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【デジタル時代の知の行方―『知のデジタル・シフト』を中心に】

(No.104 2007.2.27配信号)



「グーテンベルク銀河系」(マクルーハン)の「終焉」(ボルツ)が言われて既に久しいものの、近年の汎デジタル 環境化は、いよいよ本格的に知のアーキテクチャーそのものを変えつつあります。
ドイツ・メディア論の泰斗フリードリヒ・キットラーの主著『書き込みのシステム1800/1900』(未訳)に倣って、「書き込みのシステム2000」を 考えてみましょう。
テクストがマルチメディアであった<1800>から、音声、動画、記録媒体への分節化が進む<1900>への移行にお いて、活字文化の黄昏は既に明らかでした。ならば、<ヴァーチャル>と<リアル>の差異が溶解しつつある <2000>のサイバー空間は、「人間の終焉」(フーコー)後のどのような知を告げるでしょうか?

●洋書目録「書き込みのシステム2000―デジタル時代の人文知の行方」を作成致しました。ご要望の方は末尾に記載されている紀伊國屋書店 e-Alert事務局までご請求ください。(SB-2081)


※洋書の価格は2月時点のものです。為替レートの変動などにより変更されることがありますので、 最新価格はBookWeb Proをご参照下さい。

Books
1.知に何が起こっているのか?

【1】
知のデジタル・シフト―誰が知を支配するのか?

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石田英敬(編)
2006/12 (弘文堂)



標準価格:税込\3,360  ISBN:9784335551123



人文知の危機の時代に、何が変わろうとしているのか?
デジタル・テクノロジーが大転換をもたらしつつある、「人間」と「知」との関係への批判的かつ実践的な視点を培 うのに適した論集。
吉見俊哉氏の論文「新百学連環―エンサイクロペディアの思想と知のデジタル・シフト」など、東京大学情報学 環所属の研究者を中心に、メディア・アート、オントロジー工学、画像アーカイヴなどの最前線への取材を含む、今この問題を理解するための知的文脈を網羅した 一冊。

2.情報と技術の理論

【1】
反情報論(双書 時代のカルテ)

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赤木昭夫
2006/11 (岩波書店)



標準価格:税込\1,155  ISBN:9784000280815



「情報」という概念は便利に使われすぎて、実体が見えにくくなっている。まずは徹底的に疑おう。明日の「知」の ために。

【2】
M.ポスター著 / インフォメーション・プリーズ:デジタル機械時代の文化と政治学
Information Please : Culture and Politics in the Age of Digital Machines

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Poster, Mark
2006/09 (Duke U. P.)



カード決済価格:税込\3,518 / 標準価格:税込\4,409  ISBN:9780822338390



メディア学者マーク・ポスターが自らのデジタル文化論4.0と位置づける新たな挑戦。

【3】
"メディア"の哲学―ルーマン社会システム論の射程と限界

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大黒岳彦
2006/09 (NTT出版)



標準価格:税込\5,040  ISBN:9784757101999



メディア論の何が問題なのか?NHKでディレクターとして現場経験を積んだ気鋭の研究者が、マクルーハン、オ ング、ベンヤミン、キットラー、デリダをルーマンに接続し、メディア論の理路を徹底的に解明する。

【4】
象徴の貧困<1>ハイパーインダストリアル時代

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スティグレール,ベルナール(著) メランベルジェ,ガブリエル メランベルジェ眞紀(訳)
2006/04 (新評論)



標準価格:税込\2,730  ISBN:9784794806918



未来を生み出す時間が脅かされている。今、「文明国」に果てしなく蔓延する「象徴の貧困」の問題を、デリダの 高弟が初めて本格的に考究する。

【5】
ヴァーチャルとは何か?―デジタル時代におけるリアリティ

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レヴィ,ピエール(著) 米山優(監訳)
2006/03 (昭和堂)



標準価格:税込\3,045  ISBN:9784812206072



現代の高度情報化社会の急速な発展をよりよい方向へと導くためには、哲学的な視点はどのように寄与するのか。この課題に真っ正面から取り組んだ「ヴァーチャル哲学」の全体像を紹介する。

(関連洋書)
ピエール・レヴィ著 / サイバー文化論(ヨーロッパ評議会報告)
CYBERCULTURE : RAPPORT AU CONSEIL DE L'EUROPE DANS LE CADRE DU PROJET NOUVELLES TECHNOLOGIES.

