ベンヤミンの言語哲学―翻訳としての言語、想起からの歴史

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ベンヤミンの言語哲学―翻訳としての言語、想起からの歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 441p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582703283
  • NDC分類 801.01
  • Cコード C0010

出版社内容情報

ベンヤミンの言語哲学から歴史哲学へわたる歩みを他者に応答する言葉の可能性の解放という一貫したモチーフの中に描くベンヤミン論。

内容説明

言語の可能性を生涯にわたり問い続けたベンヤミン。その思考は晩年、歴史を語る言葉の探究として展開していった。「翻訳」と「想起」から言語の可能性を切り開く、その思想の核心に迫る。

目次

序章 ベンヤミンの言語哲学の射程(天使という思考の像;今、ベンヤミンとともに言語を問う;ベンヤミンの言語哲学の射程)
第1章 翻訳としての言語へ―「言語一般および人間の言語について」の言語哲学(ベンヤミンの言語哲学をめぐる思想史的布置;言語とは媒体である;言語とは名である;言語とは翻訳である)
第2章 「母語」を越えて翻訳する―「翻訳者の課題」とその布置(ディアスポラから言語を見つめ直す;ベンヤミンとローゼンツヴァイクにおける言語の創造としての翻訳;言語のディアスポラを生きる翻訳)
第3章 破壊による再生―あるいは言語哲学と歴史哲学の結節点(迂路を辿る言語;像としてのアレゴリー;言語哲学と歴史哲学の結節点)
終章 歴史を語る言葉を求めて(認識批判としての歴史哲学;想起にもとづく歴史の言葉へ;過去の像としての歴史を語る言葉)

著者等紹介

柿木伸之[カキギノブユキ]
1970年鹿児島市生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。上智大学大学院哲学研究科哲学専攻満期退学。上智大学文学部哲学科助手等を経て、広島市立大学国際学部准教授。博士(哲学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラウリスタ~

5
素人の意見。ベンヤミンの言語哲学というものを考える本のようだが、正直なところ僕にはまったく面白くなかった。一時間で読み終えたし、それ以上の時間を費やす価値はなさそうだった。アクチュアルな問題系のなかで考えたいようだが、肝心のベンヤミンについては素人でも知っていることをだらだらと書いている感が否めず。別にベンヤミンでなくてもよい問題について教科書的な記述を繰り返している。これを3分の1に圧縮して書き直したら読めるものになるかもしれない。2014/12/12

rien

1
「言語哲学から歴史哲学へ」、ベンヤミンの探究を読解し、丁寧に丁寧に議論を積み上げていく良書。言語というものについて幾つも納得し得る考察があり、現在の歴史認識の問題やグローバリゼーションを巡る議論についても資すること多しです。それ以上に、言葉が「生命の息遣い」であり、そうあるべきなのだということが深く心に入ってきます。2014/08/05

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