根井雅弘評 『日本経済の憂鬱―デフレ不況の政治経済学』佐和隆光著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 根井雅弘(京都大学大学院経済学研究科教授)※「書評空間」2013年7月11日より「経済学者の批判精神」 佐和隆光氏(滋賀大学学長)の新刊(『日本経済の憂鬱』ダイヤモンド社、2013年)を久しぶりに手にとった。学長職は激務である。京都大学教…
2013.07.18 社会 アベノミクス 経済
【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 金融緩和の出口戦略学べ。 『天佑なり』(上巻・下巻) (7月14日 中日新聞・東京新聞)
-->「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」-->7月14日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました中日新聞・東京新聞掲載の『天佑なり』(上巻・下巻)です。[今朝の新聞より]まずは『天佑な…
2013.07.16 社会 アベノミクス 高橋是清
『妻と飛んだ特攻兵』 - 大空に舞った白いワンピース【ノンフィクションはこれを読め!HONZ】
「女が乗っているぞ!」その声が上空を旋回する十一機まで届くことはなかった。白いワンピース姿の女性を乗せた機体を操縦していたのは谷藤徹夫少尉(当時二十二歳)、女性は妻の朝子(当時二十四歳)だった。一九四五年八月十九日。満州で二十代の青年将校たちは、ある者は許嫁…
2013.07.16 社会
そうだ、京都、まわろう。『京都の平熱』【ノンフィクションはこれを読め!HONZ】
古い寺社は多いが歴史意識は薄く、技巧・虚構に親しむ。けったいなもんオモロイもんを好み、町々に三奇人がいる。「あっち」の世界への孔がいっぱいの「きょうと」のからくり―。聖・性・学・遊が入れ子になり都市の記憶を溜めこんだ路線、京都市バス206番に乗った哲学者の温…
2013.07.16 社会 近畿 京都
辻泉評『私とは何か―「個人」から「分人」へ』平野啓一郎著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 辻泉(中央大学(メディア論・文化社会学)※「書評空間」2013年6月30日より「ほどけゆく個人のゆくえ」 本書は、作家の平野啓一郎が、2009年の小説『ドーン』の作中で描いた概念「分人主義」について、スピンオフ的に別の著作にまとめあげた…
2013.07.12 社会 個人主義 分人主義 社会学
阿部公彦評 『ラノベのなかの現代日本 ― ポップ/ぼっち/ノスタルジア』波戸岡景太著 【プロの読み手による 書評空間】
阿部公彦(東京大学(英米文学))※「書評空間」2013年6月28日より「おとなにも読めるラノベ?」 ラノベとは何か? ライトノベルの略称だ、くらいはわかる。でも、実際に手に取ったことはないし、手に取る気もないし、どうせ中高生の「こども」が読むくだ…
2013.07.10 社会 ラノベ
【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 和田誠・糸井重里両氏が敬愛する言葉遊びの達人。 『土屋耕一のことばの遊び場。』(7月7日 毎日新聞)
「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」7月7日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました毎日新聞掲載の『土屋耕一のことばの遊び場。』です。[今朝の新聞より]「毎日」からは『土屋耕一のことばの遊…
2013.07.08 コピーライター 和田誠 新聞書評 糸井重里
上田宙評 『[銀河鉄道の夜]フィールド・ノート』寺門和夫著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 上田宙(編集者)※「書評空間」2013年6月27日より「謎解き[銀河鉄道]」 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」はややこしい作品だ。読む本によって印象が変わる。というか、内容が変わる。 学生時代、「銀河鉄道の夜」でレジュメを書くことになり、参…
2013.07.05 宮沢賢治 銀河鉄道の夜
根井雅弘評『早稲田1968―団塊の世代に生まれて』三田誠広著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 根井雅弘(京都大学大学院経済学研究科教授)※「書評空間」2013年6月21日より「学生運動、挫折、それでも文学に生きる」 団塊の世代が学生運動を回顧するのはつねにある種のためらいや痛みが伴うものだ。本書(『早稲田1968―団塊の世代に生ま…
2013.07.03 学生運動 早稲田大学
早瀬晋三評 『戦う女、戦えない女-第一次世界大戦期機のジェンダーとセクシュアリティ』林田敏子著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 早瀬晋三(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科)※「書評空間」2013年6月18日より 本書は、「大戦の勃発を機に顕在化したイギリスにおけるジェンダー問題を、プロパガンダ、制服、モラル・コントロールをキーワードに読み解いていく」。 大戦とい…
2013.06.28 社会 ジェンダー論




