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【じんぶんや第82講】檜垣立哉選「選書ヴィータ・テクニカの宇宙」

紀伊國屋書店新宿本店3階の月がわりブックフェア「じんぶんや」、今月の選者は檜垣立哉さん。「選書ヴィータ・テクニカの宇宙」というテーマで、じんぶんやにエッセイをいただきました。(写真撮影:新井卓)

檜垣立哉さんエッセイ「選書ヴィータ・テクニカの宇宙」
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 『ヴィータ・テクニカ』は、人間の存在の小ささと、自然の存在の大きさ、しかしそこで人間という存在が技術をもって何かをなしうる不思議さについて考えることから生まれた書物です。私は現代思想を学んできて、主体の消滅だとか、無意識の重要性だとかを真にうけて考えるにつれて、そこでみいだされるのはあらたな自然の像ではないかとおもうにいたりました。そして他面では、自然科学が明らかにする生命の姿を、自分という存在をとらえる核心におきえないかと構想してきました。
 技術は自然を変えるだけのものではありません。技術そのものが人間とっての自然であり、人間が自己をもつことを可能にする人間的自然でもあります。人間的自然とは、人間が身体という質料性=物質性をもって生まれていること、それゆえ人間はどう考えても自分が何をすることもできない受動性に支えられていること、そして私が生きるとは、そうした受動性を身にうけ、ほとんど何をすることも出来ない自然に賭けのように向きあうこと、これ以外にはありません。そこで自分とは、生命であり物質である私が、あるいは欲望であり言葉である私が、受動的なる生である自分をどうにかすることです。それが自己というテクネーです。自然の賭けに身をゆだねながら何かを決断すること、無意識の欲望に手をつっこみながら自己をコントロールすること、それが自分であるということです。
 二〇世紀の技術論は、どうも人間と自然を対立視するあまり、人間的自然に関してあまりに軽視してきたようにおもえます。もちろん技術が人間の手を離れ、核や生命科学などおもいもよらない分野を切り開き危険を呼び寄せたことは事実でしょう。でも技術とは、生物としての人間の技術であり、生命の技術です。技術は確かに問題をひきおこしますが、自然と人間の対立を描くだけなら、人間が自然の中心だという近代の迷蒙は保存されたままです。これを越えていく思考を生みださないと、漫然たる保守主義的な自然主義、正義を振りかざすだけの人間中心主義、こうしたものしかでてきません。それでいいのでしょうか。そんなことで二一世紀はつくりあげられるのでしょうか。
 人間とは自己でも精神でもなく、技術を生得的にそなえた物質=生命だという地点にいったん戻す必要を痛切に感じます。生きて死ぬことはただ自然なのです。その論理と倫理をひきだすこと。これが技術の現在における変わらぬ課題です。


檜垣立哉(ひがき・たつや)さんプロフィール

1964年埼玉県生まれ。1992年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は現代フランス哲学・日本哲学・生命論。主な著書に、『瞬間と永遠』(岩波書店、2010年)、『フーコー講義』(河出書房新社、2010年)、『ドゥルーズ入門』(ちくま新書、2009年)、『賭博/偶然の哲学』(河出書房新社、2008年)など多数。


ヴィ−タ・テクニカ生命と技術の哲学

ヴィ−タ・テクニカ生命と技術の哲学

檜垣立哉 / 青土社
2012/03出版
ISBN : 9784791766475
¥3,780 (税込)

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臓器移植、遺伝子操作、脳科学からiPS細胞...。
生命科学における「技術」の進歩は、私たちの「生命」の捉え方を大きく変貌させた。
「生」のありようを考察しつづけてきた著者の集大成にして、あたらしい時代の生命哲学。

第1章 ヴィータ・テクニカの哲学へ
第2章 生態学的転回について
第3章 生命における主体/生態における視点
第4章 確率・環境・自己
第5章 テクネーとしての自己
第6章 ゲシュテルとパノプティコン
第7章 マイナーテクノロジーとメタリック生命体
終章 ヴィータ・テクニカ問題集
【Bookweb書誌より】


檜垣立哉さん選書・コメント

言葉と物 人文科学の考古学

言葉と物 人文科学の考古学

ミシェル・フ−コ−、渡辺一民 / 新潮社
1989/08出版
ISBN : 9784105067014
¥4,725 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 近代の知とは何か、近代以降の知とはいかにあるべきかについて、時代を画する議論を提示した書物。西洋の「人間」の時代への逆説的なこだわりゆえに、そしてその「消滅」を言祝ぐがゆえに、その存在はいまなおおおきい。

性の歴史

性の歴史

ミシェル・フ−コ− / 新潮社
1986/09出版
ISBN : 9784105067045
¥2,520 (税込)

