フランシス・フォード・コッポラが映画化権を取得したものの、長年映像化は困難とされてきた伝説的小説『オン・ザ・ロード』が、ついにコッポラ製作総指揮、ウォルター・サレス監督による映画となり、日本でも2013年8月30日に公開されます。
オン・ザ・ロ−ド
ジャック・ケルアック、青山南 / 河出書房新社
2010/06出版
ISBN : 9784309463346
¥998 (税込)
若い作家サルとその親友ディーンは、自由を求めて広大なアメリカ大陸を疾駆する。順応の50年代から叛逆の60年代へ、カウンターカルチャー花開く時代の幕開けを告げ、後のあらゆる文化に決定的な影響を与えた伝説の書。バロウズやギンズバーグ等実在モデルでも話題を呼び、ボブ・ディランに「ぼくの人生を変えた本」と言わしめた青春のバイブル『路上』が半世紀ぶりの新訳で甦る。
ビート・ジェネレーション文学の代表作として有名な『オン・ザ・ロード』は、作者ジャック・ケルアック自身の放浪体験を元に書かれ、多くの若者に影響を与えてきました。
日本では福田実さんの訳で『路上』として長く愛され、後に青山南さんの新訳版『オン・ザ・ロード』が出版されています。
ビート・ジェネレーション(ビートニク)とは、1950年代のアメリカでそれまでの社会の常識に反発した若者たちやその活動を指す言葉です。1960年代のヒッピーのルーツともいわれます。
文学の世界ではジャック・ケルアック、ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグなどがその代表です。
なお、『オン・ザ・ロード』の主人公「サル」はケルアック自身、「ディーン」はケルアックの友人二―ル・キャサディ、その他の登場人物もウィリアム・バロウズやアレン・ギンズバーグがモデルとされています。
映画を機に、後の文化に大きな影響を与えたビートニクの世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。
現在新宿南店にて「邦訳、原書併売!!ビートジェネレーションブックフェア」を8/31(土)まで開催中です。
お近くの方はぜひお越しください。
【ジャック・ケルアックの主な著作】
オン・ザ・ロ−ド スクロ−ル版
ジャック・ケルアック、青山南 / 河出書房新社
2010/06出版
ISBN : 9784309205427
¥3,675 (税込)
すべての伝説はここから始まった!アメリカ大陸を、縦横無尽に車で移動し、さまざまな階層の人々と出会った経験をもとに、わずか3週間で書きあげたとされる伝説のオリジナル。ニール・キャサディ、アレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズなど、すべての人物が実名で登場し、決定版では削除された危ない箇所もそのまま読める「実録オン・ザ・ロード」。
世界文学全集
池澤夏樹 / 河出書房新社
2007/11出版
ISBN : 9784309709413
¥2,730 (税込)
〈1-01〉 オン・ザ・ロード ジャック・ケルアック
不滅の青春の書『路上』が半世紀ぶりに、躍動感あふれる新訳でよみがえる。広大なアメリカ大陸を、自由を求めて疾駆する若者たち。ビート・ジェネレーションの誕生を告げ、その後のあらゆる文学、文化に影響を与えた伝説的名作。
地下街の人びと
ジャック・ケルアック、真崎義博 / 新潮社
1997/03出版
ISBN : 9784102076118
¥515 (税込)
最初にぼくらが寝たのは、チャーリー・パーカーを聴いたシスコの暑い夜だった。ぼくは美しい黒人マードゥに夢中だ。それから二カ月、ぼくらは毎晩、酒やドラッグやセックスに酩酊していた。終りなき祝祭のように。やがて、ぼくらは疲弊し、傷つけあい、別れることだろう。何もやり遂げないうちに。だから、ぼくはタイプを叩き始めた。この小説のために。ビートニクの痙攣的な愛を描く長編。
荒涼天使たち
ジャック・ケルアック、中上哲夫 / 思潮社
1994/05出版
ISBN : 9784783727507
¥2,650 (税込)
〈1〉
ビートニクのヒーロー、ケルアックの言葉の魔術と、黄金の永遠と無為を求める詩的高揚感。ケルアックの最高の要素が結実した傑作。待望の刊行。カナダ国境山上での孤独と瞑想の日々。そしてサンフランシスコでの乱痴気騒ぎ。ケルアックが無作為の文体で描く...。宇宙的ヴィジョンと'50年代ビート・ジェネレーションの至福の世界。
荒涼天使たち
ジャック・ケルアック、中上哲夫 / 思潮社
1994/05出版
ISBN : 9784783727514
¥2,039 (税込)
〈2〉
アレン・ギンズバーグ、ニール・キャサディー、グレゴリー・コーソ...。ビートニクたちとサンフランシスコからニューヨークまで車で大陸横断、モロッコのバロウズをモデルとした人物を訪ね、メキシコへとおもむく、世界を縦横に巡りながら、狂乱の中でクールな熱情をもって描く青春群像。
禅ヒッピ−
J.ケル−アック、小原広忠 / 太陽社
1992/07出版