LEVY PIERRE  1997/11 (JACOB ODILE)
カード決済価格:税込\4,150 / 標準価格:税込\5,175  ISBN:9782738105127
「集合知」の提唱者として知られる哲学者レヴィが、ヨーロッパ評議会の諮問に応じて提出した、サイバー空間の 知の可能性の壮大なるヴィジョン。

【6】
情報批判論:情報社会における批判理論は可能か

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ラッシュ,スコット(著) 相田敏彦(訳)
2006/01 (NTT出版)



標準価格:税込\4,725  ISBN:9784757101241



メディア・コミュニケーション論の礎を問う。情報に対する批判は情報自体の内部からなされなければならない。 社会学、政治学、カルチュラル・スタディーズ、言語学、記号論等を自在に横断する新しい理論の登場。

【7】
スモールワールド:ネットワークの構造とダイナミクス

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ワッツ,ダンカン(著) 栗原聡 佐藤進也 福田健介(訳)
2006/01 (東京電機大学出版局)



標準価格:税込\3,570  ISBN:9784501540708



コンピュータウイルスやAIDSから流行や社会動向の普及モデルまで、さまざまな問題にアプローチするスモー ルワールド現象を論じた、社会的ネットワーク理論の研究者ダンカン・ワッツのオリジナルであり原点。

【8】
情報セキュリティ:理念と歴史

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名和小太郎
2005/10 (みすず書房)



標準価格:税込\3,780  ISBN:9784622071693



米国と日本の事例を中心に、技術・社会・制度・思想の各領域を越境し、セキュリティの核心に迫る。コンピュー タ利用の同時代史としても出色。読み物としてよし、教科書としてよし。類書なし。
(読売新聞書評も読めます)

【9】
オントロジー工学(知の科学)

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溝口理一郎(著) 人工知能学会(編)
2005/01 (オーム社)



標準価格:税込\3,990  ISBN:9784274200175



デジタル・アーカイブ構築の観点からも今注目されるオントロジー工学とは何か、発展する過程、自分で構築する ための考察方法、応用成功事例について解説。

【10】
閉じつつ開かれる世界―メディア研究の方法序説

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水島久光
2004/06 (勁草書房)



標準価格:税込\3,150  ISBN:9784326601752



「メディア」は私たちの生きる世界とどのような関係にあるのだろうか?個別科学の研究をのりこえ、「総合の 知」をめざす哲学からの発言!
ハイデガー、ラカン、パース、フルッサーの存在論、自己生成/他者理解、コミュニケーションの哲学に拠りつ つ、閉じつつ開かれる場としてのメディアの理論を構築し、ジジェク、ドレイファスらによる今日の分析にも理論の適用を試みる。

【11】
基礎情報学―生命から社会へ

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西垣通(著)
2004/02 (NTT出版)



標準価格:税込\2,625  ISBN:9784757101203



本書は情報学についての入門書でも概説書でもない。既存の情報科学や情報工学、メディア論、コミュニケー ション論などとは異なる観点から、情報/メディア/コミュニケーションというものをラディカルにとらえ直すこと が、本書のねらいである。

【12】
電子メディア文化の深層(シリーズ・社会情報学の接近<2>)

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伊藤守 小林宏一 正村俊之(編)
2003/09 (早稲田大学出版部)



標準価格:税込\3,360  ISBN:9784657038203



メディア・システムの変化のなかから「電子メディア文化」と呼ばれる新しい文化が誕生しつつあるが、そのよう な文化の深層でいかなる事態が起こっているのかを探る。「電子ブックと活字文化の「未来」」など。

