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【じんぶんや第86講】 岡田温司選「現代イタリアの思想と芸術」

紀伊國屋書店新宿本店3階の月がわりブックフェア「じんぶんや」、今月の選者は岡田温司さん。「現代イタリアの思想と芸術」というテーマで、じんぶんやにエッセイをいただきました。

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岡田温司さんエッセイ「現代イタリアの思想と芸術」

ファッションや料理の世界だけではない。思想界でも、イタリアは今ちょっとしたブームである。著作のほとんどが、世界の主要な言語に翻訳されているジョルジョ・アガンベン(1942年生まれ)とアントニオ・ネグリ(1933年生まれ)は、その代表といってもいい存在だろう。「フレンチ・セオリー」に代わる「イタリアン・セオリー」の台頭と称されることもある。
その理由のひとつとして考えられるのは、ミシェル・フーコーやジル・ドゥルーズやジャック・デリダといったフランス哲学の大物たちが相次いで世を去った後、相対的にイタリアの思想家たちへの関心が底上げされてきたという事情である。だがそれは、たんなる時間の偶然にして、外在的な原因にすぎない。もっと深い、イタリアに内在的な理由がある。
そもそも政治的で宗教的な葛藤にたえずさらされてきたイタリアの思想は、伝統的に、国民国家という枠組みに縛られてこなかった、という大きな特徴をもっている。それゆえ、「生」と「政治」は、つねにイタリア哲学の中心的なテーマでありつづけてきた。そしてそこにこそ、今日、政治や経済などのあらゆる局面で国民国家の枠組みが事実上、弱体化するか崩壊する状況下にあって、イタリアの思想がにわかにアクチュアリティを帯びてきている最大の理由がある。こうしたイタリア的伝統の特異性を抜きにしては、アガンベンやネグリ、ロベルト・エスポジト(1950年生まれ)らの思想をとらえることはできないように、わたしには思われる(彼らがそれをどこまで意識しているかは別にして)。
 本フェアは7つのコーナー――「全体像をつかむために」「押さえておきたい20世紀思想の原点――クローチェとグラムシ」「イタリア現代史と新たな歴史学」「生政治、潜勢力、非人称――アガンベンとエスポジト」「アウトノミアとマルチチュード」「イタリア現代思想を牽引する美学」「芸術の/と思想――美術・建築・映画を中心に」――からなっている。やや美学や芸術寄りの選択になってしまったかもしれないが、それは選者の好みによるばかりでなく、この国が優れて芸術と感性の国であるという理由にもよる。ウンベルト・エーコ(1932年生まれ)、ジャンニ・ヴァッティモ(1936年生まれ)、マリオ・ペルニオーラ(1941年生まれ)、マッシモ・カッチャーリ(1944年生まれ)という、現代イタリアを代表する領域横断的な哲学者たちは、いずれも美学から出発していることは特筆すべきである。アガンベンもまた例外ではない。


岡田温司(おかだ・あつし)さんプロフィール

1954年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学大学院教授。西洋美術史。著書に、『もうひとつのルネサンス』、『モランディとその時代』(吉田秀和賞)、『カラヴァッジョ鑑』(編著)、『芸術と生政治』、『イタリア現代思想への招待』、『フロイトのイタリア』(読売文学賞)、『半透明の美学』、『アガンベン読解』、訳書に、クレーリー『知覚の宙吊り』(監訳)、アガンベン『スタンツェ』、同『中身のない人間』(共訳)、同『開かれ』(共訳)、同『イタリア的カテゴリー』(監訳)、同『事物のしるし』(共訳)、同『裸性』(共訳)、ぺルニオーラ『エニグマ』(共訳)、エスポジト『近代政治の脱構築』、同『三人称の哲学』(監訳)など多数。


虹の西洋美術史

虹の西洋美術史

岡田温司 / 筑摩書房
2012/12出版
ISBN : 9784480688910
¥998 (税込)

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夢の架け橋?希望の予兆?それとも、はかなさや空しさの象徴か。
人は虹を見て、何を考え、想像したか。
絵に描かれた数々の虹の意味を読み解く、西洋美術史の入門書。
[BookWeb書評より]

透明なる社会

透明なる社会

ジャンニ・ヴァッティモ、多賀健太郎 / 平凡社
2012/11出版
ISBN : 9784582703443
¥2,520 (税込)

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来たるべき情報技術社会を透徹した思考で捉え、世界の多元化、脱現実化、コミュニケーションの多チャンネル化のなかで、「透明なる社会」の到来という近代啓蒙思想の「強い」理想を、その形而上学的な呪縛や限界から解き放とうとする試み。
今日における哲学の使命に賭ける、ヴァッティモ一流の「弱い思考」に貫かれた好著。[BookWeb書評より]