ISBN : 9784884680220
¥2,100 (税込)
孤独な旅人
ジャック・ケルアック、中上哲夫 / 河出書房新社
2004/09出版
ISBN : 9784309462486
¥903 (税込)
放浪生活こそ、ケルアックに最もふさわしい言葉だ。本書は、ベストセラー『路上』の三年後に発表された八編の散文による作品集。サンフランシスコの鉄道員時代、メキシコ・シティ、貨物船での航海、ニューヨークのナイトライフ、カナダ国境の山火事監視員生活、モロッコ、南仏、パリ、ロンドンに至る体験を、詩的で瞑想的な文体で生き生きと描いた魅惑的な一冊。
ビッグ・サ−の夏 最後の路上
ジャック・ケルアック、渡辺洋 / 新宿書房
2000/08出版
ISBN : 9784880082646
¥2,520 (税込)
人気作家に祭り上げられたあとの西海岸への旅。ビートの時代は終わり、もはや友だちもいない、路上もない...。
パリの悟り
ジャック・ケルアック、中上哲夫 / 思潮社
2004/07出版
ISBN : 9784783728610
¥1,890 (税込)
自らのルーツをもとめてパリからブルターニュを巡る旅人がえた"サトリ"とは?つねに酔い悩みながら、興奮と不安を抱えて人から人へ、混濁した生にあっても世界への大きな共感を手放さない。熱狂の底にある震えるまなざし、無作為の即興的文体が映しだす、1966年、ケルアックの裸の真実。
【ウィリアム・バロウズの主な著作】
裸のランチ
ウィリアム・シュ−ア−ド・バ−ロ−ズ、鮎川信夫 / 河出書房新社
2003/08出版
ISBN : 9784309462318
¥1,050 (税込)
一九五〇年代に始まる文学運動は、ビート・ジェネレーションを生み出した。ケルアック、ギンズバーグら錚々たる作家たち(ビートニク)の中でも、バロウズはその先鋭さで極立っている。脈絡のない錯綜した超現実的イメージは、驚くべき実験小説である本書に結実し、ビートニクの最高傑作となった。映画化もされた名作の待望の文庫化。
【ケルアックとバロウズの共著】
そしてカバたちはタンクで茹で死に
ジャック・ケルアック、ウィリアム・シュ−ア−ド・バ−ロ−ズ / 河出書房新社
2010/05出版
ISBN : 9784309205397
¥2,100 (税込)
一九四四年八月。舞台は第二次世界大戦終結直前の、ニューヨーク。「ビートを生み出した殺人事件」として知られるルシアン・カーとデヴィッド・カラマーの事件を軸に、「作家以前」のケルアックとバロウズが、ふたりで章ごとに書きつないだ幻の共作。
【アレン・ギンズバーグの主な著作】
ギンズバ−グ詩集
アレン・ギンズバ−グ、諏訪優 / 思潮社
1991/09出版
ISBN : 9784783724216
¥2,854 (税込)
愛と自由の精神をもって、現代文明の地獄を巡りつづける瞑想と行動の詩人の代表作「吠える」「カディッシュ」全篇と他の詩を新たに併せた定評ある訳。
【バロウズとギンズバーグの共著】
麻薬書簡
ウィリアム・シュ−ア−ド・バ−ロ−ズ、アレン・ギンズバ−グ / 河出書房新社
2007/09出版
ISBN : 9784309462981
¥756 (税込)
ビートニク文学の代表的存在である二人による書簡集。ヤーヘと呼ばれる究極のドラッグを求めて南米へ二度にわたって旅だったバロウズと、やはり南米を旅したギンズバーグの手紙からなる。どこまでが実際の手紙で、どこからが後の創作なのか。オリジナルの手紙原稿にさかのぼって校訂し、追加材料をまとめた最新の増補改訂版。文庫訳し下ろし。
【ジャック・ケルアックとビート・ジェネレーションを知る本】
ケルアック
バリ−・ギフォ−ド、ロ−レンス・リ− / 毎日新聞社
1998/01出版
ISBN : 9784620312057
¥3,570 (税込)
W・バロウズ、A・ギンズバーグら、ビート世代の肉声で綴る、ビート・ジェネレーションの旗手で、『路上』の作家、ジャック・ケルアックの生涯(ハートビート)。
ジャック・ケルアック 放浪天使の歌
スティ−ヴ・タ−ナ−、室矢憲治 / 河出書房新社
1998/11出版
ISBN : 9784309203065
¥3,675 (税込)
1957年、秋。一冊の小説がアメリカの青春を変えた―。きみのゆく道は、聖なる道か、狂った道か。『路上』を生んだビート作家の生涯、オルタナティヴ思想の原点がここにある。
「迷える男性諸君!ビジネス書を捨てよ、旅に出よう」。『ニューヨークタイムズ』の人気記者が綴る、全米ロングセラーのまったく新しい「自分発見」本。
ケルアック
イヴ・ビュアン、井上大輔 / 祥伝社
2010/06出版
ISBN : 9784396620608
¥1,890 (税込)
何かを追い求め、何かに追い立てられるような、めまぐるしい日々。そうまでして新しい文学を目指して、遂に成功したのだろうか。徹底して反市民的な、破滅的な生活からしか傑作は生まれないのか。―タブーを突き破って駆け抜け、永遠の青春文学を紡いだ魂の軌跡。
(編集部 三好美奈子)