3.キットラーとドイツ・メディア論

【1】
グラモフォン・フィルム・タイプライター <上> <下> (筑摩学芸文庫)

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キットラー,フリードリヒ(著) 石光泰夫 石光輝子(訳)
2006/12 (筑摩書房)



<上>
標準価格:税込\1,365  ISBN:9784480090348
<下>
標準価格:税込\1,365  ISBN:9784480090355



蓄音機=聴覚技術メディア、映画=視覚技術メディア、タイプライター=書字技術メディア。この3つの近代テクノ ロジーが華々しく登場し、展開をとげるとともに、人間には何が起こったのか。フーコーの考古学的手法、ラカン の構造主義精神分析などを織りまぜたディスクール分析によって、システムがたどった歴史を壮大に描きだす衝 撃のメディア論が文庫化!

(関連洋書)
フリードリヒ・キットラー著 / 書き込みのシステム1800/1900(全面改訂第4版)
Aufschreibesysteme 1800/1900.

Kittler, Friedrich A.  2003 (FINK)
カード決済価格:税込\7,362 / 標準価格:税込\9,182  ISBN:9783770528813
邦訳未刊。独メディア論の泰斗キットラーの代表作。(初版1985年)
『グラモフォン・フィルム・タイプライター』の前史を成すメディア・システムの移行を、文学作品や綴り方教科書、行 政文書などの膨大なテクストから読み解き、「フーコーとともにフーコーを超えた」とされる名著。

【2】
キットラー対話―ルフトブリュッケ広場

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キットラー,フリードリヒ バンツ,シュテファン(著) 前田良三 原克(訳)
1999/11 (三元社)



標準価格:税込\2,100  ISBN:9784883030620



数学によって可能となったテクノロジーと、それを前提に出現した文化表現を、ルネサンスから現代のメディア・ア ートまでたどる。キットラーに私淑するスイスのメディア・アーティストを相手に新たな文化史の構想が展開され る。訳者の解説によって、邦語で読めるキットラー入門ともなっている。

(関連洋書)
フリードリヒ・キットラー入門   Friedrich Kittler zur Einfuehrung.
Winthrop-Young, Geoffrey  2005 (JUNIUS VERLAG)
カード決済価格:税込\2,306 / 標準価格:税込\3,459  ISBN:9783885066071
定評のある独ユニウス社の思想家入門シリーズの一冊。ドイツでキットラーに学び、『グラモフォン・フィルム・タイ プライター』の英訳者となった著者は、文学研究からメディア・システム論に至るキットラーの軌跡、その難解なド イツ語の読み解き方、ギリシア、数学と音楽など最新の関心の在り処までを示す。

【3】
世界コミュニケーション

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ボルツ,ノルベルト(著) 村上淳一(訳)
2002/12 (東京大学出版会)



標準価格:税込\3,990  ISBN:9784130100908



キットラーに次ぐドイツ・メディア論の旗手と見なされ、新時代の「メディア美学」を唱えるボルツが、汎コミュニケー ション化した世界における「意味のデザイン」の重要性を指摘し、新時代の教養を指し示す。
(読売新聞書評も読めます)

【4】
複製技術時代の芸術(晶文社クラシックス)

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ベンヤミン,ヴァルター(著) 佐々木基一(編・解説)
1999/11 (晶文社)



標準価格:税込\1,995  ISBN:9784794912664



20世紀は映像の世紀である。映画や写真などの複製芸術はどんな可能性をはらんでいるのか。巨大な思想家 ベンヤミンの刺激あふれる先駆的映像芸術論。
※『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』長谷川一氏の書評はこちら

(関連洋書)
ベンヤミンの現在:デジタル複製時代の芸術作品
Mapping Benjamin : The Work of Art in the Digital Age.

