岡井崇之評 『ハゲに悩む――劣等感の社会史』森正人著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 岡井崇之(稚内北星学園大学情報メディア学部専任講師)※「書評空間」2013年6月15日より「身体への現代的不安を問う」 少し前に「ちょいワル」や「カレ専」(枯れた男性専門)、「グレ専」(ロマンスグレー専門)という言葉が登場したように、男性…
2013.06.26 社会
【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 フェリーニの映画のセットに紛れこんだような、不思議な浮遊感。 『快楽』(6月23日 毎日新聞)
「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」6月23日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました毎日新聞掲載の『快楽』です。[今朝の新聞より]続いて「毎日」「読売」ダブル登場、青山七恵さんの『快楽』…
2013.06.24 文学 新聞書評
阿部公彦評『憤死』綿矢りさ著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 阿部公彦(東京大学(英米文学))※「書評空間」2013年6月10日より「手首をつかむ」 本書巻頭の「おとな」は、四〇〇字詰め原稿用紙にして4枚足らずのごく短い作品である。この書評欄にまるごと引用するのも可能なほどの掌編。でも、実にパンチが…
2013.06.21 文学 綿矢りさ
日本の食と文化を再発見『英国一家、日本を食べる』【ノンフィクションはこれを読め!HONZ】
市場の食堂から隠れた超名店まで、ニッポンの味を無心に求めて―東京、横浜、札幌、京都、大阪、広島、福岡、沖縄を縦横に食べ歩いた100日間。この本のなにがいいって、まずタイトルがいい。そして装丁も素晴らしい。おもしろそうな匂いがぷんぷんしてくる。こう…
2013.06.19 社会 日本文化 日本料理
『新宿歌舞伎町滅亡記』人の海で溺れて。【ノンフィクションはこれを読め!HONZ】
キャバクラ中学生、金子みすゞを読むヤクザ、36時間眠る男、黒マントの女王、すぐに詫び状を書く男など、思わずのけぞる人物が多数登場。夜の帳が下りるころ、この街には欲望が渦巻く。新宿歌舞伎町のコマ劇場。その前にあるコマ広場を定点観測地として著者は取材を…
2013.06.19 社会 新宿
勝田有子評『かいじゅうたちのいるところ』モーリス・センダック著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 勝田有子(精神科医)※「書評空間」2007年11月24日より「内なる怪獣」 半世紀近くにわたって世界中のこどもたちに愛読されてきた本書を今さら取り上げるのにはわけがある。センダックの作品は、比較的多くが日本語にも翻訳されているが、彼の芸術…
2013.06.19 モーリス・センダック 絵本
【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 本を「読む」とは何か。『本読みの獣道』『図書館に通う−当世「公立無料貸本屋」事情』(6月16日 毎日新聞)
-->「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」-->6月16日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の2冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました毎日新聞掲載の『本読みの獣道』と『図書館に通う−当世「公立無料貸本屋」事情』です。[今朝…
2013.06.17 本 読書
早瀬晋三評 『多民族国家シンガポールの政治と言語-「消滅」した南洋大学の25年』田村慶子著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 早瀬晋三(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科)※「書評空間」2013年6月4日より シンガポールのことを、「明るい北朝鮮」と言った人がいる。本書を読めば、その意味がわかる。1965年の独立以来、リー・クアンユーの指導の下、人民行動党が一党独裁…
2013.06.15 社会 シンガポール 歴史
辻泉評 『メディアと日本人―変わりゆく日常』橋元良明著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 辻泉(中央大学(メディア論・文化社会学)※「書評空間」2013年5月31日より「実証的なデータからメディア社会の変容を読み解く」 本書は、東京大学大学院情報学環橋元良明研究室を中心に、1995年以来5年おきに行われてきた「日本人の情報行…
2013.06.12 社会 メディア論
【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 精神医学の臨床経験から広がる「試論」集。『「昭和」を送る』(6月9日 毎日新聞)
「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」6月9日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました毎日新聞掲載の『「昭和」を送る』です。[今朝の新聞より]「毎日」からは、中井久夫さんの『「昭和」を送る』…
2013.06.10 エッセー 新聞書評 精神医学