岡田温司さん選書・コメント

全体像をつかむために

イタリア現代思想への招待

イタリア現代思想への招待

岡田温司 / 講談社
2008/06出版
ISBN : 9784062584166
¥1,575 (税込)

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ジョルジョ・アガンベン、ウンベルト・エーコ、アントニオ・ネグリ、マッシモ・カッチャーリ...。
いまや世界の現代思想のシーンは、イタリアの思想家たちを抜きにしては語れない。
ジル・ドゥルーズやジャック・デリダらフランスの巨星たちがあいついでこの世を去ったあと、なぜ、イタリア思想の重要性に注目が集まるのか。
現代思想の最尖端で、いま何が問題なのか、そしてどのような可能性があるのか。
哲学、美学、政治学、社会学、宗教学、女性学など幅広い分野での彼らの刺激的な仕事を、明快な筆致で紹介する。[BookWeb書評より]

現代イタリアの思想をよむ

現代イタリアの思想をよむ

上村忠男 / 平凡社
2009/03出版
ISBN : 9784582766653
¥1,890 (税込)

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クリオ(クレイオー)とは、ギリシア神話のムーサ(ミューズ)のひとり。
クローチェから今日のギンズブルグ、アガンベン、ネグリまで―近現代イタリアの思想家・歴史家たちはいずれもが、この歴史の女神の忠実な奴僕であった。
かれらの著作を丹念に読み込み、その学問論的意義、知識人としての反省のあり方を今日的視点で考察する。
旧版(一九八九年)に、近年の論稿を大幅増補。[BookWeb書評より]

弱い思考

弱い思考

ジャンニ・ヴァッティモ、ピエル・アルド・ロヴァッティ / 法政大学出版局
2012/08出版
ISBN : 9784588009778
¥4,200 (税込)

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暴力性をともなう形而上学との決別。
エーコなど、現代イタリアの思想家11名による論集。
世界的に影響を与えた哲学アンソロジー。[BookWeb書評より]

声、意味ではなく わたしの翻訳論

声、意味ではなく わたしの翻訳論

和田忠彦 / 平凡社
2004/06出版
ISBN : 9784582832266
¥2,625 (税込)

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エーコ、タブッキ、カルヴィーノなどの名訳で知られるイタリア文学者が、須賀敦子やリービ英雄を含め国内外のあまたの作家を相手に、ことばの力や読むという行為について、翻訳の現場でつづった珠玉の読書エッセイ。[BookWeb書評より]

須賀敦子全集

須賀敦子全集

須賀敦子 / 河出書房新社
2006/10出版
ISBN : 9784309420516
¥998 (税込)

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〈第1巻〉
『ミラノ 霧の風景』―須賀文学の魅力が凝縮した、不滅のデビュー作。
講談社エッセイ賞、女流文学賞受賞。
『コルシア書店の仲間たち』―60年代ミラノの小さな共同体に集う人々の、希望と熱情の物語。
『旅のあいまに』―単行本未収録の連作エッセイ12篇。
深いまなざしで綴られるさまざまな出会い。[BookWeb書評より]

須賀敦子全集

須賀敦子全集

須賀敦子 / 河出書房新社
2006/12出版
ISBN : 9784309420523
¥1,050 (税込)

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〈第2巻〉
「ヴェネツィアの宿」―はじめてつづられる少女期の記憶。
孤独な留学時代と、遠い日の父の思い出。
「トリエステの坂道」―夫が愛したサバ。
サバが愛したトリエステ。
鮮やかによみがえる懐かしい人々の肖像。
「エッセイ/1957~1992」―イタリアで暮らしはじめた頃など、二十歳代からのエッセイ24本を収録。[BookWeb書評より]

須賀敦子全集

須賀敦子全集

須賀敦子 / 河出書房新社
2007/11出版
ISBN : 9784309420530
¥1,155 (税込)

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〈第3巻〉
二〇世紀フランスを代表する作家と自らを重ね合わせながら紡ぐ魂の二重奏。
ヨーロッパの建築や美術をめぐる思索の軌跡、出会った人々の思い出。
「なによりもまず私をなぐさめてくれる島」として須賀が愛したヴェネツィアの記憶。
画期的論考「古いハスのタネ」他18篇。[BookWeb書評より]

須賀敦子全集

須賀敦子全集

須賀敦子 / 河出書房新社
2007/01出版
ISBN : 9784309420547
¥1,050 (税込)

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〈第4巻〉
人生のいくつかの場面で、私を支えてくれた、書物というかけがえのない友人たち。
「遠い朝の本たち」―幼年期からの読書体験をたどり、自己形成の原風景を描く。
「本に読まれて」―当代無比の読書家であった著者の書評を集大成。
「書評・映画評」―書物や映画にまつわるエッセイ33篇。[BookWeb書評より]

