いまあらためて、「仕事」を考えるための基本図書
長引く不況と、待ったなしのグローバリゼーション。少子高齢化にエネルギー問題。こうした多くの課題が山積する中で、自分の「仕事」を長期的な視野で考え直すための本が、このところよく読まれています。たんなる「仕事術」や「ライフハック術」でもなければ、ビジネスの成功者が語る「私の仕事論」でもない、社会のあり方や個人の生き方に深く結びついた「仕事の本」。今回はそんな本のなかから、話題の本とロングセラーをあつめてみました。
[関連情報]12月1日より新宿南店では「みんなでつくるソーシャルデザインの本棚」のためのおすすめ本をFacebookで募集しています(募集期間:2012年12月1日~2013年1月31日)。このキーワードのなかにも「新しい働き方」があります。あなたのお気に入りの本をぜひ教えて下さい。
ワ−ク・シフト 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
リンダ・グラットン、池村千秋 / プレジデント社
2012/08出版
ISBN : 9784833420167
¥2,100 (税込)
テクノロジーの進化に伴い、ゆとりある生活を送れるかと思いきや、時間に追われ、家族や友人と過ごすこともままならない孤独な日々。こんな働き方がさらにエスカレートするのでは?未来に対する漠然した不安の正体が、2025年の「悪夢」と「希望」のストーリーによって解き明かされる。新聞、ビジネス誌の書評への連続掲載、『ワーク・シフト』を題材にした読書会が日本各地やネット上で開催されるという現象も発生。あなたもぜひ家族、仲間と一緒にシフト体験を! →電子書籍版あり
フリ−エ−ジェント社会の到来 「雇われない生き方」は何を変えるか
ダニエル・H.ピンク、池村千秋 / ダイヤモンド社
2002/04出版
ISBN : 9784478190449
¥2,310 (税込)
会社を飛び出し、独立して働くフリーエージェントたちが作り出す社会がやってくる――脱・組織のワーキングスタイルをリポート。クリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターなどを務めたこともある著者による新時代の仕事論。
心から打ち込めるやり甲斐のある仕事を探し求め、「人生で何をすべきか?」という問いに真正面から向き合った50人の物語。"普通の"人々の"特別"な人生を描いた感動のノンフィクション。
嘘にまみれて暮らすのはイヤだ。納得できる仕事がしたい。失敗してもへこたれるな!―自力で生きぬくテキスト。小さな本屋さんをはじめた。法律なんかこわくない。したたかな友人たち。心をなくして客をなくす。愛は一軒の家から...。1970年代の若者の心をとらえた、仕事論の永遠の古典。
魅力的なモノづくりの現場を訪ね歩き、その働き方の秘密を伝えるノンフィクション・エッセイ。他の誰も肩代わりできない「自分の仕事」をすることが、人を満足させるいい仕事の原点ではないか? 「社会は働き方から変わる」という確信のもと、働き方研究家としてフィールドワークを重ねる著者による、ワークスタイルとライフスタイルの探検報告。→文庫版あり
人間の一番の大仕事は「自分をいかして生きる」ことなんじゃないか? 仕事と真摯に向き合う人々の支持を受けて読みつがれる、『自分の仕事をつくる』の6年越しの続編。「働き方研究家」による、ワークスタイルとライフスタイルの探検報告・第2弾。→書評を読む(書評空間)
経済学の古典『資本論』と、お金の哲学を扱った世界的ベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』。実はこの2冊は全く同じことを言っています。それは、資本主義経済の中で私たち"労働者"が必然的に置かれている状況についてであり、そこから考え始めることで、どういう「働き方」を選択すればラットレースに巻き込まれず、幸せに暮らしていけるかがよくわかるのです。(著者の言葉より)→書評を読む(書評的空間)
仕事も、ほしい物も、自分でつくるのは面白い。「ビジネス」でも「ワーク」でもなく、「趣味」でもない。DIY・複業・お裾分けを駆使した「ナリワイ」で、現代社会を痛快に生きる。ポストグローバリゼーション時代の滋味溢れる働き方、非バトルタイプのためのゆるやかな作戦。
アルバイト→有機農家、自動車会社→島で町おこしビジネス、東大卒で大手企業→手染め職人、雑誌編集者→カフェのオーナー。会社に勤めなくても、みんな自分らしく生きている!会社をはなれて見つけた自分らしい働き方。→書評を読む(書評空間)。
「生まれて初めて触ったお金には、魚のウロコや血がついていたのを覚えている」―お金の無い地獄を味わった子どもの頃。お金を稼げば「自由」を手に入れられることを知った駆け出し時代。やがて待ち受ける「ギャンブル」という名の地獄。「お金」という存在と闘い続けて、やがて見えてきたものとは...。「お金」と「働く事」の真実が分かる珠玉の人生論。TVドラマ化もされた感動のベストセラー、遂に文庫化。
(編集部 A.N.)














