【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 外部の価値感に惑わされて自分に与えられた孤独を汚していないか。 『ことり』(12月9日 読売新聞)
12月9日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。
今回は読売新聞で湯本香樹実さんが紹介しておられました、小川洋子さんの『ことり』です。この本は11月25日東京新聞の書評でも取り上げられています。
また、11月10日に放送されたTBS系テレビ番組「王様のブランチ」でも紹介された話題の本です。
孤独のかたちは人それぞれだ。誰にも踏み込めない領域を持ちながら他者を求めるという、ふたつの事柄のバランスが、誰のものでもない自分だけの孤独となり生の質を決定する。読み進むにつれ、外部の価値感に惑わされて自分に与えられた孤独を汚していないか、と自問せざるを得なくなる。
※こちらの書評は読売新聞社のサイトでお読みいただけます。
言語とは伝達機能だけではなく、人が自然や生き物と感じ合うひとつの手段である。その意味で多声的な小説であり、自らの内部の声を聞くことこそが情報過多、喧騒(けんそう)の時代にあって、重要なキーワードであることを考えさせられた。
※こちらの書評は東京新聞社のサイトでお読みいただけます。
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