須賀敦子全集

須賀敦子全集

須賀敦子 / 河出書房新社
2008/01出版
ISBN : 9784309420554
¥998 (税込)

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〈第5巻〉
詩への愛こそ須賀文学の核心だった。
亡夫への思いをこめて訳したサバ詩集をはじめ、詩を読む喜びに満ちたアンソロジー。[BookWeb書評より]

須賀敦子全集

須賀敦子全集

須賀敦子 / 河出書房新社
2007/02出版
ISBN : 9784309420561
¥998 (税込)

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〈第6巻〉
「イタリア文学論」ギンズブルグ、サバ、ウンガレッティ、そしてダンテなど、愛した作家や詩人たちの作品論を収録。
イタリア文学への望みうる最良のガイド。
「翻訳書あとがき」親しみ訳した作家たちの肖像、その魅力の核心が生き生きと紹介されている。[BookWeb書評より]

須賀敦子全集

須賀敦子全集

須賀敦子 / 河出書房新社
2007/03出版
ISBN : 9784309420578
¥1,050 (税込)

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〈第7巻〉
「どんぐりのたわごと」―ローマ留学時代、たった一人で原稿執筆から製作まで手がけ、日本に送りつづけたミニコミ誌を全号収録。
名作「こうちゃん」をはじめ、サバやジオノの翻訳など、須賀の創作の原点が収められている。
「日記」―夫の突然の死から四年。
孤独と向き合い、ミラノに別れを告げるまでの日々を克明につづった貴重な記録。[BookWeb書評より]

須賀敦子全集

須賀敦子全集

須賀敦子 / 河出書房新社
2007/04出版
ISBN : 9784309420585
¥1,260 (税込)

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〈第8巻〉
留学生活や新婚生活を生き生きと伝える書簡、遺された小説草稿、詳細な年譜など、希有な人生の軌跡を辿る貴重な資料満載。[BookWeb書評より]

押さえておきたい20世紀思想の原点――クローチェとグラムシ

知識人と権力 歴史的−地政学的考察

知識人と権力 歴史的−地政学的考察

アント−ニョ・グラムシ、上村忠男 / みすず書房
1999/12出版
ISBN : 9784622050476
¥2,940 (税込)

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岡田温司さんコメント 
サバルタン研究、文化研究の出発点


知識人とは、サバルタンとは、地政学的考察とは?「南部問題についての覚え書」はじめ、現代の読者のために、イタリアの思想家のエッセンスを新たに編集する。[BookWeb書評より]

エステティカ イタリアの美学

エステティカ イタリアの美学

ベネデット・クロ−チェ、ルイ−ジ・パレイゾン / ナカニシヤ出版
2005/05出版
ISBN : 9784888489225
¥2,520 (税込)

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イタリアの美学的・芸術学的思索の核心に触れる。
クローチェとパレイゾンの美学論を本邦初訳で紹介。[BookWeb書評より]

クロ−チェ 1866−1952

クロ−チェ 1866−1952

倉科岳志 / 藤原書店
2010/01出版
ISBN : 9784894347236
¥3,780 (税込)

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単なる政治的判断ではなく、西洋の人文学的伝統に裏打ちされた知のあり方そのものにおいて、ファシズムに抗し得たクローチェ。学問を細分化するだけの大学アカデミズムにも、大衆煽動的ナショナリズムに便乗するだけのジャーナリズムにも依存せず、「知」と「学問」の自律性と全体性を守り抜いたその思想は、今日の我々に何を示唆するか。[出版社サイトより]

新グラムシ伝

新グラムシ伝

片桐薫 / 日本評論社
2007/02出版
ISBN : 9784535584983
¥5,040 (税込)

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岡田温司さんコメント 
グラムシ研究の集大成


ファシズムとスターリン主義が支配した狂気の時代。
没後70周年に際し、新資料に拠って生きたグラムシ像に迫る。[BookWeb書評より]

イタリア現代史と新たな歴史学

イタリア20世紀史 熱狂と恐怖と希望の100年

イタリア20世紀史 熱狂と恐怖と希望の100年

シモ−ナ・コラリ−ツィ、村上信一郎 / 名古屋大学出版会
2010/10出版
ISBN : 9784815806507
¥8,400 (税込)

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国王の臣民でしかなかったイタリアの民衆が、議会制民主主義と近代産業国家へと踏み出し、二度の世界大戦や内戦、冷戦などを乗り越えて、国民となり市民となっていく曲折に満ちた道程を、密度濃く描く。
複雑で魅力あふれる現代イタリアを理解する最良の一冊。[BookWeb書評より]

溺れるものと救われるもの

溺れるものと救われるもの

プリ−モ・レ−ヴィ、竹山博英 / 朝日新聞出版
2000/07出版
ISBN : 9784022574916
¥2,940 (税込)

