出版社内容情報
漫画家・いがらしみきおの代表作「ぼのぼの」が久々の漫画文庫で登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
61
ほのぼのした♪言ってることや、やってることは、なんてことないんだけど、全体的に「深いな~・・・!」と。よく考えてみると、いや、よく考えなくとも、胸に響いてくるというか、心にじんわり染み込んでくる言葉があって、「すごいな~・・・!」と。「こんなに独特の世界観を持っていて、表現できる漫画家さんがいるんだな~・・・!」と脱帽。予想をはるかに越える展開で、発想の豊かさに毎度驚かされる。人間界で生きていく上で、どういう風にすればいいのか、具体的にはわからなくとも、気持ち的にはなんかホッとできるような、そんな作品集。2015/05/12
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
54
私にそっくりな子にはまだ会ったことがない。会ってみたいような会ってみたくないような、そんな感じがするのはなぜだろう?どんだけ似てても、私じゃないからね。人が本当に何を考えてるのかなんてわからないし、わからない方がいいこともある。だから、必要以上にわかろうとすることもない。疲れるんだもの。自分がどう考えてるかわかればいいじゃない。その方がよっぽど大事。あと、理由とか本当は、あってないようなものかもしれないね。自分や周りを納得させるための後付けに過ぎないように思えるんだよね。だからフィーリングを大切にしたい。2017/08/19
ばっか殿すん
28
「道を歩けば 道を歩けば どこかへ行けるのだ なにかあるのだ 誰かに会えるのだ」っていってた。よし。散歩いてくる。2015/03/01
らくだ
5
十年ぶりくらいに続きを読んだ。久しぶりすぎて変な笑いが出る。ぼのぼのが自分そっくりな子に会う話、ヒグマの大将が森に帰ってくる話がよかった。コウモリの話のオチもよかったなー。スナドリネコさんがアライグマくんやシマリスくんにとっては「またスナドリネコさんかよ」という対象になってしまっているのに驚いた。確かに今までぼのぼのたちのちょっとした疑問に全く答えてくれなかったけど…。でも守ってくれる大人ではあるので、スナドリネコさんは相変わらず尊重はされてると思う。最後のフェネギーくんの疑問の答えもよかったな。2018/02/14