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extra 問題系「1995」

企画者の辞

 団塊世代にとっての「1968」、団塊ジュニア世代にとっての「1995」……そんな見方があるのかどうか知りませんが、1995年、企画者は二十歳でした。

 阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件、「新時代の『日本的経営』」、薬害エイズ問題、村山談話、「エヴァンゲリオン」、Windows95発売、就職氷河期などなど……。とにかく色んなことが立て続けに起きた年だった、という印象が強く残っています。

 12年を経過した今、振り返ってみて、現在に引き続く問題が少なくないように思います。その最たるものは日経連(当時)の発表した、「新時代の『日本的経営』」でしょう。ワーキング・プア、偽装派遣といった問題の根源は、これだけが全てではないとはいえ、多くはこの提言の影響を受けているものと言えます。

 あるいは「新世紀エヴァンゲリオン」。企画者はこの作品について何かを語るほどの知識を持ち合わせていません。が、放映開始より12年を経てなお新作映画が封切られるあたり、影響の大きさを考えられずにはいられません。

ひょっとして、あの時が転換期だったのではないかと思いながら、
ひょっとして、もういくつかのことは取り返しがつかないのではないかと思いながら、
そしてそれでも、死にたくないなら生きていかなきゃ、と思いながら、

川村かおり「Big Beat」(1995年発売のアルバム「BEATA」より)の歌声を頼りに選書したのでした。

なお、今回はTBSラジオの人気番組「文化系トークラジオ Life」、中でも「After'95」(2006/10/28放送)の回に影響を受けました。
ここに記して感謝の意を表したいと思います。

【文責:新宿本店・大籔宏一】


文化系トークラジオ Life11月11日(日)14:00より紀伊國屋ホールにて、 『文化系トークラジオ Life』(本の雑誌社)の刊行を記念して、鈴木謙介さんはじめ「Life」パーソナリティーの皆さんによるトークライブ 「ポスト“失われた10年”に語るべきこと」、開催決定! 詳細はこちらから。


◆◇ 「情況を読む」バックナンバー ◇◆


■場所 : 紀伊國屋書店新宿本店3階 棚番号B-07
■会期 : 2007年10月1日(月)〜10月31日(水)
◆ 情況を読む@新宿extra 第二弾早くも決定! ◆

11月1日(木)〜11月30日(金)
テーマ:論客「赤木智弘」の登場

 論文「丸山眞男をひっぱたきたい」(「論座」2007年1月号)で大反響を呼んだ赤木智弘さんの初の単行本が出ます。その名も『若者を見殺しにする国』(発売元:双風舎。10月25日発売予定)。この新刊を中心に、若者論・労働論などの関連書をセレクトします。ご期待ください。

赤木智弘さんのブログ:深夜のシマネコ http://www.journalism.jp/t-akagi/
『若者を見殺しにする国』キャンペーンブログ:希望は、戦争?http://d.hatena.ne.jp/t-akagi/

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