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アウシュヴィッツの灰色の領域で―記憶を風化させる年月の流れ。
犠牲者だけが過去に苦しみ、罪ある者は忘却に逃れる。
生存者レーヴィの40年後の自死。[BookWeb書評より]

全体主義

全体主義

エンツォ・トラヴェルソ、柱本元彦 / 平凡社
2010/05出版
ISBN : 9784582855227
¥798 (税込)

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ファシズム、ナチズム、スターリニズムを、一括りに"全体主義"と呼ぶことは、いったい何を隠蔽することになるのだろうか。
二十世紀の論争史を繙きながら、玉虫色に姿を変える"全体主義"の概念と、その背景、そして知識人たちの生きざまを描く。
二十世紀を読み解くカギは、"全体主義"にある。[BookWeb書評より]

糸と痕跡

糸と痕跡

カルロ・ギンズブルグ、上村忠男 / みすず書房
2008/11出版
ISBN : 9784622074366
¥3,675 (税込)

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岡田温司さんコメント 
イタリア歴史学の良心にして最前線


真実の歴史を物語ることはいかにして可能か。
フィクションと真実のあいだにある、偽って真実であると見せかけている歴史的素材を丹念に解きほぐす全6編。[BookWeb書評より]

ピノッキオの眼 距離についての九つの省察

ピノッキオの眼 距離についての九つの省察

カルロ・ギンズブルグ、竹山博英 / せりか書房
2001/10出版
ISBN : 9784796702348
¥3,990 (税込)

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岡田温司さんコメント 
イタリア歴史学の良心にして最前線


本書は様々な視点から異邦人化と距離のもつ認識的かつ道徳的、建設的かつ破壊的な潜在能力を探っている。
なぜ異邦人(未開人、農民、動物)の視線に社会の虚偽をあばく能力を持たせていたのだろうか。
なぜわれわれは「眺望」「視点」といった視覚的比喩を多用するのか。
大金を積まれたら未知の中国人官僚を殺すだろうか。
遠くから近くから、世界を見つめ直す厳しい九つの視線。[BookWeb書評より]

生政治、潜勢力、非人称――アガンベンとエスポジト

アガンベン読解

アガンベン読解

岡田温司 / 平凡社
2011/11出版
ISBN : 9784582703412
¥2,520 (税込)

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特有の思考スタイルを大胆かつ繊細に分析しながら、政治と言語の両極を綜合的に論じる冒険的な試み。
イタリア現代思想への恰好の入門書。[BookWeb書評より]

開かれ 人間と動物

開かれ 人間と動物

ジョルジョ・アガンベン、岡田温司 / 平凡社
2011/10出版
ISBN : 9784582767452
¥1,365 (税込)

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岡田温司さんコメント 
人間と動物の閾


人間と動物が交錯する未決定な例外状態の閾を、バタイユのアセファルから、コジェーヴのスノッブ、ユクスキュルのダニ、ハイデガーの倦怠へと縦横無尽に描き出す、生政治の超克と人類学機械の停止へむけた壮大な系譜学。
"剥き出しの生"のさらなる探究。
[BookWeb書評より]

思考の潜勢力 論文と講演

思考の潜勢力 論文と講演

ジョルジョ・アガンベン、高桑和巳 / 月曜社
2009/12出版
ISBN : 9784901477710
¥5,460 (税込)

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岡田温司さんコメント 
アガンベン哲学の奥行きと広がり


存在しないことができるという潜勢力があらゆる潜勢力に本源的に属しているのであれば、次のようになるだろう。
すなわち、現勢力へと移行するときに、自体的な非の潜勢力を単に取り消すのでも、それを現勢力の背後に放置するのでもなく、自体的な非の潜勢力を現勢力へとそのまま全面的に移行させ、つまりは現勢力へと移行しないのではないことができるもの、これこそが真に潜勢力をもっているものである。
イタリア現代思想の旗手アガンベンによる、比類なき思考の全幅を収めた初の論文・講演集。
未踏の知へと向かう大いなる一歩が開示される。
[BookWeb書評より]

ホモ・サケル 主権権力と剥き出しの生

ホモ・サケル 主権権力と剥き出しの生

ジョルジョ・アガンベン、高桑和巳 / 以文社
2003/10出版
ISBN : 9784753102532
¥3,675 (税込)

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近代民主主義の政治空間の隠れた母型を明かすG. アガンベンの主著。近代主権論の嚆矢カール・シュミットの〈例外状態〉の概念を、アーレントの〈全体主義〉とフーコーの〈生政治〉の生かをふまえて批判的に検討を加え、近代的主権の位相を捉えた画期的な政治哲学。[出版社サイトより]

