竹書房文庫<br> 懴・百物語

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懴・百物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801901124
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

おなじみの書き手が集ったFKB百物語シリーズ第2弾!百編すべて書き下ろし。すべての感情が死滅し、怪異だけが生存する怪談集!

目次

自主整形(つくね乱蔵)
坊主の骸(我妻俊樹)
喪細工(明神ちさと)
読み終わる(伊計翼)
撮影禁止(神薫)
性癖(橘百花)
新しい公民館(小田イ輔)
歯形(黒木あるじ)
詰め襟(我妻俊樹)
遠い火焔(明神ちさと)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

140
1~3頁という極端な短さの百物語は好みの問題でどれを選ぶかなと非常に迷うのですが、私にとっては11編収録のつくね乱蔵さんの存在感が強烈でしたね。『永遠のハイキング』つくね乱蔵:遠山さんは山登りが趣味で、町内会の老人達にハイキングの案内役を頼まれる。参加者7人の中の町内会長の宮川が当日変わった形の石を強引に持ち帰ってしまう。三日後、7人全員の目が見えなくなって入院し何とか1週間程で治るが続いて口が利けなくなる。宮川は祟りを恐れる皆に説得され石を返しに山へ向かうが消息を絶ち残りの6人全員が三日の間に亡くなる。2020/09/12

ゆみきーにゃ

54
《購入》10名の作家さんによる百物語。さらっと読めて面白かった。2017/01/09

HANA

45
十人の作家による実話怪談アンソロジー。並べてみると作家による作風の違いが何となくわかるように思える。恐怖の底にユーモアを湛えた話や人間の闇を覗き込むような話、ひたすら奇妙な話等バラエティに富んでいるのは読者としてありがたい。ただ文体がどの作家のも似たり寄ったりなのが、こう並べられると気になる。どれもこれも同じような文体なので、読んでいて一人以外どの作家なのかわからなくなるのである。実話怪談の文体ってもうこれで完成されているのかなあ。そんな中、淡々とした中に恐怖を感じさせられる平山夢明は流石である。2015/02/02

まゆまゆ

22
思わず借りちゃった(笑)10人の作家さんによる百物語。221ページに本当に百話入ってるので、ボリューム満点。でも一話一話が凄く短いので、スラスラと読めます。短いけどちゃんと怖いです(笑) 怖さレベルはそんなに高くなく、ほどほどで丁度いい感じ。怖い話はこれくらいの感じの方が肩の力を抜いて楽しめます^^; 怖すぎると、顔洗えなくなるしお風呂にも入れなくなるし夜中にトイレ行くのも怖くなるし、日常生活に支障をきたすので(笑) でもやっぱり怖い話は好き。「怖いもの見たさ」には勝てないんですねえ( ˇωˇ )2016/05/15

hannahhannah

18
百物語シリーズ第二弾。平山夢明が監修。前回は語り手は13名だったけど、今回は10名。平山夢明も<ひとくち怪談>として短い話をいくつか提供している。平山夢明、黒史郎、黒木あるじ、伊計翼、神薫、つくね乱蔵が良かった。明神ちさとは初めて読んだけど、「クラゲ、そしてアシカ」など暴力的な話もあって印象に残った。我妻俊樹はこれまでの彼の話と比べてエグ目の話が増えてて、かなり良くなっていた。今回は黒史郎の話が特に強烈に感じた。「G」はゴキブリかと思ったら別の生き物。場面を思い浮かべるとおかしいような不気味なような感覚。2017/08/17

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