Gumbrecht, Hans Ulrich (EDT) / Marrinan, Michael (EDT)  2003/07 (Stanford Univ Pr)
カード決済価格:税込\3,228 / 標準価格:税込\5,370  ISBN:9780804744362
複製によるアウラの喪失を論じたベンヤミン上著の議論は、オリジナルと区別がつかないイメージが氾濫するデ ジタル時代に通用するのか?ドイツとアメリカで活躍する知識人グンブレヒトを中心に、人文科学諸領域の研究 者があらためてベンヤミンを論じる。

【5】
写真の哲学のために:テクノロジーとヴィジュアルカルチャー

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フルッサー,ヴィレム(著) 深川雅文(訳)
1999/02 (勁草書房)



標準価格:税込\2,625  ISBN:9784326153404



脱産業社会・情報社会における「装置」と「人間」が作り出す新しい「自由」とは何か?ベンヤミン、マクルーハン を超えるメディア=文明論の地平。

4.ネット・ケイタイ社会の掟―ヴァーチャルな日常とリアルな権力

【1】
巨大人脈SNSのチカラ(朝日新書)

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原田和英
2007/02 (朝日新聞社)



標準価格:税込\756  ISBN:9784022731319



SNSとは、何者なのか。SNSが、どうビジネスチャンスに、化けるか。インターネット上で、現在、世界中の7000 万人が利用するSNSのすべてを、この一冊で網羅。

【2】
オープンソースの成功:政治学者が分析するコミュニティの可能性

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ウェバー,スティーブン(著) 山形浩生 守岡桜(訳)
2007/02 (毎日コミュニケーションズ)



標準価格:税込\2,940  ISBN:9784839916589



現代のオープンソースコミュニティは、洗練された方法で組織化を行っている。これを明らかにできれば、他分野 でも活用可能になるはずだ。組織化と改革のための実践的で持続可能な方法。

【3】
グーグル八分とは何か

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吉本敏洋
2007/01 (九天社)



標準価格:税込\900  ISBN:9784861671463



グーグル八分とは、インターネットの検索エンジンGoogleで本来なら上位に表示されるはずのウェブサイトが、 検閲などにより検索の対象から外れるよう操作され、検索の結果に表示されない状態をいう。村八分になぞらえ て呼ぶ言葉である。その実態に迫る。

【4】
ウェブが創る新しい郷土:地域情報化のすすめ(講談社現代新書)

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丸田一
2007/01 (講談社)



標準価格:税込\735  ISBN:9784061498730



ネットとメディアで地域の力を取り戻せ。ウェブは危機に瀕しているリアルなコミュニティの強化に有用であること を示し、そのWeb2.0的展開までを視野に入れる。

【5】
イノベーション 悪意なき嘘(双書 時代のカルテ)

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名和小太郎
2007/01 (岩波書店)



標準価格:税込\1,155  ISBN:9784000280877



IT社会にありがちな事態―技術者レベルの部分最適性が全体の構造を決定づけてしまう危険に警鐘を鳴らす。

【6】
ケータイのある風景:テクノロジーの日常化を考える

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松田美佐 岡部大介 伊藤瑞子(編)
2006/10 (北大路書房)



標準価格:税込\2,940  ISBN:9784762825323



気鋭の社会学者らによる、英文で初の日本のケータイ研究となった下記の著を新たに修正、編集し直した日本 語版。

(英語版)
Personal, Portable, Pedestrian : Mobile Phones in Japanese Life.
Ito, Mizuko / Okabe, Daisuke / Matsuda, Misa (EDT)  2006/09 (MIT Press)
カード決済価格:税込\2,304 / 標準価格:税込\3,833  ISBN:9780262590259
【7】
インターネットの法と習慣:かなり奇妙な法学入門 (ソフトバンク新書)

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白田秀彰
2006/07 (ソフトバンククリエイティブ)



標準価格:税込\735  ISBN:9784797334678



日々、変化するインターネット社会において、その枠組みとなる法をどのように捉えればいいのか?情報法のエ キスパートが、軽妙かつ明快に法とネットについて徹底解説。歴史的な背景も踏まえた、スリリングな論考から 現在の諸問題が次々に浮き彫りに。宮崎哲弥氏激賞。