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檜垣立哉さんコメント いわゆる「生権力」「生政治学」という権力論のプロットを提示したフーコー後期の代表作。抑圧し殺す権力ではなく、生かし増殖させる権力をひきたてるこの議論は、フーコーが展開しきれていないこともあり、多様な解釈を許す。

ミシェル・フ−コ−講義集成 コレ−ジュ・ド・フランス講義1977−1978年度

ミシェル・フ−コ−講義集成 コレ−ジュ・ド・フランス講義1977−1978年度

ミシェル・フ−コ− / 筑摩書房
2007/06出版
ISBN : 9784480790477
¥6,825 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 謎多い「生政治学」について、フーコーがどのようにアプローチしていたのかを具体的に知りうるコレージュ・ド・フランスでの講義録。身体としての生命を越え、人口論や環境的地理性への展開の方途が鮮明にみうけられる。

複製技術時代の芸術

複製技術時代の芸術

ヴァルタ−・ベンヤミン、佐々木基一 / 晶文社
1999/11出版
ISBN : 9784794912664
¥1,995 (税込)

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檜垣立哉さんコメント ファシズムによる政治の美学化ではなく、コミュニズムによる美学の政治化をテーゼとして押しだすここでの議論は、たんなるアウラの消滅を嘆くノスタルジックなものではない。技術政治論の先鋭をなおも示す濃密な議論。

シネマ1・運動イメ−ジ

シネマ1・運動イメ−ジ

ジル・ドゥル−ズ、財津理 / 法政大学出版局
2008/10出版
ISBN : 9784588008559
¥4,725 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 後期ドゥルーズによる、新たなる時代の複製芸術論ともいえる作品。結晶イマージュは別様の「アウラ」として、技術によってはじめて眼に見える自然の眩暈を、二〇世紀の人間たちに与えたくれた。脳や機械=身体が示すさらなる自然へ。

シネマ2・時間イメ−ジ

シネマ2・時間イメ−ジ

ジル・ドゥル−ズ、宇野邦一 / 法政大学出版局
2006/11出版
ISBN : 9784588008566
¥4,935 (税込)

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(「シネマ1・運動イメージ」と共通コメント)

創造的進化

創造的進化

アンリ・ベルクソン、合田正人 / 筑摩書房
2010/09出版
ISBN : 9784480093073
¥1,575 (税込)

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檜垣立哉さんコメント エラン=ヴィタルを論じたこの著作は、二〇世紀生命論の原理的作品であるが、穏健な生命主義とはとてもおもえないその主張の過剰さに関しては、唯一ドゥルーズという後継者によってひきつがれたともいえる。

アウシュヴィッツの残りのもの アルシ−ヴと証人

アウシュヴィッツの残りのもの アルシ−ヴと証人

ジョルジョ・アガンベン、上村忠男 / 月曜社
2001/09出版
ISBN : 9784901477000
¥2,520 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 生政治学の今世紀的展開の主役であるアガンベンは、イタリアという思想の辺境から遅れて到来した。この書物は、「誰か」を批判してすますことのできないアウシュヴィッツの状況から「剥きだしの生」というキーワードを探りだす。

千のプラト− 資本主義と分裂症

千のプラト− 資本主義と分裂症

ジル・ドゥル−ズ、フェリクス・ガタリ / 河出書房新社
2010/09出版
ISBN : 9784309463421
¥1,260 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 言語学にはとりこまれえないマイナー言語、顔に対する独自な考察、そしてリトゥルネロという音楽的領土論。汲み尽くしえないその議論の先に、国家に包摂されない冶金術師ら、徒党集団の生が浮きあがる。壮大な技術=人類史。

千のプラト− 資本主義と分裂症

千のプラト− 資本主義と分裂症

ジル・ドゥル−ズ、フェリクス・ガタリ / 河出書房新社
2010/10出版
ISBN : 9784309463438
¥1,260 (税込)

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(「千のプラトー 上」と共通コメント)

千のプラト− 資本主義と分裂症

千のプラト− 資本主義と分裂症

ジル・ドゥル−ズ、フェリクス・ガタリ / 河出書房新社
2010/11出版
ISBN : 9784309463452
¥1,260 (税込)

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(「千のプラトー 上」と共通コメント)

野生の思考

野生の思考

クロ−ド・レヴィ・ストロ−ス、大橋保夫 / みすず書房
1976/03出版
ISBN : 9784622019725
¥5,040 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 人類学がとらえた領域は広大だ。それは人間存在を近代的・西洋的な枠組みから解放し、自然史のなかに溶けこませていく。脳から身体までに遍在する、新石器時代から蓄積する自然の無意識は、いかなるテクネーによって探索可能か。

ジェンダ−・トラブル フェミニズムとアイデンティティの攪乱

ジェンダ−・トラブル フェミニズムとアイデンティティの攪乱

ジュディス・バトラ−、竹村和子 / 青土社
1999/04出版
ISBN : 9784791757039
¥2,940 (税込)

