不朽の名作が初の連続TVドラマ化。織田作之助『夫婦善哉』
今年は、大阪が生んだ文豪「オダサク」こと、織田作之助(1913~1947)の生誕100周年に当たります。
夫婦善哉(めおとぜんざい)とは、大阪の法善寺の横にあるぜんざい屋の名前です。
何と創業明治16年という歴史あるお店です。
ぜんざい1人前を2つのお椀で出すことから夫婦善哉といわれるようになりました。
織田作之助が、このお店や法善寺を舞台にして書いたのがこちらの小説です。
没後60年目にあたる2007年に『夫婦善哉』の続編が発見されました。
この続編も含めて新解釈でNHKにて、2013年8月24日(土)より連続ドラマ化されます。
この物語の舞台は大正から昭和にかけての大阪。そして続編の別府です。
化粧品卸問屋の息子・柳吉と、売れっ子芸者・蝶子は、貧しいながらも、愛情と機転で困難を乗り切っていきます。
そんな夫婦の姿を、涙と笑いの中に描いた、関西の正統派人情喜劇です。
出演は人気俳優、森山未來さん、オノマチこと尾野真千子さん。
お二人とも関西ご出身とのことで、古さを感じさせない、違和感のないドラマになりそうです。
芸者上がりと所帯を持った化粧品卸問屋の息子柳吉は、勘当され、家を出る。剃刀屋、関東煮屋、果物屋、カフェと転々と商売を変えるがちっとも長続きしない。こんな男になぜ蝶子は惚れるのか。たくましい大阪人の、他人には窺い知れない男と女の仲を描く『夫婦善哉』ほか、人間の切ない感情を見事に謳い上げた『木の都』など全6編。早世が惜しまれる織田作之助の代表短編小説集。
代表作「夫婦善哉」に、二〇〇七年に発見された「続 夫婦善哉」をあわせて"正続"とし、その他、芥川賞候補作「俗臭」、作者が「或る意味で私の処女作」という「雨」、あるいは伝説の棋士坂田三吉を主人公にした「聴雨」など、織田作之助(一九一三‐四七)のおもに戦中期の代表的短篇を収録する。
ドラマはこちらを原作としています。
(編集部 福田志摩)