アウシュヴィッツの残りのもの アルシ−ヴと証人

アウシュヴィッツの残りのもの アルシ−ヴと証人

ジョルジョ・アガンベン、上村忠男 / 月曜社
2001/09出版
ISBN : 9784901477000
¥2,520 (税込)

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イタリア現代思想の旗手による「アウシュヴィッツ以後」の倫理学の試み。
主著「ホモ・サケル」シリーズの第三部にあたる(第一部は以文社より刊行、第二部は原著未完)。
プリモ・レーヴィをはじめとする強制収容所からの奇跡的生還者たちの証言をもとに、「人間である」情況を剥奪される極限を考察し、 大虐殺以後に思考することの根源的課題を模索した、来たるべき倫理哲学。[出版社サイトより]

裸性

裸性

ジョルジョ・アガンベン、岡田温司 / 平凡社
2012/05出版
ISBN : 9784582703429
¥2,730 (税込)

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ヌディタ、すなわち裸性=剥き出しとは、セクシュアリティに関わるものである以上に、われわれが無防備であること、さらされてあることに関係している。
原罪を一種の自己誣告とみる独創的なカフカ論をはじめ、原罪によって開かれた潜勢力としての「認識の可能性」がヌディタの核心にあることを喝破した好著。
シリーズ第一弾。[BookWeb書評より]

近代政治の脱構築 共同体・免疫・生政治

近代政治の脱構築 共同体・免疫・生政治

ロベルト・エスポジト、岡田温司 / 講談社
2009/10出版
ISBN : 9784062584517
¥1,890 (税込)

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岡田温司さんコメント 
ネグリとアガンベンのあいだで思考するイタリアの新たな星


世界的に注目を集めるイタリア現代思想にあって、ひときわ光彩を放つロベルト・エスポジト。
本書は、彼の主著である三連作『コムニタス(共同体)』『イムニタス(免疫)』『ビオス(政政治)』のエッセンスがわかり、かつ、最新作『三人称』にいたる道筋をも示す、エスポジト哲学にもっとも入りやすい著作である。
フーコーによって提起され、アガンベンや、ネグリの『帝国』によって展開された「生政治」の思考は、どのように深化・進展するのか。
そこに、「免疫」という視点はどのようにからむのか。
九・一一とは、ナチズムとは...。
もっともスリリングな政治哲学への招待―。
[BookWeb書評より]

三人称の哲学 生の政治と非人称の思想

三人称の哲学 生の政治と非人称の思想

ロベルト・エスポジト、岡田温司 / 講談社
2011/02出版
ISBN : 9784062584920
¥1,785 (税込)

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岡田温司さんコメント 
ネグリとアガンベンのあいだで思考するイタリアの新たな星


非‐政治へ、非‐人称へ。
現代思想の最前線にたつ著者が挑む「人格」という装置の脱構築。[BookWeb書評より]

アウトノミアとマルチチュード

スピノザとわたしたち

スピノザとわたしたち

アントニオ・ネグリ、信友建志 / 水声社
2011/11出版
ISBN : 9784891768553
¥2,625 (税込)

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岡田温司さんコメント 
スピノザ学者としてのネグリの本懐


スピノザという異形の運命に立ち戻り、その批判的/転覆的意味、および彼によって先取りされた"共"の哲学を、現代思想に布置するための最もラディカルなガイダンス。
訳者によるアクチュアルな解説を付す。
[BookWeb書評より]

ヨブ奴隷の力

ヨブ奴隷の力

アントニオ・ネグリ、仲正昌樹 / 情況出版
2004/12出版
ISBN : 9784792720766
¥2,400 (税込)

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岡田温司さんコメント 
旧約聖書のヨブにみずからを重ねるネグリ


思想家ネグリは、「ヨブ記」をいかに読んだのか―監獄からの問い。
[BookWeb書評より]

マルチチュ−ドの文法 現代的な生活形式を分析するために

マルチチュ−ドの文法 現代的な生活形式を分析するために

パオロ・ヴィルノ、廣瀬純 / 月曜社
2004/02出版
ISBN : 9784901477093
¥2,520 (税込)

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私たちは"多数的"だ。
国家が後退した公的領域にあらわれた"マルチチュード=多数的なもの"の存在・活動・主体性を解き明かす。
現代社会理論、現代思想の重要概念と政治的実践とを結びつける講義形式の入門書。[BookWeb書評より]

ノ−・フュ−チャ− イタリア・アウトノミア運動史

ノ−・フュ−チャ− イタリア・アウトノミア運動史

フランコ・ベラルディ、廣瀬純 / 洛北出版
2010/12出版
ISBN : 9784903127125
¥2,940 (税込)