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檜垣立哉さんコメント クィア理論の旗手であり、第三世代フェミニストであるバトラーは、もはや「女性」という概念そのものを疑念にふしていく。生より言語にこだわりつづけるバトラーであるが、そこにつきまとう物質性への着目は貴重である。

技術と時間

技術と時間

ベルナ−ル・スティグレ−ル、西兼志 / 法政大学出版局
2009/07出版
ISBN : 9784588120725
¥4,410 (税込)

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檜垣立哉さんコメント ハイデガー・デリダ・シモンドンなど現代思想のさまざまな潮流を視野にいれて技術と時間を問うスティグレールは、多産にして博識な展開をおこないつつ、おもにメディア的な方向を中心に、技術と時間の思考を再編する。

技術と時間

技術と時間

ベルナ−ル・スティグレ−ル、西兼志 / 法政大学出版局
2010/07出版
ISBN : 9784588120732
¥4,200 (税込)

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(「技術と時間 1」と共通コメント)

利己的な遺伝子

利己的な遺伝子

リチャ−ド・ド−キンス、日高敏隆 / 紀伊国屋書店
2006/05出版
ISBN : 9784314010030
¥2,940 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 今世紀の生命と遺伝子の思想を再考する際にあまりにも有名な著作であるが、そうであるがゆえに、遺伝子という「単位」を、個体でも群でもなくとりだし、徹底的に進化についてシミュレートした議論の射程は、いまだ明かされてはいない。

アフォ−ダンス−新しい認知の理論

アフォ−ダンス−新しい認知の理論

佐々木正人 / 岩波書店
1994/05出版
ISBN : 9784000065122
¥1,260 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 視覚心理学者ギブソンに端を発するアフォーダンスは、これも佐々木によって日本独自のバイアスをもってさまざまに定着しつつある。環境性に関してまったく新しい視角を導入したこの発想は、環境存在論をどうくみかえるか。

免疫の意味論

免疫の意味論

多田富雄 / 青土社
1993/04出版
ISBN : 9784791752430
¥2,310 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 「免疫」というとっつきにくい言葉を、しかし生命としての「自己」を考えるためのきわめて重要な主題としてとりあげた功績はおおきい。脳でもなければ身体でもない、しかし自己と非自己を分ける奇妙な分離線について。

西田幾多郎哲学論集

西田幾多郎哲学論集

西田幾多郎、上田閑照 / 岩波書店
1995/12出版
ISBN : 9784003312452
¥945 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 西田幾多郎は徹頭徹尾生命の思想家であり、「場所論」をへて「行為的直観」に向かう後期にいたるまで、数学や物理学とともに生命科学を自己の理論にとりいれつづけた。「生命と論理」は後期における西田生命論の主論考。

風土 人間学的考察

風土 人間学的考察

和辻哲郎 / 岩波書店
1979/05出版
ISBN : 9784003314425
¥945 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 和辻は日本的環境哲学の源流を、ヨーロッパのアフォーダンスとはまったく別様につくりあげた。環境によって規定される人間の生を、時間性に対置される空間性の重視によって描くこの論考は、現代においてもなお重要。

文明の生態史観

文明の生態史観

梅棹忠夫 / 中央公論新社
1998/01出版
ISBN : 9784122030374
¥780 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 梅棹は、今西錦司的な京都の学風から西田をひきついで、ベストセラーとなるこの本を著した。今となってはマルクス主義に対抗する意図が過剰にも感じられるが、日本における独自の環境哲学の文献として必須。

存在と意味 事的世界観の定礎

存在と意味 事的世界観の定礎

広松渉 / 岩波書店
1982/10出版
ISBN : 9784000012249
¥5,985 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 戦後思想のなかで異彩をはなつ廣松哲学の集大成であるが、ここに結実する共同主観性やその四肢構造の議論は、晩年に生命的生態性やシステム性に展開されていく萌芽を抱えこんでいる。その視界の広大さに驚嘆するべき。

存在と意味 事的世界観の定礎

存在と意味 事的世界観の定礎

広松渉 / 岩波書店
1993/11出版
ISBN : 9784000012393
¥5,880 (税込)

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(「存在と意味 1」と共通コメント)

生命のかたち/かたちの生命

生命のかたち/かたちの生命

木村敏 / 青土社
2005/11出版
ISBN : 9784791762163
¥1,890 (税込)

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檜垣立哉さんコメント <あいだ>の精神医学者木村敏であるが、初期の現象学的時間論に依拠した論考をこえて、後期においては木村生命哲学を描きだしはじめる。それはイントラフェスティム論に含まれている精神の垂直性を縦横無尽に展開するものである。