【8】
クリエイティブ・コモンズ:デジタル時代の知的財産権

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クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(編) レッシグ,ローレンス 林紘一郎 椙山敬士 若槻絵美 上村圭介 土屋大洋(著)
2005/03 (NTT出版)



標準価格:税込\2,520  ISBN:9784757101524



情報やコンテンツがインターネットの普及によって爆発的な広がりを持つことが可能となった現在、「コピー=悪」 のままでよいのか?デジタル時代のあらたな情報共有の形を、「コモンズ」概念の提唱者レッシグとともに世に 問う。

5.アートとヴィジュアル・スタディーズからの挑戦

【1】
ヴィジュアル・アナロジー:つなぐ技術としての人間意識

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スタフォード,バーバラ・マリア(著) 高山宏(訳)
2006/07 (産業図書)



標準価格:税込\3,360  ISBN:9784782801536



近年のヴィジュアル人文学の潮流を代表するスタフォードの最新訳書。第4章でスタフォードは、架橋/類推をそ のアートフルな中核に置く人文ベースの認知科学をひとつ提案してみせる。

(関連洋書)
バーバラ・M・スタフォード最新著 / エコー・オブジェクト:人間認知のイメージ科学へ
Echo Objects : The Cognitive Works of Images.

Stafford, Barbara  2007/06 (Univ of Chicago Pr)
カード決済価格:税込\5,765 / 標準価格:税込\8,647  ISBN:9780226770512
近年の目覚しい脳科学の進展に、人文科学研究者も目を開かない手はない!逆に脳科学に足りない発想を人 文知の視点から与えることもできるはずだ。文理相互の豊かな協同関係を開く、スタフォードのイメージ科学の新展開。

【2】
視覚とヴァーチャルな世界:コロンブスからポストヒューマンへ

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北沢裕
2005/09 (世界思想社)



標準価格:税込\2,940  ISBN:9784790711414



絵画からサイバースペースまで視覚社会発展の歴史的経緯を追い、「見る」ことの意味の変遷を探る。反デカル ト的人間の誕生を扱ったヴィジュアル・スタディーズの緒たる一冊。

【3】
メディアと芸術:デジタル化社会はアートをどう捉えるか

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三井秀樹(著)
2002/07 (集英社)



標準価格:税込\756  ISBN:9784087201529



今日のデジタル技術の発達は芸術表現に革新的な変化をもたらした。こうした現象は人間の感性にどのような 影響を与えていくのか、私たちは今日のデジタル化社会にアートをどう捉えていくのか。メディア・アートの研究者 がさまざまな視座から論じる。

(関連洋書)
メディア・アート:マシュー・バーニーからビル・ヴィオラまで(ゲッツ・コレクション・独英二カ国語版)
Fast Forward : Media Art. Sammlung Goetz.

Hrsg. v. Ingvild Goetz u. Stephan Urbaschek   2006 (HATJE CANTZ VERLAG)
カード決済価格:税込\12,940 / 標準価格:税込\19,410  ISBN:9783775718653
現在最高のメディア・アート・コレクションを開く豪華展示図録。

6.未来は開けるのか?

【1】
Web3.0への会議

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サティー・ポッター アイボーイ
2007/03 (ゴマブックス)



標準価格:税込\1,575  ISBN:9784777105694



Web2.0の世界で活躍する人々が語る近未来予想図。

【2】
ウェブ3.0型社会:リアルとネット、歩み寄る時代

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神田敏晶
2007/02 (大和書房)



標準価格:税込\1,470  ISBN:9784479791928



ウェブのさらなる進化、新たなフェイズの模索はすでにはじまっている!「見る」ウェブ、「使う」ウェブの次に来る 世界を体感せよ!

