| | 【地球温暖化―2007年新刊を中心に】 (No.118 2007. 4.24配信号) |
| 今世紀最大の環境問題とも言われる「地球温暖化」は、身近な問題として社会的な関心も高いテーマですが、一方ではその科学的な根拠に疑問を呈する論議も盛んに交わされており、2007年に入ってからも「地球温暖化」関連書籍は多数刊行されています。 ここでは、賛否両論織り交ぜて、2007年の新刊を中心に、売れ行き好調な既刊書とあわせて関連書15点をご案内致します。 |
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| 1.2007年新刊書籍より |
| 【1】 | 地球温暖化の現場から | |
|---|---|---|
 | エリザベス・コルバ−ト / 仙名紀 2007/02 (オ−プンナレッジ) 標準価格：税込\1,680 ISBN：9784902444490 | |
| ★本書は、不用意に温暖化の不安を煽るものでもなく、無責任な持論を展開するでもない、「地球温暖化の実情を伝えること」を目的とした、客観的事実に基づいたルポルタージュ。フィールドワークによって得た事実は現場からの危機的状況を冷静に語る。著者は元「ニューヨーク・タイムズ」記者。 |
| 【2】 | ヒマラヤと地球温暖化 消えゆく氷河 | |
|---|---|---|
 | 中尾正義 2007/03 (昭和堂（京都）) 標準価格：税込\2,415 ISBN：9784812207215 | |
| ★日本初のヒマラヤ学術調査隊に参加した研究者が二十数年を経て再びヒマラヤに戻ってきた。しかし彼がそこで見たのは…。その後の調査から温暖化との関係を確信、ヒマラヤに迫る知られざる危機を警告する。 |
| 【3】 | 地球温暖化防止技術読本 | |
|---|---|---|
 | 金島正治 2007/02 (オ−ム社) 標準価格：税込\2,625 ISBN：9784274203640 | |
| ★京都メカニズムを実務に即して平易に解説。 COP11（気候変動枠組条約第11回締約国会議）時代の地球温暖化防止対策について、省エネ・新エネ等の技術面から京都メカニズム・排出権取引等の政治・経済・社会面までにわたり、全体的枠組みや相互関係を正しく理解できるように、図解を交えてわかりやすく解説する。 |
| 【4】 | 地球温暖化は本当か？ (知りたい！サイエンス) 宇宙から眺めたちょっと先の地球予測 | |
|---|---|---|
 | 矢沢潔 2007/01 (技術評論社) 標準価格：税込\1,659 ISBN：9784774130019 | |
| ★南極の氷が溶け出している！地球は急速に温暖化している！これ以上CO2を排出し続ければ、海面が上昇し、世界の大都市は水没する！…気象学者はこう主張し、温暖化の脅威を警告している。 …だがこれにはどこまで科学的根拠があるのか？危険なほど温暖化しているのか？それは人間活動が原因なのか？大自然のゆらぎにすぎないのか？ひとつの科学的予測から政治問題へと発展した地球温暖化論争を、いま検証する。 |
| 【5】 | 環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha paperbacks) | |
|---|---|---|
 | 武田邦彦 2007/03 (洋泉社) 標準価格：税込\1,000 ISBN：9784862481221 | |
| ★錦の御旗と化した「地球にやさしい」環境活動が、往々にして科学的な議論を斥け、人々を欺き、むしろ環境を悪化させている。官製リサイクル運動が隠してきた非効率性と利益誘導の実態とは？地球温暖化を防げない京都議定書―。アル・ゴア氏にとっての「不都合な真実」も次々に明らかになる。 |
| 【6】 | 不都合な真実 切迫する地球温暖化、そして私たちにできること | |
|---|---|---|
 | アル・ゴア / 枝広淳子 2007/01 (ランダムハウス講談社) 標準価格：税込\2,940 ISBN：9784270001813 | |
| ★全米で大ヒットしたドキュメンタリー映画「不都合な真実」の書籍版。 |
| 【7】 | ヒ−トポンプ入門 地球温暖化対策の切り札 | |
|---|---|---|
 | ヒ−トポンプ研究会 / 矢田部隆志 2007/03 (オ−ム社) 標準価格：税込\1,680 ISBN：9784274203855 | |
| ★京都議定書が発効し、CO2排出量削減の具体策が国、業界、企業全体の緊急課題となっている。本書は、他の機器に比べて省エネ・省CO2対策面で格段に有用で将来性の高い、しかも現実的な温暖化対策技術であるヒートポンプについての入門書。 |
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| 2.既刊書籍より |
| 【1】 | 〈新〉地球温暖化とその影響 (ポピュラ−・サイエンス) 生命の星と人類の明日のために | |
