【堺北花田店】 『人間にとって成熟とは何か』
去年いちばんのベストセラー『聞く力』(阿川佐和子)や春からずっと売れている『野心のすすめ』(林真理子)に続き7月に発売された『人間にとって成熟とは何か』(曽野綾子)が売れている。
なぜ、今女性の書く新書がこうもヒットしているのか、それは小難しく押しつけがましい内容ではなく、この妙齢(おっと失礼)の女性たちの人生経験で得た素直な気持ちを飾ることなく文章にしているからこそ、人々の心を打つのだと思う。
この本には曽野氏の人生で出会った人やさまざまな出来事が書かれていて、"いるいる、こういうひと"、"あるある、こういうこと"と、うなずきながら読める事柄ばかりで、当たり前のことだが、老い=成熟ではない、と考えさせられる。人間にとって成熟とは何なのか、という答えのない問いに少しだけ自分なりの答えを見つけられたような気がする、読んで損はない一冊です。
(堺北花田店 N・S)




