【じんぶんや第65講】 佐藤優選「危機の時代の思想」
佐藤優さんエッセイ「危機の時代の思想」 1991年12月にソ連が崩壊し、イデオロギー対立の時代が終焉した。当時、人類は対話と協調の精神で、新しい時代を構築することができるという楽観論が国際政治においても、思想においても支配的だった。しかし、10年も経ないう…
2010.10.17 人文 社会 じんぶんや 危機 国際 思想
【じんぶんや第64講】 今福龍太選「砂漠と書物」
今福龍太さんエッセイ「砂漠と書物」 新たに遭遇すべき書物。それは、日常的効用からもっとも遠い世界にすむ住人だ。 はじめから、なにかの用途や目的を満たすためにそこにいるのではない。一見、すぐにはなんの役にもたたないといった風情で、ボロにも見える虹色の…
2010.09.06 人文 じんぶんや 砂漠
【じんぶんや第63講】 加藤陽子選「若者と戦場」
加藤陽子さんエッセイ「若者と戦場」 私は1930年代の日本の外交と軍事を専門としてきました。戦争と革命の20世紀においても、日本の1930年代が放つ魅力には格別なものがあります。なぜそういえるのか一言で述べよといわれれば、それは当時の日本が、アメリカと並ん…
2010.07.31 人文 じんぶんや 平和 戦争
【じんぶんや第62講】 福嶋亮大選「『神話が考える』を読むための32冊」
福嶋亮大さんエッセイ「『神話が考える』を読むための32冊」 今年3月に、『神話が考える――ネットワーク社会の文化論』(青土社)という本を上梓しました。その目的は、一言で言えば、今の日本に存在するポップカルチャーに、何らかの思想的な表現を与えるということにあ…
2010.06.29 人文 社会 じんぶんや 思想
【じんぶんや第61講】 高原基彰選「『現代日本の転機――「自由」と「安定」のジレンマ』を読むための34冊」
高原基彰さんエッセイ「『現代日本の転機――「自由」と「安定」のジレンマ』を読むための34冊」 昨年、政権交代直前のタイミングで『現代日本の転機』という本を上梓させて頂いた。執筆中の大半は、韓国および中国に滞在中で、いわば外から日本を見つめ直した本だった。 …
2010.05.27 人文 社会 じんぶんや
【じんぶんや第60講】 矢部史郎選「無造作に海外思想に触れてみよう――歴史学、地理学、人類学を中心に」
矢部史郎さんエッセイ「無造作に海外思想に触れてみよう――歴史学、地理学、人類学を中心に」 人文・社会科学をこれから学ぼうとする人はよく、「何から読んだらよいかわからない」と言います。たしかに本の種類が多すぎて、何をどう選んだらよいか迷います。そういう人に私…
2010.04.19 人文 じんぶんや 人類学 地理 思想 歴史 海外
【じんぶんや第59講】 亀山郁夫選「共苦と同感のコスモス―わたしの心の扉をたたいた書物たち」
亀山郁夫さんエッセイ「共苦と同感のコスモス―わたしの心の扉をたたいた書物たち」はじめに、または、運命の力 ≪文学って何なんだ? 文学と文字はどうちがう? 文学って、小説を読む人間の心の状態? 心の状態を批評的に語る営み? 文学って学問なのか?…
2010.03.15 人文 文学 じんぶんや
【じんぶんや第58講】 シノドス選「現代社会を読み解く「知」」
シノドス主宰・芹沢一也さんからのメッセージ シノドスの世界にようこそ! わたしたちが生きる現代社会を、複数の視角から立体的に浮かび上がらせる、それが「知」のプラットフォーム・シノドスの活動です。 今回のブック・フェアでは、ウェブ、経済、政治、法…
2010.02.08 人文 社会 じんぶんや メディア 世界システム 右翼 思想 政治 教育 東アジア 歴史 法 消費 経済 言論
【じんぶんや第57講】 成田龍一選「あたらしい歴史家よ、めざめよ」
成田龍一さんエッセイ0.日本近現代史研究への誘い かつて、歴史学は元気でした。そして歴史を生き生きと語っていました。しかし、いま、歴史といったときには「教科書」のなかに閉じ込めたり、大河ドラマに魅力をゆだねてしまっているのではないでしょうか。歴史学が持…
2010.01.09 人文 じんぶんや 日本史 歴史
【じんぶんや第56講】 福岡伸一選「いのちを旅する本」
福岡伸一さんエッセイ 生物学者になる前、私は昆虫少年だった。夢は新種の蝶を捕えて命名し、それを図鑑に記載することだった。しかし新しい蝶など見つかるはずもなく、私の夢は夢に終わった。年を経て、私は捕虫網をミクロな実験装置に持ちかえて、遺伝子ハンターと…
2009.12.07 サイエンス 人文 じんぶんや 生物