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「アウトノミア運動」とは何だった/何であるのか?
1977年―すべての転回が起こった年!イタリアでは、労働を人生のすべてとは考えない若者たちによる、激しい異義申し立て運動が爆発した。
77年の数々の反乱が今日の私たちに宛てて発信していた、革新的・破壊的なメッセージを、メディア・アクティヴィストであるビフォが描きだす。[BookWeb書評より]

イタリア現代思想を牽引する美学

スタンツェ 西洋文化における言葉とイメ−ジ

スタンツェ 西洋文化における言葉とイメ−ジ

ジョルジョ・アガンベン、岡田温司 / 筑摩書房
2008/03出版
ISBN : 9784480091314
¥1,470 (税込)

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中世の物語や恋愛詩、エンブレムや玩具、ダンディズムや精神分析、それらは言葉とイメージがつむぎ出した想像と忘却の変遷の保管庫=「スタンツェ」である。
西洋文明における豊饒なイメージの宝庫を自在に横切り、欲望・感情・言葉のみならず欠乏・喪失が表象に与えてきた役割をたどる。
21世紀を牽引する哲学者の博覧強記。[BookWeb書評より]

中味のない人間

中味のない人間

ジョルジョ・アガンベン、岡田温司 / 人文書院
2002/12出版
ISBN : 9784409030691
¥2,520 (税込)

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岡田温司さんコメント 
中身の濃い処女作


ベンヤミンゆずりの政治と芸術の内在的連関、古代や中世から近・現代までの自由な時間の往還、ここには、哲学、美学、詩学、言語学から、神学、政治学、法学、さらには医学史や生物学にまで及ぶ思想家の仕事のすべてがある。
アガンベン28歳、恐るべき処女作。
[BookWeb書評より]


エニグマ エジプト・バロック・千年終末

エニグマ エジプト・バロック・千年終末

マリオ・ペルニオ−ラ、岡田温司 / ありな書房
1999/05出版
ISBN : 9784756699572
¥3,780 (税込)

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終わりつつある一千年の謎とは?
エジプト的叡智とバロック的感性とは?
ヴァーチャリティの浸食する千年終末の現代を解き、来たるべき一千年への文化的移行/通過を確たるものにする、新たな生の技法と思考の形をイタリア的知性が鳥瞰する。[BookWeb書評より]


無機的なもののセックス・アピ−ル

無機的なもののセックス・アピ−ル

マリオ・ペルニオ−ラ、岡田温司 / 平凡社
2012/08出版
ISBN : 9784582703436
¥3,045 (税込)

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岡田温司さんコメント 
性を思考する哲学・美学の果敢な冒険


人間がどこまでもモノに近づいていく「ポスト・ヒューマン」状況。
そこでは、中性的‐無機的‐人工的な文化現象が支配的になるが、ベンヤミンの顰にならい、この「モノ性」の感覚論を打ち立てたのが本書。
同時にそれは、哲学をセクシュアル化するとともに、快楽を脱セクシュアル化する危険な試みでもある。
シリーズ第二弾。
[BookWeb書評より]


美の歴史

美の歴史

ウンベルト・エ−コ、ジロ−ラモ・デ・ミケ−レ / 東洋書林
2005/11出版
ISBN : 9784887217041
¥8,400 (税込)

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岡田温司さんコメント 
本当に美しいのはどっち。「美」それとも「醜」?


"美"とはなにか?絶対かつ完壁な"美"は存在するのか?"真"や"善""聖"との関係は?―古代ギリシア・ローマ時代から現代まで、絵画・彫刻・音楽・文学・哲学・数学・天文学・神学、そして現代ポップアートにいたるあらゆる知的遺産を渉猟し、西洋人の"美"の観念の変遷を考察。
美しい図版とともに現代の"知の巨人"エーコによって導かれる、めくるめく陶酔の世界。
[BookWeb書評より]


醜の歴史

醜の歴史

ウンベルト・エ−コ、川野美也子 / 東洋書林
2009/10出版
ISBN : 9784887217690
¥8,400 (税込)

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岡田温司さんコメント 
本当に美しいのはどっち。「美」それとも「醜」?


現代の「知の巨人」エーコが、絵画や彫刻、映画、文学など諸芸術における暗黒、怪奇、魔物、逸脱、異形といった、恐ろしくぞっとするものを徹底的に探究。
本書は、世界的に好評を博した『美の歴史』の手法により、「醜」の多様性と傾向を明らかにする。[BookWeb書評より]

アメリカ講義 新たな千年紀のための六つのメモ

アメリカ講義 新たな千年紀のための六つのメモ

イタロ・カルヴィ−ノ、米川良夫 / 岩波書店
2011/04出版
ISBN : 9784003270950
¥882 (税込)