京都哲学撰書

京都哲学撰書

大峯顕、長谷正当 / 燈影舎
2000/04出版
ISBN : 9784924520493
¥3,780 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 『「いき」の構造』で知られた著者であるが、そもそもその思考の根底には偶々の「出逢い」を重視する「瞬間性」とその「偶然性」への徹底的な視線がある。ヴィータ=生命そのもののはずみを描く「偶然」と「賭け」の論理へ。

技術への問い

技術への問い

マルティン・ハイデッガ−、関口浩 / 平凡社
2009/09出版
ISBN : 9784582702286
¥2,940 (税込)

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檜垣立哉さんコメント よくもわるくも二〇世紀技術論の思考を決定的に規定した書物。Ge-stellという、きわめて翻訳困難な言葉で、現代技術の問題点を抉った。だが現代技術を余りに敵視するその思考は、ハイパー技術の時代に対応できるのか。

ハイデガ−の技術論

ハイデガ−の技術論

加藤尚武 / 理想社
2003/05出版
ISBN : 9784650105322
¥2,100 (税込)

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檜垣立哉さんコメント ハイデガーのGe-stellの多様な翻訳から、その意味するところを摘出し、同時にハイデガー的な思考が本質的にそなえる問題点や限界をも指摘する。技術と国家に関する若手の論考も含んでいる。

過程と実在

過程と実在

アルフレッド・ノ−ス・ホワイトヘッド、山本誠作 / 松籟社
1984/08出版
ISBN : 9784879840479
¥4,200 (税込)

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檜垣立哉さんコメント ドゥルーズ的コスモロジーとその生命の世界が、形而上学的な思考と関係をもつならば、そこで再度着目されるべきなのはホワイトヘッドの思考であることは間違いがない。いまだその議論の射程さえ明確ではない、時空的宇宙の像。

ホワイトヘッド著作集

ホワイトヘッド著作集

アルフレッド・ノ−ス・ホワイトヘッド / 松籟社
1992/05出版
ISBN : 9784879840561
¥4,200 (税込)

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(「過程と実在 上」と共通コメント)

全体性と無限

全体性と無限

エマニュエル・レヴィナス、熊野純彦 / 岩波書店
2005/11出版
ISBN : 9784003369111
¥1,050 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 顔の倫理と責任の主張に関して名高いこの書物の最終章が、「顔の彼方」である妊娠論を扱った意義については、考え尽くされたことがあるのだろうか。「顔」を発生させる生の物質的=質料的な継承は、そもそも倫理の絶対条件ではないか。

全体性と無限

全体性と無限

エマニュエル・レヴィナス、熊野純彦 / 岩波書店
2006/01出版
ISBN : 9784003369128
¥987 (税込)

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(「全体性と無限 上」と共通コメント)

夕凪の街 桜の国

夕凪の街 桜の国

こうの史代 / 双葉社(コミック)
2004/10出版
ISBN : 9784575297447
¥840 (税込)

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檜垣立哉さんコメント 二〇世紀の最大の悪である技術が核爆弾であるのなら、そこで何が可能なのかを淡々と提示するマンガ。「ヒロシマ」の思考をすべて括弧にいれ、生きることと愛、そしてその無意味さに、一切のごまかしなく向かいあう。


「じんぶんや」とは?

jinbunya.gifこんにちは。じんぶんやです。
2004年9月、紀伊國屋書店新宿本店に「じんぶんや」という棚が生まれました。

「じんぶんや」アイデンティティ1
★ 月 が わ り の 選 者
「じんぶんや」に並ぶ本を選ぶのは、編集者、学者、評論家など、その月のテーマに精通したプロの本読みたちです。「世に溢れかえる書物の山から厳選した本を、お客様にお薦めできるようなコーナーを作ろう」と考えて立ち上げました。数多の本を読み込んだ選者たちのおすすめ本は、掛け値なしに「じんぶんや」推薦印つき。
「じんぶんや」アイデンティティ2
★ 月 が わ り の テ ー マ
人文科学およびその周辺の主題をふらふらと巡っています。ここまでのテーマは、子どもが大きくなったら読ませたい本、身体論、詩、女性学...など。人文科学って日々の生活から縁遠いことではなくて、生きていくのに案外役に立ったりするのです。

ご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いします。
「じんぶんや」バックナンバー
こちらのページから今までの「じんぶんや」をご覧いただけます。

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【じんぶんや第82講】檜垣立哉選「選書ヴィータ・テクニカの宇宙」
場  所 紀伊國屋書店新宿本店 3Fカウンター前
会  期 2012年7月25日(水)~8月下旬
お問合せ 紀伊國屋書店新宿本店 03-3354-5703

2012.07.25 特集[TOP]  サイエンス 人文 じんぶんや ドゥルーズ フーコー ヴィータ・テクニカ 哲学 檜垣立哉

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