| | 【「男らしさ」とは何か】 (No.14 2005.11. 1配信号) |
| ジェンダーやフェミニズムが日常用語となった現在、これまで見過ごされがちであった男性性・男らしさ（masculinity）に注目が集まっています。 ここでは男性性研究の基本書からちょっとした読み物までセレクトしました。男性も女性も、それ以外の方も、どうぞご覧下さい。 ※詳細ページからご注文できない場合は、末尾に記載されている紀伊國屋書店 e-Alert事務局宛にご連絡下さい。ご注文方法をご案内します。また、以下から、BookWeb Pro の利用申し込みができます。 http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/files/bookwebpro_annai.html |
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| 1.洋書 |
| ※価格は10月時点のものです。為替レートの変動などにより変更されることがあります。 |
| 【1】 | Ｒ．Ｗ．コンネル／男性性（第２版） Masculinities 2ND Edition | |
|---|---|---|
 | Connell, R. W. 2005/07 (Univ of California Pr) カード決済価格：税込\2,576 / 標準価格：税込\3,854 ISBN：9780520246980 | |
| ★ジェンダー研究で著名な「異性愛者で既婚の中年男性」であるコンネルによる定番の第2版。まずはここから。 |
| 【2】 | フェミニズムと男性性 Feminism and Masculinities (Oxford Readings in Feminism) | |
|---|---|---|
 | Murphy, Peter Francis (EDT) 2004/09 (Oxford Univ Pr) カード決済価格：税込\5,798 / 標準価格：税込\8,709 ISBN：9780199267248 | |
| ★フェミニズムから見た男性性とは。古典から最新の論考まで収録。ぜひお手元に。 |
| 【3】 | 男性性と男性誌 Masculinity and Men's Lifestyle Magazines (Sociological Review Monographs) | |
|---|---|---|
 | Benwell, Bethan (EDT) 2004/02 (Blackwell Pub) カード決済価格：税込\5,004 / 標準価格：税込\7,517 ISBN：9781405114639 | |
| ★男性のライフスタイル誌の生産と消費に、ジェンダーの政治学を読み解く学際的試み。 |
| 【4】 | 現代日本における男性と男性性 Men and Masculinities in Contemporary Japan : Dislocating the Salaryman Doxa (Nissan Institute Routledge Japanese Studies Series) | |
|---|---|---|
 | Roberson, James E. (EDT) / Suzuki, Nobue (EDT) 2003/02 (Routledge) カード決済価格：税込\22,402 / 標準価格：税込\33,647 ISBN：9780415244466 | |
| 現代日本における男性と男性性 Men and Masculinities in Contemporary Japan : Dislocating the Salaryman Doxa (Nissan Institute/routledgejapanese Studies) | ||
|---|---|---|
 | Roberson, James E. (EDT) / Suzuki, Nobue (EDT) 2002/11 (Routledge) カード決済価格：税込\6,371 / 標準価格：税込\9,876 ISBN：9780415271479 | |
| ★日本における男性の役割の変化と男性性の構築を考察するテクストを集成。ポピュラーソングから生きがい、宝塚（の男役）、ゲイまで。 |
| 【5】 | 男性・男性性研究ハンドブック Handbook of Studies on Men & Masculinities | |
|---|---|---|
 | Kimmel, Michael S. (EDT) / Hearn, Jeff (EDT) / Connell, R. W. (EDT) 2004/07 (Sage Pubns) カード決済価格：税込\22,402 / 標準価格：税込\33,647 ISBN：9780761923695 | |
| ★コンネルらによる、社会科学のみならず人文科学や自然科学の視点を含む学際的レファレンス。ぜひ座右に、あるいは図書館へご推薦下さい。 |
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| 2.和書 |
| 【1】 | “男らしさ”という病？―ポップ・カルチャーの新・男性学 | |
|---|---|---|
 | 熊田一雄【著】 2005/09 (（名古屋）風媒社) 標準価格：税込\2,310 ISBN：9784833110679 | |
| ★マンガをはじめとする現代日本の大衆文化のなかに、あるいは、内観系サークル運動や宗教的なポップ・カルチャー、そして、大衆消費社会のなかのナルシシズムのなかに、もうひとつの男性性の可能性を見い出す。 |
| 【2】 | 男性の「生き方」再考―メンズリブからの提唱 | |
|---|---|---|
 | 中村彰【著】 2005/09 (（京都）世界思想社) 標準価格：税込\1,890 ISBN：9784790711452 | |
| ★仕事、地域、家庭、趣味・・・多様な暮らしを欲張りに生きることで、メンズリブを通した自分の姿が見えてくる。更年期、ドメスティック・バイオレンスなど、さまざまな角度から「男性」を照らす。 |
| 【3】 | マスキュリニティ／男性性の歴史 (現代のエスプリ) | |
|---|---|---|
| 小玉亮子 2004/09 (至文堂) 標準価格：税込\1,450 ISBN：9784784354467 | |
| ★マスキュリニティ/男性性はどのように構築されてきたのか、という日本では今もっとも旬な分野の論文を集成。 |
| 【4】 | 男性誌探訪 | |
|---|---|---|
 | 斎藤美奈子【著】 2003/12 (朝日新聞社) 標準価格：税込\1,470 ISBN：9784022578815 | |
| ★著名な文芸評論家による男性誌論。みんなが読んでる「あの雑誌」をウォッチング。全31誌。雑誌で読みとく日本男児の麗しき生態。 |
| 【5】 | 日本の男はどこから来て、どこへ行くのか―男性セクシュアリティ形成（共同研究） | |
|---|---|---|
| 浅井春夫 / 伊藤悟 / 村瀬幸浩【編】 2001/08 (十月舎；星雲社〔発売〕) 標準価格：税込\2,625 ISBN：9784434011627 | |
| ★日本の「男」の歩みを徹底分析・検証。「男の性と生」の現状と展望をラジカルに読み解く。 |
| 【6】 | ハゲを生きる―外見と男らしさの社会学 | |
|---|---|---|
 | 須長史生【著】 1999/05 (勁草書房) 標準価格：税込\1,995 ISBN：9784326652228 | |
| ★「ハゲ」という現象を取り上げ、男性と外見の関係性についてジェンダー論的に考察する。ハゲている人も、そうでない人も。 |
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