内容説明
陸軍軍医にして疫病学者のスレーターは、軍法違反の刑に服する代わりにアラスカへ向かえと告げられる。孤島の墓地が崩れ、棺が発見された。その中で、100年前に猛威を振るったウイルスが、永久凍土に閉じ込められたまま死滅していない可能性があるというのだ。スレーターの任務は、ウイルスの復活を防ぐこと。精鋭チームを率いてアラスカに飛んだスレーターは、美しい女性市長ニカと出逢う。北極圏の孤島で、世界をパンデミックの脅威から救うための戦いがいま始まる―。怪僧ラスプーチンがロシア帝国第四皇女アナスタシアに贈った十字架。そこに込められたのは、呪いか祝福か…時空を超えてその封印がついに解き放たれる。
著者等紹介
マセロ,ロバート[マセロ,ロバート] [Masello,Robert]
カリフォルニア州サンタモニカ在住。ジャーナリスト、放送作家、フィクション・ノンフィクション両分野にわたるベストセラー作家の顔を持つ。歴史に造詣が深く、これまでに数多くの作品を発表しており、Los Angeles Times紙、New York、People、Paradeなど各誌に寄稿。全米脚本家協会会員
石田享[イシダススム]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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