【3】
ポスト・ヒューマン誕生:コンピュータが人類の知性を超えるとき

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カーツワイル,レイ(著) 井上健(監訳) 小野木明恵 野中香方子 福田実(共訳)
2007/01 (日本放送出版協会)



標準価格:税込\3,150  ISBN:9784140811672



進化は加速している―。「生物の限界を超え2045年、人類はついに特異点に到達する」NHK BS特集『未来へ の提言』で紹介された、世界最高峰の発明家による大胆な未来予測。

【4】
ユビキタスでつくる情報社会基盤

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坂村健(編)
2006/09 (東京大学出版会)



標準価格:税込\2,940  ISBN:9784130608008



いまや世界的な広がりをみせるユビキタスネットワーキング。その提唱者の一人である編者が、理論・技術,実 際への応用、セキュリティ・プライバシーの関わる法整備の問題から、その哲学・思想までも扱ったユビキタスに 興味をもつ人必携の一冊。

【5】
サイボーグ・エシックス

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高橋透
2006/06 (水声社)



標準価格:税込\2,100  ISBN:9784891765781



新たな生命体を夢見て、人間/動物/機械の境界を攪乱せよ!われわれはみなサイボーグだ!ハイブリッド的 共存のうちに、種の壁を越え、サイボーグの世界へと向かう新しい世紀の新しい倫理。

【6】
サイボーグ化する私とネットワーク化する世界

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ミッチェル,ウィリアム・J.(著) 渡辺俊(訳)
2006/01 (NTT出版)



標準価格:税込\3,780  ISBN:9784757101470



ネットワークが伝統的な境界をはるかに超えて人々を結びつける電子的接続の広がりは、都市や社会、そして そこに住む我々のあり方を大きく変えようとしている。変貌するユビキタス時代の情報社会論。

【7】
ネット社会の未来像―神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド3

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宮台真司 神保哲生 東浩紀 水越伸 西垣通 池田信夫(著)
2006/01 (春秋社)



標準価格:税込\1,680  ISBN:9784393332443



サイバー世界には何でもある。だけど、人の心だけはない―サイバー・ネットワーク社会で、知らぬまに人の心を 操るアーキテクチュラルな権力を読み解く、宮台真司と各専門家をゲストに迎えた、ネット配信本音のトークの記 録。

【8】
「未来の学び」をデザインする―空間・活動・共同体

BookWeb Pro  
 
美馬のゆり 山内祐平
2005/04 (東京大学出版会)



標準価格:税込\2,520  ISBN:9784130530781



新しい学びのスタイルとは?大学、ミュージアム、企業などで教育が変わりはじめている。キーワードは、空間、 活動、共同体。その要諦とは何か?学校、NPO、企業など人材育成への重要な示唆に富む書。

【9】
記憶のゆくたて:デジタル・アーカイヴの文化経済

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武邑光裕
2003/02 (東京大学出版会)



標準価格:税込\3,990  ISBN:9784130634526



遊動するデジタルの記録。「記憶」の未来が、いま拓かれる。

【10】
ビーイング・デジタル―ビットの時代

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ネグロポンテ,ニコラス(著) 西和彦(監訳・解説) 福岡洋一(訳)
2001/12 (アスキー)



標準価格:税込\1,890  ISBN:9784756139658



社会構造を根本から変えてしまう第四の革命=デジタル革命の下、既存のメディアはどう対応すべきか?人々 のライフスタイルはどう変化するのか?デジタルメディアテクノロジーの権威、ニコラス・ネグロポンテが、大胆な 予測をおりまぜながら語る明日のデジタルライフ。

【11】
アラン・ケイ

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ケイ,アラン・C.(著) 鶴岡雄二(訳)
1992/03 (アスキー)



標準価格:税込\2,447  ISBN:9784756101075



パーソナルコンピュータの発想を与え、その発展の諸段階に不可欠な貢献を成したアラン・ケイの全貌を知る のに最適の一冊。本書は、彼からのメッセージと論文、それにまつわる資料、浜野保樹による評伝を集録し た、世界でも貴重な文献である。
『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』岡嶋裕史氏の書評はこちら

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