【じんぶんや第86講】 岡田温司選「現代イタリアの思想と芸術」
紀伊國屋書店新宿本店3階の月がわりブックフェア「じんぶんや」、今月の選者は岡田温司さん。「現代イタリアの思想と芸術」というテーマで、じんぶんやにエッセイをいただきました。
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岡田温司さんエッセイ「現代イタリアの思想と芸術」
ファッションや料理の世界だけではない。思想界でも、イタリアは今ちょっとしたブームである。著作のほとんどが、世界の主要な言語に翻訳されているジョルジョ・アガンベン(1942年生まれ)とアントニオ・ネグリ(1933年生まれ)は、その代表といってもいい存在だろう。「フレンチ・セオリー」に代わる「イタリアン・セオリー」の台頭と称されることもある。
その理由のひとつとして考えられるのは、ミシェル・フーコーやジル・ドゥルーズやジャック・デリダといったフランス哲学の大物たちが相次いで世を去った後、相対的にイタリアの思想家たちへの関心が底上げされてきたという事情である。だがそれは、たんなる時間の偶然にして、外在的な原因にすぎない。もっと深い、イタリアに内在的な理由がある。
そもそも政治的で宗教的な葛藤にたえずさらされてきたイタリアの思想は、伝統的に、国民国家という枠組みに縛られてこなかった、という大きな特徴をもっている。それゆえ、「生」と「政治」は、つねにイタリア哲学の中心的なテーマでありつづけてきた。そしてそこにこそ、今日、政治や経済などのあらゆる局面で国民国家の枠組みが事実上、弱体化するか崩壊する状況下にあって、イタリアの思想がにわかにアクチュアリティを帯びてきている最大の理由がある。こうしたイタリア的伝統の特異性を抜きにしては、アガンベンやネグリ、ロベルト・エスポジト(1950年生まれ)らの思想をとらえることはできないように、わたしには思われる(彼らがそれをどこまで意識しているかは別にして)。
本フェアは7つのコーナー――「全体像をつかむために」「押さえておきたい20世紀思想の原点――クローチェとグラムシ」「イタリア現代史と新たな歴史学」「生政治、潜勢力、非人称――アガンベンとエスポジト」「アウトノミアとマルチチュード」「イタリア現代思想を牽引する美学」「芸術の/と思想――美術・建築・映画を中心に」――からなっている。やや美学や芸術寄りの選択になってしまったかもしれないが、それは選者の好みによるばかりでなく、この国が優れて芸術と感性の国であるという理由にもよる。ウンベルト・エーコ(1932年生まれ)、ジャンニ・ヴァッティモ(1936年生まれ)、マリオ・ペルニオーラ(1941年生まれ)、マッシモ・カッチャーリ(1944年生まれ)という、現代イタリアを代表する領域横断的な哲学者たちは、いずれも美学から出発していることは特筆すべきである。アガンベンもまた例外ではない。
岡田温司(おかだ・あつし)さんプロフィール1954年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学大学院教授。西洋美術史。著書に、『もうひとつのルネサンス』、『モランディとその時代』(吉田秀和賞)、『カラヴァッジョ鑑』(編著)、『芸術と生政治』、『イタリア現代思想への招待』、『フロイトのイタリア』(読売文学賞)、『半透明の美学』、『アガンベン読解』、訳書に、クレーリー『知覚の宙吊り』(監訳)、アガンベン『スタンツェ』、同『中身のない人間』(共訳)、同『開かれ』(共訳)、同『イタリア的カテゴリー』(監訳)、同『事物のしるし』(共訳)、同『裸性』(共訳)、ぺルニオーラ『エニグマ』(共訳)、エスポジト『近代政治の脱構築』、同『三人称の哲学』(監訳)など多数。