|---|---|---|
 | 内嶋善兵衛 2005/05 (裳華房) 標準価格：税込\1,680 ISBN：9784785387679 | |
| ★1996年に刊行し好評を博したポピュラー・サイエンスシリーズ『地球温暖化とその影響』を、その後の研究の進展や、2005年2月に発効した京都議定書をめぐる国際的な動向などの新情報を満載し、全面的に一から書き直した新版。 |
| 【2】 | 環境問題の杞憂 (新潮新書) | |
|---|---|---|
 | 藤倉良 2006/11 (新潮社) 標準価格：税込\735 ISBN：9784106101922 | |
| ★「環境」に関する話題については、日常生活や健康に身近なテーマとして関心が高い一方で、驚くべき誤解や非常識が世間一般にまかり通っている。一面的な悲観論に振り回されてストレスを溜めたり、不要な努力や出費を強いられたりするのは、なんともばからしい。 地球環境から健康器具まで、中学・高校レベルの科学知識で冷静に捉え直してみれば―。意外にシンプルで「悪くない」環境問題の現実が見えてくる。 |
| 【3】 | 温暖化は憂うべきことだろうか (シリ−ズ「環境問題を考える」) CO2地球温暖化脅威説の虚構 | |
|---|---|---|
 | 近藤邦明 2006/07 (不知火書房) 標準価格：税込\2,100 ISBN：9784883450411 | |
| ★環境問題について、歴史的な事実や観測されている現象に即した「できるだけ確からしい情報」を紹介するとともに、現在の環境論議に惑わされない俯瞰的な視点を示す。地球温暖化と環境問題、新エネルギーの「なぜ」を解明！ |
| 【4】 | 環境問題のウソ (ちくまプリマ−新書) | |
|---|---|---|
 | 池田清彦 2006/02 (筑摩書房) 標準価格：税込\798 ISBN：9784480687302 | |
| ★地球温暖化、ダイオキシン、外来種…。マスコミが大騒ぎする環境問題を冷静にさぐってみると、ウソやデタラメが隠れている。科学的見地からその構造を暴く。 |
| 【5】 | 気候変動＋２℃ | |
|---|---|---|
 | 山本良一 / Think the Earthプロジェクト 2006/04 (ダイヤモンド社) 標準価格：税込\1,260 ISBN：9784478871089 | |
| ★ページをパラパラめくると、地球が青から赤へ・・・。100年間の地球温暖化が、色の変化で一目でわかるビジュアルブック。気温上昇が2℃を超えると、「気候大変動」を誘発する引き金を引いてしまい、地球はもはや手が付けられない事態になると言われている。スーパーコンピュータ「地球シミュレータ」が警告する2100年の地球とは・・・。 温暖化と気候変動が地球全体に関わる以上、この問題に無関係な者はひとりもいない。 |
| 【6】 | 地球のなおし方 限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵 | |
|---|---|---|
 | ドネラ・Ｈ．メドウズ / デニス・Ｌ．メドウズ 2005/07 (ダイヤモンド社) 標準価格：税込\1,260 ISBN：9784478871072 | |
| ★温暖化、森林破壊、資源の枯渇… 地球環境をシステムとしてとらえることで根本的な解決策が見えてくる。 |
| 【7】 | グッド・ニュ−ス 持続可能な社会はもう始まっている | |
|---|---|---|
 | デ−ヴィド・スズキ / ホリ−・ドレッセル 2006/10 (ナチュラルスピリット) 標準価格：税込\3,129 ISBN：9784931449893 | |
| ★世界にはこんなにも「グッド・ニュース」があふれている！環境問題を嘆いていても始まらない。悪いニュースばかりに耳を傾けるのはもうよそう。自然環境のしくみを守り、復元できるような解決策を世界中から集めて報告する。 |
| 【8】 | あなたが世界を変える日 １２歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピ−チ | |
|---|---|---|
 | セヴァン・カリス・スズキ / ナマケモノ倶楽部 2003/07 (学陽書房) 標準価格：税込\1,050 ISBN：9784313812062 | |
| ★1992年6月11日。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた国連の地球環境サミット。カナダ人の12歳の少女が、いならぶ世界各国のリーダーたちを前にわずか6分間のスピーチをした。 そのことばは、人々の強い感動を呼び、世界中をかけめぐり、いつしか「リオの伝説のスピーチ」と呼ばれるようになった。 |
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