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これからの文学に必要なもの―それは「軽さ」「速さ」「正確さ」「視覚性」「多様性」...である。
神話や古今の名著名作を考察の対象に収めながら、自らが作家として目指してきたところを示しつつ、紀元三千年にいたるまでの長大な未来を視野に入れて、疲弊した現代文学を甦らせる処方を語るカルヴィーノ(1923‐85)の遺著。
ハーヴァード大学ノートン詩学講義(1985‐86)のために準備された草稿。[BookWeb書評より]

必要なる天使

必要なる天使

マッシモ・カッチャ−リ、柱本元彦 / 人文書院
2002/04出版
ISBN : 9784409030677
¥2,940 (税込)

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岡田温司さんコメント 
ベンヤミンに触発された壮大な天使論


かすかなメシア的力をそなえたベンヤミンの「新しい天使」を介して哲学、神学、歴史、芸術に現れる天使たちを壮大なイメージの系譜学として描く。
[BookWeb書評より]

芸術の/と思想――美術・建築・映画を中心に

イタリア映画史入門 1905−2003

イタリア映画史入門 1905−2003

ジャン・ピエロ・ブルネッタ、川本英明 / 鳥影社
2008/07出版
ISBN : 9784862651440
¥6,090 (税込)

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岡田温司さんコメント 
不滅のイタリア映画、ハリウッドに抗して


映画の誕生からヴィスコンティ、フェリーニ等の巨匠、最近の注目株まで、イタリア映画のすべてを一冊に。
映画ファン待望の決定版。
[BookWeb書評より]


イタリア絵画史

イタリア絵画史

ロベルト・ロンギ、和田忠彦 / 筑摩書房
1997/08出版
ISBN : 9784480872890
¥5,145 (税込)

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岡田温司さんコメント 
カラヴァッジョを現代によみがえらせた美術史家


「美」との感動の出会いへ理想のイタリア絵画史入門。
今世紀最大のイタリア美術史家ロンギの伝説的名講義が書物で味わえる、イタリア絵画の絢爛たる世界への魅惑の案内書。
この一冊で絵画の見方が変わる。
図版163点収録。
[BookWeb書評より]

魂の詩人パゾリ−ニ

魂の詩人パゾリ−ニ

ニコ・ナルディ−ニ、川本英明 / 鳥影社
2012/06出版
ISBN : 9784862653567
¥1,995 (税込)

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イタリア映画「王女メディア」「デカメロン」等で知られ、常にセンセーションとゴシップを巻きおこした映画監督。
異端の天才の生涯と、詩人としての素顔に迫る決定版。[BookWeb書評より]

ファンタジア

ファンタジア

ブル−ノ・ムナ−リ、萱野有美 / みすず書房
2006/05出版
ISBN : 9784622072096
¥2,520 (税込)

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岡田温司さんコメント 
イタリアのモダン・デザインの原点にして到達点


デザイナー、芸術家、詩人、発明家、美術教育家...天衣無縫な創造活動を通し、驚きと気づきにあふれたモノたちを生み出しつづけたイタリアの異才、ブルーノ・ムナーリ。
創造力ってなに?―この、誰もが知りたい謎かけのような問いに挑んだのが、われらが先生、マエストロ・ムナーリだ。
茶目っ気たっぷりに目を輝かせ、引き出しから多種多彩な図版をつぎつぎ取り出しながら、鮮やかな切り口で、新しいものが生まれ出るまでのメカニズムを分析・解明してみせる。
[BookWeb書評より]


図説世界建築史

図説世界建築史

/ 本の友社
2002/10出版
ISBN : 9784894394094
¥12,600 (税込)

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〈第15巻〉近代建築〈1〉
マンフレッド タフーリ/フランチェスコ ダル・コ 著

岡田温司さんコメント 早すぎた批評家の死、いまタフーリが生きていたら...


アルド・ロッシ自伝

アルド・ロッシ自伝

アルド・ロッシ、三宅理一 / 鹿島出版会
1984/12出版
ISBN : 9784306051911
¥1,890 (税込)

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ロッシのプロジェクト、建築作品を生み出す際の思索の過程をまとめあげたもの。彼の「類推的都市」以降発展させた建築の存在論的問題についても深く省察され、今日の一つの建築のあり方が十分に理解できる書である。[出版社サイトより]

カルロ・スカルパ

カルロ・スカルパ

ア−ダ・フランチェスカ・マルチャノ、浜口オサミ / 鹿島出版会
1989/02出版
ISBN : 9784306052079
¥1,890 (税込)

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モダン・ムーブメントが置き去にした要素がいまだ活きづいている20世紀のイタリアの巨匠建築家カルロ・スカルパの創作活動の全貌を紹介。
彼の建築哲学や思想を説き明かし、現代建築史上での位置づけを明確にする。[BookWeb書評より]

イタリア写真の精粋1945−1975 激動期の肖像

イタリア写真の精粋1945−1975 激動期の肖像

パオロ・モレッロ / 青幻舎
2010/05出版
ISBN : 9784861522413
¥6,825 (税込)

