海を渡る不思議な青い蝶。『謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか?』
アサギマダラとは渡り鳥のように長い距離(2000kmにも及ぶ)を移動することで有名な蝶です。
翅に薄い青色の美しい模様があり、翅を広げると10㎝ほどの大きさになります。
日本全土から朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤ山脈まで広く分布し、春~夏は繁殖や生活がしやすい場所を求めて、南から北に向かい、秋には冬を越すために再び南に向かう渡り鳥のような性質を持った蝶です。
一般的に身近なモンシロチョウやアゲハチョウなどは、アサギマダラのように長距離を移動することはありません。
最近の記録では、2013年4月、沖縄県中城村から飛んできたアサギマダラが、6月9日に東京の高尾山で捕獲された例があり、約一ヵ月かけて直線距離でおよそ1500Kmを飛んできたそうです。
この本の著者である栗田さんは内科医で速読法を研究されている方でもありますが、アサギマダラ研究家としても有名な方です。
アサギマダラは詳しい移動経路などが分かっていないことが多い、まだまだ不思議な蝶です。
フワフワと優雅に飛ぶ青い蝶を見かけたら、ぜひアサギマダラを思い出してみてはいかがでしょうか。
(編集部 福田志摩)




