここまで読めば十分な気もする。また、時間をあけると不思議と引き込まれる世界観ではあるけれど。2022/01/30