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グラフ雑誌の写真が社会に強い影響を与えた時代―第二次大戦後の1945年から75年、世界的に大きな政治・経済的変動のなか、雑誌などの印刷物に掲載された写真はイタリア社会に強い影響を与えました。現在では再現が不可能とされる高品質な銀塩写真による深みのある黒とニュアンスに富んだグレーの陰影・・・当時の空気を見事に表現した写真家の優品を掲載します。
監修:パオロ・モレッロ(ベネチアのルアブ大学教授、写真史高等研究所ディレクター)[出版社サイトより]

ジョルジョ・モランディの手紙

ジョルジョ・モランディの手紙

ジョルジョ・モランディ、岡田温司 / みすず書房
2011/04出版
ISBN : 9784622075936
¥4,200 (税込)

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「ほっといてくれ、仕事をするから」が口癖。
アトリエにこもり壜、缶、器を配した静物画をくり返し描きつづけた。
この特異な画家の遺した手紙と資料から、"密やかな抵抗者"の人と芸術に接近する。
第2部では、同時代人によるモランディ評はじめ、今日のモランディ論の礎となっている重要な論文、短文ながら興味深い「自伝」、稀少なインタヴュー、ヴェネツィア・ビエンナーレとの隠れた関係に迫る論考など、謎めいた画家モランディに多方向から接近する。[BookWeb書評より]

建築家ムッソリ−ニ 独裁者が夢見たファシズムの都市

建築家ムッソリ−ニ 独裁者が夢見たファシズムの都市

パオロ・ニコロ−ゾ、桑木野幸司 / 白水社
2010/04出版
ISBN : 9784560080603
¥4,830 (税込)

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ファシズムの建築思想を詳細な資料と豊富な図版をもとに解説。
独裁者は権力を緻密に演出する建築家であった。[BookWeb書評より]

ジョルジョ・モランディ 人と芸術

ジョルジョ・モランディ 人と芸術

岡田温司 / 平凡社
2011/03出版
ISBN : 9784582855746
¥882 (税込)

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前衛芸術、ファシズム、二つの大戦、アンフォルメルの台頭...イタリアの一地方都市ボローニャを離れることなく、ひとり寡黙な生を貫くことで時代に抗う画家がいた。
同じ場所で同じ対象を描き続ける頑固なまでの姿勢―一見慎ましやかなその生は、観る者を静かに激しく揺さぶる、親密で静謐な空気感を湛えた独自の作風へと結晶した。
謎に包まれた「手仕事」の背景にあるものとは?
二十世紀最大の具象画家の知られざる魅力に迫る。[BookWeb書評より]

イタリアのアヴァン・ギャルド 未来派からピランデルロへ

イタリアのアヴァン・ギャルド 未来派からピランデルロへ

田之倉稔 / 白水社
2001/06出版
ISBN : 9784560028315
¥3,570 (税込)

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20世紀初頭のイタリアにおける前衛芸術運動を詳細に検討し、背景となるイタリアの風土やヨーロッパにおける芸術運動の多層構造を明らかにする。[BookWeb書評より]


「じんぶんや」とは?

jinbunya.gifこんにちは。じんぶんやです。
2004年9月、紀伊國屋書店新宿本店に「じんぶんや」という棚が生まれました。

「じんぶんや」アイデンティティ1
★ 月 が わ り の 選 者
「じんぶんや」に並ぶ本を選ぶのは、編集者、学者、評論家など、その月のテーマに精通したプロの本読みたちです。「世に溢れかえる書物の山から厳選した本を、お客様にお薦めできるようなコーナーを作ろう」と考えて立ち上げました。数多の本を読み込んだ選者たちのおすすめ本は、掛け値なしに「じんぶんや」推薦印つき。
「じんぶんや」アイデンティティ2
★ 月 が わ り の テ ー マ
人文科学およびその周辺の主題をふらふらと巡っています。ここまでのテーマは、子どもが大きくなったら読ませたい本、身体論、詩、女性学...など。人文科学って日々の生活から縁遠いことではなくて、生きていくのに案外役に立ったりするのです。

ご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いします。
「じんぶんや」バックナンバー
こちらのページから今までの「じんぶんや」をご覧いただけます。


【じんぶんや第86講】岡田温司選「現代イタリアの思想と芸術」
場  所 紀伊國屋書店新宿本店 3Fカウンター前
会  期 2012年12月4日(火)~1月5日(土)
お問合せ 紀伊國屋書店新宿本店 03-3354-5703


2012.12.04 特集[TOP]  人文 売れそう 東京 関東 じんぶんや アガンベン イタリア クローチェ グラムシ マルチチュード 岡田 思想 温司 芸術

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