阿部公彦評 『星を撒いた街』上林暁著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 阿部公彦(東京大学(英米文学))※「書評空間」2013年1月10日より「〈である〉と私小説」 私小説が話題になるとき、上林暁は必ずしも筆頭にあがる名前ではないだろう。でも、4、5人のうちには入っているかもしれない。10人に枠を広げればまず…
2013.01.17 文学 私小説
『昆布と日本人』 コンブって、地味だけどすごいんです。【ノンフィクションはこれを読め!HONZ】
明治維新で倒幕資金の源になった、山の養分で味が決まる、ヴィンテージの仕組みはワインと同じ...。知っているようで、意外に知らない「母なる海産物」の魅力・秘密の数々。創業140年を誇る昆布商の主人が歴史から、「うま味」の本質、おいしい食べ方まで、昆布の興味…
2013.01.16 社会 昆布
【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 俗説を打破する経済政策論争の真実 『ケインズとケンブリッジに対抗して』(1月13日 毎日新聞)
「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」1月13日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました毎日新聞掲載の『ケインズとケンブリッジに対抗して』です。[今朝の新聞より]「毎日」からは、ハイエクの『…
2013.01.15 社会 経済学
辻泉評 『ギャルと不思議ちゃん論―女の子たちの三十年戦争』松谷創一郎著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 辻泉(中央大学文学部准教授)※「書評空間」2012年12月28日より「女子コミュニケーションの通史として」 女子会という言葉がある。男子抜きで女子だけで気ままに集まる会合を意味しており、今や多くの人が知ることとなった言葉だが、先日、ツイッ…
2013.01.13 社会 コミュニケーション 女子会
川口有美子評 『神様からの宿題』山本育海 (著)、山本智子 (著)、 藍原寛子 (著・編集)【プロの読み手による 書評空間】
書評者 川口有美子(アドポケイト 政策提言・ロビーイング・患者の代理人)※「書評空間」2013年1月3日より「それは、みんなへの宿題」 「病気とは人生の夜の側面で、迷惑なものではあるけれども、市民たる者の義務のひとつである。この世に生まれた者は健…
2013.01.11 社会 iPS細胞 メディアで紹介 難病
『和僑』2ちゃんねらーは日本ではなく中国の農村を選んだ【ノンフィクションはこれを読め!HONZ】
「和僑」とは、今世紀になってから日本人の間で作られた造語である。中国で喰い、中国を喰らう日本人を追った前代未聞のルポ。インターネット上の巨大掲示板『2ちゃんねる』に投稿されたスレッドの転載記事を著者が目にしたのは2011年夏。タイトルは「中国の田…
2013.01.09 くらし 社会 中国
【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 昨日考えていたことが今日通用しなくなる。 『瓦礫の下から唄が聴こえる』(1月6日 毎日新聞)
「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」1月6日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました毎日新聞掲載の『瓦礫の下から唄が聴こえる』です。[今朝の新聞より]「毎日」からまずは。佐々木幹郎さんの『…
2013.01.07 新聞書評 東日本大震災 詩
朱野帰子評 『あたらしいみかんのむきかた』岡田好弘・神谷圭介著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 朱野帰子(小説家)※「書評空間」2012年12月26日より もうすぐお正月ですね。強制的に集められた親戚同士、旧交を深め合わなければならない微妙な季節です。義理の家族への対応にも頭が痛いですね。共通の話題もないし禁句も多い。「孫はまだかしら」…
2013.01.06 アート やってみよう
阿部公彦評 『マザーズ』金原ひとみ著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 阿部公彦(東京大学(英米文学))※「書評空間」2012年5月1日より「Butのいらない小説」 飲み会で学生に、「最近、おもしろい小説読んだ?」と訊いてみることがある。日本の小説。今、書かれている小説。そんな含みを持たせると、大学院生などか…
2013.01.04 Bunkamuraドゥマゴ文学賞 文学 受賞作品 金原ひとみ
朱野帰子評 『テラフォ-マ-ズ』作・貴家悠 画・橘賢一 【プロの読み手による 書評空間】
第1巻書評者 朱野帰子(小説家)※「書評空間」2012年12月20日より 「テラフォーミング」という言葉をご存知でしょうか。惑星地球化計画、つまり他の惑星を人類の住みやすいように改造する計画のことです。最有力候補地は地球と環境が似ている火星。人類が…
2012.12.29 コミック 受賞作品