人は虹を見て、何を考え、想像したか。
絵に描かれた数々の虹の意味を読み解く、西洋美術史の入門書。
[BookWeb書評より]
今日における哲学の使命に賭ける、ヴァッティモ一流の「弱い思考」に貫かれた好著。[BookWeb書評より]
岡田温司さん選書・コメント
全体像をつかむために
いまや世界の現代思想のシーンは、イタリアの思想家たちを抜きにしては語れない。
ジル・ドゥルーズやジャック・デリダらフランスの巨星たちがあいついでこの世を去ったあと、なぜ、イタリア思想の重要性に注目が集まるのか。
現代思想の最尖端で、いま何が問題なのか、そしてどのような可能性があるのか。
哲学、美学、政治学、社会学、宗教学、女性学など幅広い分野での彼らの刺激的な仕事を、明快な筆致で紹介する。[BookWeb書評より]
クローチェから今日のギンズブルグ、アガンベン、ネグリまで―近現代イタリアの思想家・歴史家たちはいずれもが、この歴史の女神の忠実な奴僕であった。
かれらの著作を丹念に読み込み、その学問論的意義、知識人としての反省のあり方を今日的視点で考察する。
旧版(一九八九年)に、近年の論稿を大幅増補。[BookWeb書評より]
エーコなど、現代イタリアの思想家11名による論集。
世界的に影響を与えた哲学アンソロジー。[BookWeb書評より]
『ミラノ 霧の風景』―須賀文学の魅力が凝縮した、不滅のデビュー作。
講談社エッセイ賞、女流文学賞受賞。
『コルシア書店の仲間たち』―60年代ミラノの小さな共同体に集う人々の、希望と熱情の物語。
『旅のあいまに』―単行本未収録の連作エッセイ12篇。
深いまなざしで綴られるさまざまな出会い。[BookWeb書評より]
「ヴェネツィアの宿」―はじめてつづられる少女期の記憶。
孤独な留学時代と、遠い日の父の思い出。
「トリエステの坂道」―夫が愛したサバ。
サバが愛したトリエステ。
鮮やかによみがえる懐かしい人々の肖像。
「エッセイ/1957~1992」―イタリアで暮らしはじめた頃など、二十歳代からのエッセイ24本を収録。[BookWeb書評より]
二〇世紀フランスを代表する作家と自らを重ね合わせながら紡ぐ魂の二重奏。
ヨーロッパの建築や美術をめぐる思索の軌跡、出会った人々の思い出。
「なによりもまず私をなぐさめてくれる島」として須賀が愛したヴェネツィアの記憶。
画期的論考「古いハスのタネ」他18篇。[BookWeb書評より]
人生のいくつかの場面で、私を支えてくれた、書物というかけがえのない友人たち。
「遠い朝の本たち」―幼年期からの読書体験をたどり、自己形成の原風景を描く。
「本に読まれて」―当代無比の読書家であった著者の書評を集大成。
「書評・映画評」―書物や映画にまつわるエッセイ33篇。[BookWeb書評より]
詩への愛こそ須賀文学の核心だった。
亡夫への思いをこめて訳したサバ詩集をはじめ、詩を読む喜びに満ちたアンソロジー。[BookWeb書評より]
「イタリア文学論」ギンズブルグ、サバ、ウンガレッティ、そしてダンテなど、愛した作家や詩人たちの作品論を収録。
イタリア文学への望みうる最良のガイド。
「翻訳書あとがき」親しみ訳した作家たちの肖像、その魅力の核心が生き生きと紹介されている。[BookWeb書評より]
「どんぐりのたわごと」―ローマ留学時代、たった一人で原稿執筆から製作まで手がけ、日本に送りつづけたミニコミ誌を全号収録。
名作「こうちゃん」をはじめ、サバやジオノの翻訳など、須賀の創作の原点が収められている。
「日記」―夫の突然の死から四年。
孤独と向き合い、ミラノに別れを告げるまでの日々を克明につづった貴重な記録。[BookWeb書評より]
