【じんぶんや第55講】 小池昌代選「世界を、きく、みる、よむ、さわる」
小池昌代さんエッセイ「世界を、きく、みる、よむ、さわる」言葉を読む。改めて考えると、これってとても変な作業だ。実際に存在するものは、本と自分以外、何もないのに、言葉が立ち上げたものに対してわたしたちは、考えたり、反対したり、そうだ、そうだと熱くなったり。…
2009.10.19 人文 文学 じんぶんや 詩
【じんぶんや第54講】 森岡正博選「生と死の想像力」
森岡正博さんエッセイ「生と死の想像力」 2003年に『無痛文明論』という本を出版した。これは、現代に生きる私たちが、快楽と快適さを求め、痛みと苦しみを避けようとした結果、生きることの深いよろこびをシステマティックに奪われてしまったのではないかということを主…
2009.09.14 人文 じんぶんや 哲学 生命学
【じんぶんや第53講】 山室信一選「戦争と人間そして非戦」
山室信一さんエッセイ 8月になるとメディアにおいても戦争や原爆などをテーマに取り上げることが慣例となってきました。そのように単なる年中行事となっていることに違和感を覚え、惰性となっていることに倦んでしまい、却って戦争という今も絶えることのない事態か…
2009.08.10 人文 じんぶんや 戦争 非戦
【じんぶんや第52講】 宮台真司選「14歳からの社会学」
宮台真司さんエッセイ昨年11月に出版した『14歳からの社会学――これからの社会を生きる君に――』は、発売直後から、予想をこえた反響がありました。著者として、とても嬉しく思っています。今回は、同書の各章の内容への理解を、より深めていただくために、選書…
2009.07.08 人文 社会 じんぶんや
【じんぶんや第51講】 苅谷剛彦選「曲がり角の教育を社会学する」
苅谷剛彦さんエッセイ「教育を社会学する」教育の論じ方にはさまざまある。ここで紹介するのは、社会学の立場から教育を論じた著書の数々である。なぜ社会学なのか。ひとつには、教育という現象や営みは、教育だけをみているだけではわからないからである。と…
2009.06.08 人文 社会 じんぶんや 教育
【じんぶんや第50講】 池谷裕二選「単純な脳、複雑な「私」」
池谷裕二さんエッセイ「見えないナニかを感じる」脳から心が生まれるのか、心から脳が生まれるのか――ふざけた問いにも思えますが、いざ真剣に答えようとすると、禅問答のような泥沼にはまってしまいます。 多くの人は、物体は自分の身体の外にあって、それを…
2009.05.08 サイエンス 人文 じんぶんや 脳
【じんぶんや第49講】 福田誠治選「未来の学力を子どもたちに」
福田誠治さんエッセイ「未来の学力を子どもたちに」 今年で3度目の「全国学力テスト」(正式名称は全国学力・学習状況調査)がやってくる。 毎年、受ける子どもも違えば設問も違うのに、それを比べて一喜一憂するというのだからずいぶんと妙な話だ。ある県…
2009.04.10 こども 人文 社会 じんぶんや 教育
【じんぶんや第48講】加藤典洋選「四つの批評の力」
加藤典洋さんエッセイ「四つの批評の力」批評というのはさまざまな夢をもりこめる容器だと思う。これまでも、さまざまな人が、ずいぶんと変わった夢をそこに盛ってきた。わたしが批評に最初に見た夢は、「本を読まない」で「書く」ということだった。「ただ考…
2009.03.09 人文 文学 じんぶんや 批評
【じんぶんや第47講】 会田弘継選「アメリカの力とは何か」
会田弘継さんエッセイ「アメリカの力とは何か」これほどまでに世界中から好意を持って迎えられ、期待を担って就任したアメリカの新大統領が、かつていただろうか。就任式に押し寄せた 二百万とされる米市民と、各国からの賓客だけでない。欧州、アフリカ、アジア…
2009.02.09 人文 じんぶんや アメリカ オバマ
【じんぶんや第46講】 内田樹選「大人になるための本」
内田樹さんエッセイ「大人になるための本」 「大人になるための本」というテーマで選んでみました。 「大人になるために読むべき本」というのはどういう本でしょうか。条件はわりと簡単です。それは「どうふるまうのが適切であるかがわからない状況に際会したときに、…
2009.01.05 まなび 人文 じんぶんや




