出版社内容情報
民意を無視した政策を推し進める安倍政権に真っ向から挑む、異端の政治家・川内博史が警告する安倍政治の危険性とこの国の行方。
内容説明
民意不在の暴走政権が招く危機「アベノクライシス」を止めよ!16年間国会議員として国政に携わり、民間人で唯一、福島第一原発一号機建屋内を調査し、「津波による原因説」に疑念を抱いた著者が、原子力政策にまつわる政府や原子力ムラのウソ・隠ぺい、国の責任回避の体質などを政権内部にいたからこそ知り得た情報も含めて開示。原発再稼働の是非を問うと共に、民意不在の政権からの危機回避の道を提言する。
目次
第1章 原発推進・民意不在の安倍政権の暴走―国民に平気でウソをつく舞台裏
第2章 安全性が最優先されなかった原発の黎明期―湯川秀樹が反対した原発導入への「近道」
第3章 真実を隠ぺいし続ける政府と東電―完全にコントロールされているのは原発でなく情報
第4章 福島第一原発一号機原子炉建屋調査から浮かんだ疑念―原発事故の地震による配管損傷の可能性
第5章 原発事故の責任回避の仕組み―「国が責任をとる」発言は常套手段
第6章 川内原発再稼働の恐怖―ごまかしだらけの再稼働審査合格
第7章 原発のない国へのロードマップ―国民ひとりひとりの意識で、未来は変えられる
著者等紹介
川内博史[カワウチヒロシ]
1961年鹿児島生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。銀行員、会社役員を経て政界へ。1996年に民主党から出馬して衆議院初当選、以来連続5期当選。その間、衆議院国土交通委員長、文部科学委員長、沖縄北方特別委員長、科学技術特別委員長、政治倫理審査会長等を歴任。2012年の衆議院選挙で落選する(鹿児島1区)も、政治家として、自由を保障しつつ格差を是正する為に、執筆活動ほか全国各地で講演を行う。民間人で唯一、福島第一原発一号機原子炉建屋内を調査し、ポスト原発に向けた活動を多岐に渡って展開。地熱発電開発を進める一般社団法人「共生社会実現研究所」理事長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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