留学生活や新婚生活を生き生きと伝える書簡、遺された小説草稿、詳細な年譜など、希有な人生の軌跡を辿る貴重な資料満載。[BookWeb書評より]
押さえておきたい20世紀思想の原点――クローチェとグラムシ
サバルタン研究、文化研究の出発点
知識人とは、サバルタンとは、地政学的考察とは?「南部問題についての覚え書」はじめ、現代の読者のために、イタリアの思想家のエッセンスを新たに編集する。[BookWeb書評より]
クローチェとパレイゾンの美学論を本邦初訳で紹介。[BookWeb書評より]
グラムシ研究の集大成
ファシズムとスターリン主義が支配した狂気の時代。
没後70周年に際し、新資料に拠って生きたグラムシ像に迫る。[BookWeb書評より]
イタリア現代史と新たな歴史学
複雑で魅力あふれる現代イタリアを理解する最良の一冊。[BookWeb書評より]
犠牲者だけが過去に苦しみ、罪ある者は忘却に逃れる。
生存者レーヴィの40年後の自死。[BookWeb書評より]
二十世紀の論争史を繙きながら、玉虫色に姿を変える"全体主義"の概念と、その背景、そして知識人たちの生きざまを描く。
二十世紀を読み解くカギは、"全体主義"にある。[BookWeb書評より]
イタリア歴史学の良心にして最前線
真実の歴史を物語ることはいかにして可能か。
フィクションと真実のあいだにある、偽って真実であると見せかけている歴史的素材を丹念に解きほぐす全6編。[BookWeb書評より]
イタリア歴史学の良心にして最前線
本書は様々な視点から異邦人化と距離のもつ認識的かつ道徳的、建設的かつ破壊的な潜在能力を探っている。
なぜ異邦人(未開人、農民、動物)の視線に社会の虚偽をあばく能力を持たせていたのだろうか。
なぜわれわれは「眺望」「視点」といった視覚的比喩を多用するのか。
大金を積まれたら未知の中国人官僚を殺すだろうか。
遠くから近くから、世界を見つめ直す厳しい九つの視線。[BookWeb書評より]
生政治、潜勢力、非人称――アガンベンとエスポジト
イタリア現代思想への恰好の入門書。[BookWeb書評より]
人間と動物の閾
人間と動物が交錯する未決定な例外状態の閾を、バタイユのアセファルから、コジェーヴのスノッブ、ユクスキュルのダニ、ハイデガーの倦怠へと縦横無尽に描き出す、生政治の超克と人類学機械の停止へむけた壮大な系譜学。
"剥き出しの生"のさらなる探究。
[BookWeb書評より]
アガンベン哲学の奥行きと広がり
存在しないことができるという潜勢力があらゆる潜勢力に本源的に属しているのであれば、次のようになるだろう。
すなわち、現勢力へと移行するときに、自体的な非の潜勢力を単に取り消すのでも、それを現勢力の背後に放置するのでもなく、自体的な非の潜勢力を現勢力へとそのまま全面的に移行させ、つまりは現勢力へと移行しないのではないことができるもの、これこそが真に潜勢力をもっているものである。
イタリア現代思想の旗手アガンベンによる、比類なき思考の全幅を収めた初の論文・講演集。
未踏の知へと向かう大いなる一歩が開示される。
[BookWeb書評より]
主著「ホモ・サケル」シリーズの第三部にあたる(第一部は以文社より刊行、第二部は原著未完)。
プリモ・レーヴィをはじめとする強制収容所からの奇跡的生還者たちの証言をもとに、「人間である」情況を剥奪される極限を考察し、 大虐殺以後に思考することの根源的課題を模索した、来たるべき倫理哲学。[出版社サイトより]
原罪を一種の自己誣告とみる独創的なカフカ論をはじめ、原罪によって開かれた潜勢力としての「認識の可能性」がヌディタの核心にあることを喝破した好著。
シリーズ第一弾。[BookWeb書評より]
ネグリとアガンベンのあいだで思考するイタリアの新たな星
世界的に注目を集めるイタリア現代思想にあって、ひときわ光彩を放つロベルト・エスポジト。
