内容説明
バッターに「○○するな」と指示した時と、「○○していこう」と指示した時のスイングスピードは「○○していこう」のほうが力みが抜けている分、1.25倍も速くなるという研究結果がある。コマンド(命令)だった「○○しろ」が動機付けによってミッション(与えられた任務)となり、そのミッションをみんなで推し進めることによってそこにパッション(情熱)が生まれ、いろんな工夫や知恵が出てくる。その他、最新コーチング理論が満載!
目次
第1章 「野球が好き!」がすべての原動力―野球の楽しさの教え方
第2章 「揺れない心」の育み方―ポジティブシンキングがなぜ大切なのか
第3章 最新コーチング理論―選手のやる気を引き出すのがいい指導者
第4章 投げる―正しいピッチングフォームを身につけよう
第5章 打つ・守る・走る―まだあまり知られていない最新野球理論
第6章 体の仕組みを理解しよう―子供の才能を開花させるために
第7章 ケガをしない体作り―メジャー流トレーニングを実践
第8章 現代の野球少年たちに必要な“眼”のトレーニング―今こそ、眼を鍛えよう
著者等紹介
立花龍司[タチバナリュウジ]
1964年大阪府生まれ。中学時代、投手としてオールジャパンに選出され、アメリカ遠征では連戦連勝。高校、大学野球でも投手を務めるが、肩の故障により選手生活を断念。その後、トレーニングとコンディショニングの理論を大学などで学び、1989年に日本プロ野球界初のコンディショニングコーチとして近鉄バファローズに入団。1994年から千葉ロッテマリーンズのコーチ、さらに1997年には名将、ボビー・バレンタインに請われ、日本人初のメジャーのコーチとしてニューヨーク・メッツに入団(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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