夢をあきらめなければ宇宙にだって行ける

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784799103043
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0030

内容説明

日本人宇宙飛行士でただ1人、宇宙飛行士候補生選抜試験に3回もチャレンジした宇宙飛行士がただひたすらに歩き続けた記録―長年にわたる訓練とミッションを鮮明な写真と共にふり返る!星出飛行士を支えた、頼りになる仲間のインタビューも収録!!

目次

第1章 宇宙飛行士は夢を見る
第2章 訓練を通じて見えたもの
第3章 はじめての宇宙
第4章 4ヵ月間の宇宙生活
第5章 地上と軌道上のチームワーク
第6章 ぼくは宇宙を再発見する

著者等紹介

星出彰彦[ホシデアキヒコ]
1968年東京都生まれ。慶応義塾大学理工学部機械工学科卒業、ヒューストン大学航空宇宙工学修士課程修了。1992年、宇宙開発事業団(現JAXA)入社。H‐2ロケットなどの開発・監督、宇宙飛行士の技術支援などを経て、1999年日本人宇宙飛行士候補者に選定。2001年宇宙飛行士として認定。2008年、スペースシャトル「ディスカバリー号」に搭乗、「きぼう」船内実験室の国際宇宙ステーション(ISS)取り付け作業に参加。2012年、ISS第32次/第33次長期滞在クルーとしてISSに約4ヵ月間滞在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

108
宇宙兄弟の原作の一つとも言える星出彰彦さんの、失敗にもめげず、挑戦しつづけ、こだわり、親しみと笑いを持って接する人柄を知る。2度の宇宙への飛行、3度の船外活動、技術者らしい几帳面な記録。宇宙兄弟を読む前、読んだ後に読むとよい。宇宙飛行士は人間力を試すものだと。2014/11/10

WATA

57
宇宙飛行士、星出彰彦さんの回想録。宇宙飛行士になるまでの出来事や訓練の内容、国際宇宙ステーション(ISS)での活躍などが語られている。本書の特徴はなんといっても写真の美しさ!ほぼ全ページ、ページいっぱいに写真が載っている。訓練風景や宇宙ステーション内部の様子などの珍しい写真にも心惹かれるが、一番美しいのは国際宇宙ステーションから見た地球の姿。ほんとうに綺麗。そして星出さんの笑顔。ほんとうに活き活きとしている。この本を読んだら、誰もが宇宙へ行きたくなるはず。2014/05/16

Gummo

30
名前からして宇宙飛行士になるべくしてなったような感のある星出さん。しかし、少年時代からの夢だった宇宙飛行士の候補生選抜試験に合格したのは3度目にしてようやくのことだったとか(試験は数年に一度しか行われないし、 他の日本人宇宙飛行士は全員1回で合格しているらしい)。夢に対する飽くなき執念がすごい。本書では、様々な訓練やISSでのミッションの様子が、豊富な写真付で紹介されている。宇宙から見た地球の写真の美しいこと。この写真だけでも見る価値あり。今世はもう無理だけど、来世は宇宙飛行士になるのもいいかも(笑)。2014/04/30

かいゆう

13
訓練中やISSから見た地球の他に、船外活動中に星出さん自ら撮られた写真もあり、その美しさとISSのカッコよさに感動しました。こどもの頃から宇宙飛行士を夢見、3回目の試験で見事合格した星出さん。諦めない強い心と妥協しない姿勢、そしていつでも笑顔で人を惹きつける宇宙飛行士さんだなと思いました。フォロワーシップは、自分も大事にしたいと思いました。2014/08/03

TAGO

7
「とかく宇宙飛行士に目を向けがちだけど 宇宙開発には多くの人が関わっていて、 ロケットの部品一つ一つ ボルト一本を作ってくれる人がいなければ 宇宙に行けない」 先日、宇宙開発を支える『町工場の底力』の写真絵本を読んだばかりなので、宇宙飛行士の星出さんの「みんなと一緒に宙へ行く」その意識が嬉しく感じました。2021/03/18

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