本書は、彼の主著である三連作『コムニタス(共同体)』『イムニタス(免疫)』『ビオス(政政治)』のエッセンスがわかり、かつ、最新作『三人称』にいたる道筋をも示す、エスポジト哲学にもっとも入りやすい著作である。
フーコーによって提起され、アガンベンや、ネグリの『帝国』によって展開された「生政治」の思考は、どのように深化・進展するのか。
そこに、「免疫」という視点はどのようにからむのか。
九・一一とは、ナチズムとは...。
もっともスリリングな政治哲学への招待―。
[BookWeb書評より]
ネグリとアガンベンのあいだで思考するイタリアの新たな星
非‐政治へ、非‐人称へ。
現代思想の最前線にたつ著者が挑む「人格」という装置の脱構築。[BookWeb書評より]
アウトノミアとマルチチュード
スピノザ学者としてのネグリの本懐
スピノザという異形の運命に立ち戻り、その批判的/転覆的意味、および彼によって先取りされた"共"の哲学を、現代思想に布置するための最もラディカルなガイダンス。
訳者によるアクチュアルな解説を付す。
[BookWeb書評より]
旧約聖書のヨブにみずからを重ねるネグリ
思想家ネグリは、「ヨブ記」をいかに読んだのか―監獄からの問い。
[BookWeb書評より]
国家が後退した公的領域にあらわれた"マルチチュード=多数的なもの"の存在・活動・主体性を解き明かす。
現代社会理論、現代思想の重要概念と政治的実践とを結びつける講義形式の入門書。[BookWeb書評より]
1977年―すべての転回が起こった年!イタリアでは、労働を人生のすべてとは考えない若者たちによる、激しい異義申し立て運動が爆発した。
77年の数々の反乱が今日の私たちに宛てて発信していた、革新的・破壊的なメッセージを、メディア・アクティヴィストであるビフォが描きだす。[BookWeb書評より]
イタリア現代思想を牽引する美学
西洋文明における豊饒なイメージの宝庫を自在に横切り、欲望・感情・言葉のみならず欠乏・喪失が表象に与えてきた役割をたどる。
21世紀を牽引する哲学者の博覧強記。[BookWeb書評より]
中身の濃い処女作
ベンヤミンゆずりの政治と芸術の内在的連関、古代や中世から近・現代までの自由な時間の往還、ここには、哲学、美学、詩学、言語学から、神学、政治学、法学、さらには医学史や生物学にまで及ぶ思想家の仕事のすべてがある。
アガンベン28歳、恐るべき処女作。
[BookWeb書評より]
エジプト的叡智とバロック的感性とは?
ヴァーチャリティの浸食する千年終末の現代を解き、来たるべき一千年への文化的移行/通過を確たるものにする、新たな生の技法と思考の形をイタリア的知性が鳥瞰する。[BookWeb書評より]
性を思考する哲学・美学の果敢な冒険
人間がどこまでもモノに近づいていく「ポスト・ヒューマン」状況。
そこでは、中性的‐無機的‐人工的な文化現象が支配的になるが、ベンヤミンの顰にならい、この「モノ性」の感覚論を打ち立てたのが本書。
同時にそれは、哲学をセクシュアル化するとともに、快楽を脱セクシュアル化する危険な試みでもある。
シリーズ第二弾。
[BookWeb書評より]
本当に美しいのはどっち。「美」それとも「醜」?
"美"とはなにか?絶対かつ完壁な"美"は存在するのか?"真"や"善""聖"との関係は?―古代ギリシア・ローマ時代から現代まで、絵画・彫刻・音楽・文学・哲学・数学・天文学・神学、そして現代ポップアートにいたるあらゆる知的遺産を渉猟し、西洋人の"美"の観念の変遷を考察。
美しい図版とともに現代の"知の巨人"エーコによって導かれる、めくるめく陶酔の世界。
[BookWeb書評より]
本当に美しいのはどっち。「美」それとも「醜」?
