『なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか』地獄を見た司令官【ノンフィクションはこれを読め!HONZ】
100日間で80万人が虐殺された。それも多くはマチェーテと呼ばれる山刀で。PKO部隊の司令官自身が痛恨の思いで綴る惨劇の顛末。地獄というものがこの世に存在するのなら、著者が1994年にルワンダで見た光景こそ、そう呼ぶに相応しい。徹底的に破壊された…
2012.09.25 社会 PKO 戦争
【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 翻訳とその不可能性に正面から向き合う。 『世界文学を継ぐ者たち』(9月23日 毎日新聞)
「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」9月23日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました毎日新聞掲載の『世界文学を継ぐ者たち』です。[今朝の新聞より]生きつづける精神に触れるのが文学だとすれ…
2012.09.24 文学 メディアで紹介 新聞書評
『精神を切る手術 ―― 脳に分け入る科学の歴史』脳への介入は許されるのか?【ノンフィクションはこれを読め!HONZ】
脳の中を切るロボトミーなどの精神外科は、非人道的な手術として、日本では封印された。しかしそれは、「過去のあやまち」として片付けてよいものではなく、現代の脳科学の研究・臨床とさまざまな形で関わっているのではないか。「精神を切る手術」の歴史から考える、刺激的…
2012.09.21 まなび サイエンス 脳
四釜裕子評 『地図で読む戦争の時代―描かれた日本、描かれなかった日本』今尾恵介著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 四釜裕子(編集者)※「書評空間」2012年9月9日より「地図に暮らす人が等身大になるまで縮尺を上げる」 膨大な地図資料をもとにたくさんの著書を持つ今尾恵介さんが、「地図で戦争の時代を読む」「戦争の時代の地図を読む」という2つのテーマでまと…
2012.09.20 社会
【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 吉本隆明は宮沢賢治をどのように読んだのか。 『宮沢賢治の世界』(9月16日 東京新聞)
「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」9月16日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました東京新聞掲載の吉本隆明『宮沢賢治の世界』です。[今朝の新聞より]「東京」からもうひとつ。吉本隆明さんの…
2012.09.18 文学 新聞書評
阿部公彦評 『ケータイ化する日本語 ― モバイル時代の〝感じる〟〝伝える〟〝考える〟』佐藤健二著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 阿部公彦(東京大学(英米文学))※「書評空間」2012年9月3日より「ケータイ作法のポリティクス」 以前、週刊誌の中吊り広告に、「(笑)という記号をメールで多用する女性は結婚しない可能性大」というような見出しがあって何となく気になっていた…
2012.09.14
朱野帰子評『THE BOOKS -365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」』ミシマ社(編) 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 朱野帰子(小説家)※「書評空間」2012年8月31日より 本が売れない時代だといわれます。出版業界は縮小の一途だそうです。人々が本を読まなくなったからでしょうか。みんな忙しいですからね。本を読む暇なんて刑務所にでも入らなければ捻出できない。そ…
2012.09.12
【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 真実を知るのに遅すぎるということはない。『私はホロコーストを見た 上・下』(9月9日 毎日新聞)
「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」9月9日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました毎日新聞掲載の『私はホロコーストを見た 上・下』です。[今朝の新聞より]「毎日」からは、ヤン・カルスキさ…
2012.09.10 人文 新聞書評
早瀬晋三評『ヒューマニティーズ 政治学』刈部直著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 早瀬晋三(大阪市立大学大学院・文学研究科)※「書評空間」2012年8月28日より 本書のタイトルを「政治学」だけでなく、「ヒューマニティーズ」を加えた。普通、「ヒューマニティーズ」といえば、自然科学や社会科学にたいして使われる「人文学」「人文…
2012.09.07 社会
近代ナリコ評『小川洋子の偏愛短篇箱』小川洋子・編著【プロの読み手による 書評空間】
書評者 近代ナリコ(文筆家)※「書評空間」2012年8月28日より ふだんはあまり読まないミステリやSF、長編の翻訳物などを、汗だくになりながら一気読みする。今の私には夏休みなどないけれど、そんな、ただ読むことを楽しむための読書で、夏休みらしい気分を…
2012.09.05 小川洋子