現代の「知の巨人」エーコが、絵画や彫刻、映画、文学など諸芸術における暗黒、怪奇、魔物、逸脱、異形といった、恐ろしくぞっとするものを徹底的に探究。
本書は、世界的に好評を博した『美の歴史』の手法により、「醜」の多様性と傾向を明らかにする。[BookWeb書評より]
神話や古今の名著名作を考察の対象に収めながら、自らが作家として目指してきたところを示しつつ、紀元三千年にいたるまでの長大な未来を視野に入れて、疲弊した現代文学を甦らせる処方を語るカルヴィーノ(1923‐85)の遺著。
ハーヴァード大学ノートン詩学講義(1985‐86)のために準備された草稿。[BookWeb書評より]
ベンヤミンに触発された壮大な天使論
かすかなメシア的力をそなえたベンヤミンの「新しい天使」を介して哲学、神学、歴史、芸術に現れる天使たちを壮大なイメージの系譜学として描く。
[BookWeb書評より]
芸術の/と思想――美術・建築・映画を中心に
不滅のイタリア映画、ハリウッドに抗して
映画の誕生からヴィスコンティ、フェリーニ等の巨匠、最近の注目株まで、イタリア映画のすべてを一冊に。
映画ファン待望の決定版。
[BookWeb書評より]
カラヴァッジョを現代によみがえらせた美術史家
「美」との感動の出会いへ理想のイタリア絵画史入門。
今世紀最大のイタリア美術史家ロンギの伝説的名講義が書物で味わえる、イタリア絵画の絢爛たる世界への魅惑の案内書。
この一冊で絵画の見方が変わる。
図版163点収録。
[BookWeb書評より]
異端の天才の生涯と、詩人としての素顔に迫る決定版。[BookWeb書評より]
イタリアのモダン・デザインの原点にして到達点
デザイナー、芸術家、詩人、発明家、美術教育家...天衣無縫な創造活動を通し、驚きと気づきにあふれたモノたちを生み出しつづけたイタリアの異才、ブルーノ・ムナーリ。
創造力ってなに?―この、誰もが知りたい謎かけのような問いに挑んだのが、われらが先生、マエストロ・ムナーリだ。
茶目っ気たっぷりに目を輝かせ、引き出しから多種多彩な図版をつぎつぎ取り出しながら、鮮やかな切り口で、新しいものが生まれ出るまでのメカニズムを分析・解明してみせる。
[BookWeb書評より]
マンフレッド タフーリ/フランチェスコ ダル・コ 著
岡田温司さんコメント 早すぎた批評家の死、いまタフーリが生きていたら...
彼の建築哲学や思想を説き明かし、現代建築史上での位置づけを明確にする。[BookWeb書評より]
監修:パオロ・モレッロ(ベネチアのルアブ大学教授、写真史高等研究所ディレクター)[出版社サイトより]
アトリエにこもり壜、缶、器を配した静物画をくり返し描きつづけた。
この特異な画家の遺した手紙と資料から、"密やかな抵抗者"の人と芸術に接近する。
第2部では、同時代人によるモランディ評はじめ、今日のモランディ論の礎となっている重要な論文、短文ながら興味深い「自伝」、稀少なインタヴュー、ヴェネツィア・ビエンナーレとの隠れた関係に迫る論考など、謎めいた画家モランディに多方向から接近する。[BookWeb書評より]
独裁者は権力を緻密に演出する建築家であった。[BookWeb書評より]
同じ場所で同じ対象を描き続ける頑固なまでの姿勢―一見慎ましやかなその生は、観る者を静かに激しく揺さぶる、親密で静謐な空気感を湛えた独自の作風へと結晶した。
謎に包まれた「手仕事」の背景にあるものとは?
二十世紀最大の具象画家の知られざる魅力に迫る。[BookWeb書評より]
「じんぶんや」とは?
こんにちは。じんぶんやです。
2004年9月、紀伊國屋書店新宿本店に「じんぶんや」という棚が生まれました。
「じんぶんや」アイデンティティ1
★ 月 が わ り の 選 者
「じんぶんや」に並ぶ本を選ぶのは、編集者、学者、評論家など、その月のテーマに精通したプロの本読みたちです。「世に溢れかえる書物の山から厳選した本を、お客様にお薦めできるようなコーナーを作ろう」と考えて立ち上げました。数多の本を読み込んだ選者たちのおすすめ本は、掛け値なしに「じんぶんや」推薦印つき。
「じんぶんや」アイデンティティ2
★ 月 が わ り の テ ー マ
人文科学およびその周辺の主題をふらふらと巡っています。ここまでのテーマは、子どもが大きくなったら読ませたい本、身体論、詩、女性学...など。人文科学って日々の生活から縁遠いことではなくて、生きていくのに案外役に立ったりするのです。
ご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いします。
「じんぶんや」バックナンバー
こちらのページから今までの「じんぶんや」をご覧いただけます。
【じんぶんや第86講】岡田温司選「現代イタリアの思想と芸術」
場 所 紀伊國屋書店新宿本店 3Fカウンター前
会 期 2012年12月4日(火)~1月5日(土)
お問合せ 紀伊國屋書店新宿本店 03-3354-5703



























































